第7話 ボクがボクに……

「え、ボク宛てに……? 誰から」

 こんな大きなモノを一体、誰が送ってきたのか。


「送り主は、美剣ショー様となっております」


「え…😓💦💦」何だそれは……

 ボクがボクに…… 意味がわからない。

 ボクは、こんな荷物を送った覚えがないからだ。


 母親は眉をひそめた。

「ねぇ、何なの…❓ これ……」とボクに問いかけた。


「し、知らないよ……」

 実際、知らないモノは、そう応えるしかない。

「サインを……」

 業者はボクにボールペンを差し出した。


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