第6話 時系列

 取り敢えず落ち着つこう……

 順序だてて話すと、こうなる。


 30分前、一階で母親がボクを呼んだ。


『ショー、来なさい。ショー……❗❗❗』


「え…、何だよ……😓💦💦」

 ボクは不貞腐れた顔で、一階へ降りていった。


 母が玄関の方から呼んでいた。

「これ、何なの。ねェ~……」


「え、何がだよ…😓💦💦」

 ボクが玄関へ行くと、人間大の大きなパッケージが置かれ、その脇に宅配業者が立っていた。


 顔は、帽子のひさしと大きなマスクで全くわからない。


「こちら、美剣 ショー様 てになっております……」

 宅配業者は事務的な口調で、パッケージを示した。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る