老女が淡々と語る人生。強い愛情もなければ、同情もない。けれども、漂うのは深い共感……。何を書いているのか、分らなくなりましたが、とにかく、じんわりとした余韻があります。読者の世代によって、感じ方も変わるのではないでしょうか。個人的には、こんなスカしたお婆さん、好きです。