応援コメント

第42話 【紙の本】監督(文春文庫)」への応援コメント

  • 『監督』中学か高校の時に読みました。他のチームが実名なのに、広岡が監督になるチームだけが、エンゼルスという架空のチーム。選手も架空でした。でも、一塁守備が緩慢な外国人をトレードに出す話は、ああマニエルのことねえ、なんて想像したりして。広岡には無縁に思える、オーナーの美人秘書との掛け合いとか、自宅で、一人くつろいでいたところに女子高生の娘が現れて、広岡が「下着ぐらいつけなさい」なんて人間らしい一面を見せて、僕は「この広岡監督は現実の広岡監督とは違うな」と思いました。でもプロ野球小説の大傑作ですよね。復刊しないのはおかしいです。堀内恒夫の野球人生を描いた『ただ栄光のために』というのが昔、芸能人の一言で復刊したことがあります。社会に影響力のある、インフルエンサーっていう人? が紹介すればなあ。

    作者からの返信

    この頃の海老沢泰久ってキレッキレでしたよね
    『監督』『ただ栄光のために』『F1走る魂』『美味礼賛』

    『根本陸夫伝』にあわせてこの本も復刊してほしかったです>文藝春秋

    広岡監督、「がんばれタブチくん」の嫌われ役だったり、玄米食のインフルエンサーだったり、あまりいい印象がないというか悪印象を振りまかれてますけど、もっと評価されていいと思うんですよねぇ