応援コメント

第30話 【紙の本】図書館の魔女」への応援コメント

  • よもやマツリカ様のおでこをずっと見ていましたなどと応えるわけにもいくまい、キリヒトは身を固くして、マツリカがやがて目を伏せ、用事を言いつけるまでの一瞬の間に顔を赤くしている。だいたいそんな感じだ。

     (『図書館の魔女』第1巻 高田大介/著 講談社文庫 272ページ)

     ……いいなあ。

    2巻を買いにいったら、先日自分が買った1巻は、速やかに棚に補充されていて、

    「いい本屋さんだなあ」

    と思った次第。

    作者からの返信

    きちんと単品管理できていていい本屋さんですね!
    平積みしてればもっといいのに……ボソ

    マツリカ様の口の悪さは、『神様のメモ帳』のニート探偵と通じるものがありますね
    っていうか、私はそう読みました、っていうか、頭の中ではもうあれのアニメ版の声優さんの声でマツリカ様の声が再生されています^^;

    なんていうかこう、由緒正しい素晴らしいツンデレですよね(*´ω`*)

  • 図書館の魔女、面白そう。
    言語学の知識を駆使してセリフとかを書かれてる感じの本なのかな? 魔女っ子っていうワードが私のツボでして、読んでみたい。

    無知を晒すみたいで恥ずかしい質問ですけど、言語学って主にどういったことを学ばれたんですか? 言語の分布とか文法とか? 余りなじみのない学問なので、ラノベチックに易しく書いてあるならぜひ読んでみたいなぁ。

    作者からの返信

    歴史的な言葉の変遷、でもって方言なんかの地方への拡散速度
    (新潮文庫の『全国アホ・バカ分布考』って本がとても参考になります)

    あと言語学の周辺知識としての文化人類学的なものとか心理学的なものとか
    具体的には「語られなかったこと」「選択されなかった選択肢」
    そんなところからの推理みたいな

    作者の専攻はヨーロッパ系言語の比較文法らしいです(著者略歴によると)
    私は往年のチョムスキーの生成文法の派生みたいなの

    『ビブリア古書堂の事件手帖』で古書の知識が語られるような感じで、言語学のトリビア(っていうかわりと基本的な知識ですが)がマツリカの口から語られるわけです、「謎解き」の一環として
    私には半分既知のことだったからスルスル読めたけれど、全然言語学と縁のない人にはどうなんでしょう? 新鮮なのか無駄に小難しいのか?

    ちなみに全然「魔女っ子」じゃないですよ^^;
    魔法を使ったかのように人を操るけれど、それは理路整然とした思考と実践の結果であって魔法ではない

    それでよければ超オススメです!!