作者はあんみつさん

私はあんみつさんのファンを自認しているのだけれど、それでも独特の世界観や用語など個性（アク）が強いので、どの作品でも万人向けにお薦めできるか？　と問われれば微妙なものもある、と答えざるをえなくて

でも、ついさっき完結したこの作品はけっこう万人向け！！

ファンタジー小説の舞台や設定って、もうある程度類型化されちゃってると思うので敢えて引き合いに出しますが、『シュガーアップル・フェアリーテイル』と少しだけ似ている

https://www.kadokawa.co.jp/sugarapple/

砂糖菓子と切絵

銀砂糖師と切絵師

妖精とエルフ

妖精の羽とエルフにつけられた首輪

似ている分だけ、世界観がわかりやすい

でもって、あんみつさんの作品には時々特殊な嗜好を持つ人（人ならざるモノもいたりするけどっていうか、その方が多い感じだけど）が出てくるのだけれど、今回はそんなテイストはほぼなくて、その点でも万人向け

レビューのキャッチコピーに書いた通り「少女とエルフの旅の話」

旅に出なければいけない少女と、護衛として同行するエルフがだんだんと心を通わせていく、そんなお話

およそ５万字

その長くも短くもない旅、しみじみといい感じなのです

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