124話『悪魔に魂を売ってでも』セリカ編

久しぶりにセリくんに会ったら、自分じゃないような気がした…

私の憎しみも苦しみも悲しみも、悪いもの全て持っていってしまったから

繋がってなくて、ずっと変な感じがする

自分の忘れた記憶のような感じで、ちゃんと私には嫌な記憶が残っているのに

思い出せないみたいな、よくわからない不思議な感覚

私は…自分の辛さを自分にだけ押し付けたくないのに……

セリくんは私だから、そうするんだな…私なのだから同じ考えなのは当然か

だから!私がセリくんの憎しみも苦しみも悲しみも、ちょっとずつでも解決する!!

私は自分を助けるの!!

セリくんが私を守ってくれてるなら、私もセリくんを守るわ

自分で自分を救ってみせる!うん!!頑張る!

「なんだかセリカ様はやる気がみなぎっていますね」

「もちろんよ!」

私がここで立ち止まったら…きっと、運命のままになる

私はこの年で死ぬと決まっているなら、それはきっと今だわ

どんな運命で私が死ぬのかはわからないけど、このままいけばタキヤの思惑通りに自分で自分を殺すコトになってしまう

私は…諦めたくない

今までとは違うってコトに、運命が変わるコトを…信じているから

もう今までの、繰り返しは…嫌…

だから…私はこの拳をまだ解くワケにいかない

「あっでも、フェイは本当に帰っていいのよ?

だってフェイの目的は和彦だし、和彦とセリくんがまた一緒になれた今フェイが私と一緒にいる理由はもうないハズだもの

フェイだって、和彦とセリくんの傍にいたいでしょ」

「いいえ、あんなセリ様の傍にはいたくありません」

ふんっとフェイは不機嫌さを表す

そういえば…フェイの言葉に私はさっきのコトを思い出して少し吹き出してしまう

「あんなにセリくんのコト突き放すとは思わなかったわ」

いや、本当に助かってよかったのはよかったんだけど

「私にもこだわりがあるんです、あんなセリ様は好きじゃありません」

フェイは少しむくれている

何があったかと言うと、セリくんに会った時に私はフェイに協力してもらったコトを話した

フェイはセリくんに和彦と寄りを戻してまた寝取ると言ってたみたいで、セリくんは嫌だけど感謝の気持ちを持った

ここから回想

「うっ…セリカの手助けをしてくれて…和彦とのコトを解決できたのはフェイがいたから…で、それはありがとう……

寝取られるのは…嫌だけど、それはもう仕方ないって言うか……

でも、それでお礼になるなら…1回は我慢する」

セリくんは和彦の様子を伺いながら、さすがに今回は目を瞑るとなった

私はただただハラハラするしかなかった

自分の身が心配なのもありながら、フェイには感謝をしているから

でも、私がセリくんの立場だったら同じようにできただろうか?

私は時々、自分なのに自分じゃないズレを感じる

それは男女の違いを含め、それぞれの愛情から来るものだと理解しているわ

私が女じゃなく男だったら、セリくんと同じコトをしていると想像できる

自分が男だったら女だったらと逆を想像するコトはあるでしょう

セリくんが覚悟を決めてフェイに近付き服を掴むと、フェイはセリくんを突き飛ばした

「はっ!?」

「なんですかそれ、やめてください」

「えっ…いや、はっ?うん、やめてほしいなら俺も願ったり叶ったりだけど」

まさかのフェイの態度に驚いたけど、すぐに納得した

「私は、そんなすり寄って来るセリ様が好きなんじゃないんですよ!

貴方が私を死ぬほど嫌っていてゴミを見るような目と素っ気ない態度

そんな貴方を無理矢理犯すのが良いんでしょうが!!」

あっやっぱ、フェイはフェイだった…

前もそんなコト言ってたな

セリくんは一瞬でフェイにゴミを見るようは目を向けた

「そう!それです!!

悔しくて泣く姿が良い、痛がる反応が凄く興奮する、無駄な抵抗を力付くで抑えつけたい

今の貴方じゃ私を満足させられませんよ、私を全力で拒否ってください」

フェイは周りの目も気にせず自分の性癖を暴露している

仲間やめようかな

「何コイツ…関わりたくない」

「次に会う時までに私の事を死ぬほど嫌っててくださいね!」

「二度と会いたくねぇよ!!?消えろ!!」

回想終わり

そんなこんな感じだったわ

フェイって他人からセリくんのコトを言われたら小学生みたいな反応するのに

いや、好きな子に嫌がらせするのも素直じゃないのもフェイらしいと言ったらそうなのかも

性癖は小学生らしくないけど

「セリカ様の手助けは続けたいと思いますよ、好きな人ですから」

あら素直、本人の前では言えないけどってやつかしら、ふふふ

「しかしですね、そうするとセリ様は私に恩を感じて…私の事を好きに…なったり…したら…」

おぉ、フェイの顔がにやけてる

「それはそれで悪くないですが、やはり私は無理矢理寝取るじゃないと満たされませんから

受け入れられるのは冷めますね…」

めんどくさい奴だな…

「この旅の間に一瞬で嫌われる方法を考えます」

ノーコメントを貫こう

セリくんの周りには頭のおかしい人しか集まらないのかなぁ…

「とにかく、私はセリカ様の手助けを続けますから遠慮なさらずに」

「あ、ありがとう…」

次の目的はあるけど、一度ユリセリの館に帰ろう

久しぶりにみんなの顔が見たいわ


「おかえり、セリカ」

「おかえりなさいませ、セリカ様」

「ただいま~みんな!」

私が帰るとユリセリ、セレン、メイド天使が出迎えてくれた

みんなの元気な顔を見ると、ホッとする

って…あれ?

「楊蝉?珍しいね、こんなところにいるなんて」

「おかえりなさい、セリカ様」

うふふと楊蝉は扇子を閉じて笑う

なんだろう、楊蝉はいつもの楊蝉なのに…

楊蝉はセリくんのいる魔王城からあまり離れるコトはなくて、ここに来るのは初めてのようなもの

「暫くここでお世話になるつもりですわ、セリカ様の傍におりたいですの」

「それは嬉しいけど…」

セリくんの傍でもどっちでも変わらないのに

楊蝉はそっと私を抱きしめる

「心配はいりません大丈夫ですわ、私は天狐ですもの

でも…貴方の足手まといにはなりたくないから」

この温かさとその言葉に、私は…あぁ何かあったんだなと察する

繋がっていない自分からは何も伝わらないから、逆も

私はわからない、セリくんもわからない

それでも楊蝉は大丈夫だと伝えてくれたんだ

「楊蝉…ずっと、ずっと私の傍にいてね」

「もちろんですわ!!」

私の言葉に楊蝉は喜ぶと一層強く抱きしめてくれた

誰も失いたくないから、失ったなら取り戻せばいい

私は立ち止まるワケにはいかないの

「ところで、光の聖霊の姿が見えないわね?」

光の聖霊は私のコトが嫌いだから出迎えなんてしないのはわかってるけど気配を感じない

「そう言われてみれば最近姿を見かけないぞ」

今気付きましたと言うユリセリは元々他人に興味がないから自分の家から気配が消えようが気にしないでスルーしちゃったんだろうな…

「腐ってて気付きませんでした」

いやわかったよセレン

「申し訳ございません、セリカ様

ユリセリ様とセレン様のお世話に忙しく…など言い訳でございますね

私がしっかりと光の聖霊様を気にかけていれば」

いやいやいや、この2人のお世話ってめっちゃ大変だから3人目を世話するなんて過労で倒れてしまうよ!!?謝らないで!!

ユリセリもセレンも自分の身の回りのコトが一切出来ないんだもん

ユリセリは式神がお世話してたけれど、セレン達を匿ってもらうのに力を使ってもらっているから式神は使えないのよね…

「いいえ、私のせいだわ」

私がみんなに無理をさせてしまっているから、本来ならとっととセレンの国も奪い返して……ん?

あれ、セレンの国って魔族に制圧されたんだったわね

弱体化している魔族や魔物じゃ、そのうち他に奪われてしまうのも時間の問題

それじゃ取り返すのは私の力じゃなかなか難しくなってしまう

そもそもほとんどの天使や人間達が死亡か行方不明の中で、あの大きな国を取り返したところですぐに他から奪われるのは目に見えている

じゃあ…どうしたらいいんだ???困ったわ

「うふふふふふふ、男と男同士の熱い夜が…なんたらかんたら」

ちらりとセレンに視線を向けると、この腐った女を一国の主にするのは悪いコトのような気がしてきたし

………ううん…きっと、セレンは国を奪われたくさんの仲間を失って現実逃避をしなきゃならないほど辛い思いをしているんだわ

「セレン大丈夫よ、いつかきっと貴女の国と仲間を取り戻して」

「セリカ様、私はもうよろしいのです

一国の主である事より、毎日腐った妄想に耽られる今の方が充実してますもの!!」

コイツ、女神失格だ

そのうち堕天するんじゃないか、大丈夫か

真剣に考えて本気で心配した私がバカだった

とりあえずはセレンのコトは置いておくか

「じゃあ行くわよ、フェイ」

私はフェイを連れて外へのドアを開く

「また出掛けるのか、セリカ」

「うん、まだたくさんやらなきゃいけないコトがあるからね」

「無理はするな、今はここがお前の帰る場所だ」

ユリセリってば、いつも可愛くて嬉しいコト言ってくれる

「それに…光の聖霊の事も気掛かりだ、あの女はお前の敵になり得る」

「うんわかってる」

光の聖霊はレイのコトが好きだから、ここにいないってコトはレイの傍にいる可能性は高い

今でも厄介なレイに光の聖霊の力が加わるとなったら、一筋縄ではいかないわ

だけど、何があっても私は負けたりしない折れたりしない

色んな覚悟や決意がいる、それを忘れずに私はまたここへ帰って来れるように

そう思いながら外へと繰り出した


「次は何処へ行かれるのですか」

「うーん…ありすぎて迷う」

とりあえずは足が向くままに私とフェイは歩く

どれも大事でこれが先にってのがないから迷うのよね

私の微妙な返事に、大丈夫かって顔をしながらもフェイはついてきてくれる

待てよ、大事だからを考えるから決められないってコトならこの先邪魔になるもんから片付ければ…

「セリカ様」

うーんうーんと悩んでいる私にフェイが声をかける

「思ったのですが、セリカ様は何故頑張れるのですか?

セリ様が貴女の負担を背負っているなら、貴女は空っぽなのでは?

たくさんの友人や仲間を失い、恋人も好きな人もいないのでしょう?」

うーん…うん?難しい質問ね

確かに、フェイの言う通りかな

たくさんのものを私は失っている

数少ない仲間のために生きてるって言うにはちょっと弱すぎるかもしれない

恋人を殺し、恋人に別れを告げられ(解決済)、大親友との関係が壊れて、たくさんの大切な人や仲間や友達を失って…追い詰められて…

それでも、私には残っているのよ

今の私だからわかるコト

セリくんが私の全てを背負ってくれてから、私の心は真っ暗な雲が綺麗に晴れたかのようになって

そこに1つだけ、大切なものが残っていた

それはセリくんのものじゃない、私だけの大切なもの

妄想かもしれない、夢かもしれない

そう考えるコトもあって不安になったりするけど

私は…信じてるの、信じるコトができたの

「ふふふそうね、どうしてか」

いつか、私はイングヴェィに会えるって…

思えるのよ

私の運命の恋人

イングヴェィのコト…私は大好きだったんだって…わかる

決めたの、いつかまた会えるまで私は生きるって

だから、私は大丈夫だし頑張れる

前を向ける

そう信じてないと……潰れてしまいそうだから…

「秘密だよ、でも大丈夫、私は頑張れるもん」

精一杯の笑顔をフェイに見せる

イングヴェィのコトは誰にも話さないって決めた

話して存在を否定されて…それから怖くなった

本当にそんな人はいないって…?

また否定されるのが怖かった

言葉にして、聞いたら…本当にイングヴェィはいないんじゃないかって……壊れて潰れてしまうから

だから…会えるまで、私の胸にだけ秘めておくの

「何処までも、お供しますよ」

フェイはそれ以上無理には聞かなかった

無理矢理が好きな変態だけど、フェイは意外と紳士的だった

ただ好きな人に対してだけ小学生みたいになって異常な性癖を持ってるけど、それ以外だと結構紳士なのよね

顔もイケメンなのにもったいない…

「ありがとう、フェイが仲間で一緒にいてくれるから頑張れるのもあるんだよ」

1人で頑張れるほど私は強くないって情けないけどわかってる

だから、私は…俺は……アイツに傍にいてほしかったのに…

「………その顔で、そんな事言わないでください

調子が狂います」

フェイは頬を赤らめてぷいっとあっちを向いてしまう

「そうやって素直になればいいのに、そしたらセリくんもそんなにフェイのコト嫌いにならないよ(好きにもならないけど)」

「結構です!私は嫌われたいんですから!」

はいはい

アハハと笑っていると、次の瞬間笑顔が固まった

足元に氷の一矢が突き刺さり、私達の歩みが止まる

この氷の矢は…レイ

道の先には、レイと大悪魔シンが姿を見せる

「どうしてレイがシンと!?」

光の聖霊は一緒じゃないみたいだけど、意外な組み合わせに私は色んな感情に襲われる

「その反応はかなり効いているみたいだ、おっと勘違いするな

我が惑わした訳ではない、この男が自ら我と手を組んだのだ」

別に勘違いしてないし、一緒にいるからなんとなくそうなのかなって思ってたわ

変わってしまったレイなら手段は選ばない

大悪魔と手を組むコトだってありえないワケじゃないでしょ

なんか……

「おっと勘違いするな、我とは手を組んだがこの男とあの僧侶が手を組んだ訳ではない」

やかましい!どうでもいいわ!!!いちいち親切に詳しい事情教えてくれなくていいよ!?

「悪魔と手を組むってコトは契約?

レイはこのアホに魂を売ったってコト?それでいいの?」

「こんなにおぞましい魂は久しい、早く目的を果たして我にその醜い魂をよこせ」

ちょっと黙ってろ、オマエと話してない

「どうせ、何度生まれ変わっても手に入れられないなら

悪魔に魂を売ってでも一度でも手に入れられるなら、それで構わない」

なんか……なんか

「セリカ様、ここは私が」

フェイは私を庇うように前に出る

「ほら、いつもそうじゃないか

いつも…いつも…あんたの傍にはオレ以外の男がいる

悪い意味でも、オレじゃない誰かがいる」

レイ……どうして

私を見る目がいつもの優しさは欠片もない

もう、私を好きなのかどうかもわからないくらい憎んでいるようにも見える

「許せない、許せない…

和彦さんが生きていたのも、そこにいる男も、何もかも気に入らない

オレだけを見ないあんたが1番許せない…!!」

「お逃げくださ…あっセリカ様!?」

フェイを避けて私は真っ直ぐにレイへと近寄る

「セリ…」

そして、レイを目の前にした私は手を上げて力いっぱいその頬を叩いた

凄い良い音が鳴るくらい

「えっ……??」

「はっ…??」

フェイもシンも私の行動に面食らっている

当の本人であるレイが1番驚いて言葉も出ないまま目を見開いて私を見下ろす

「いつまでこじらせて甘えてんだ!!」

めっちゃムカつくやんコイツ!!?

めっちゃムカついたわ!!ふざけんな!

自分のコトばっか!思い通りにならなかったらコレ?何それ?アホ?

私をなんだと思ってるんだよ!?!?!?

「おいレイ!!」

私はレイの胸倉を掴んで引っ張る

「失望したわ!オマエの愛ってそんなもんかよ!?

言わなきゃわかんねぇの!?私が…俺が、悲しいのは辛いのは寂しいのは

レイがそんなだから…本当は、前みたいに傍にいてほしいんだよ……

スゲームカつくよ、酷いコトいっぱいされたししてきただろ

俺だけじゃなく周りを巻き込んで傷付けて殺して

だけど、それでもオマエのコト…大切な気持ちがあるからこんなに苦しいんだよバーカ!!」

そのまま突き飛ばすとレイは地面へと崩れ落ちる

力のない私が突き飛ばしたくらいでレイは倒れないけど、私の言葉が相当効いてるのか

それとも予想外の言動にビックリしているだけなのか…

私はレイのその隙に魔王の力を懐から素早く抜き取ってフェイの方に駆け寄った

「フェイ、これをキルラに渡して」

運が良かった、こうも簡単に魔王の力を奪い返せるとは思わなかったもの

これは…今の自分には絶対に必要なものだから

キルラに渡してもらえれば、魔王を、香月を復活させるコトが出来る

香月が復活してくれれば……

「行かせない」

レイの声と同時にフェイに引っ張られる

私のいた場所には氷の矢が刺さっていた

「オレが大切…?それじゃあ…香月さんは、和彦さんは…その男は誰なんだ

オレが大切なら、どうしてオレを拒絶するんだ?

おかしいじゃないか、言ってる事が

嫌ったくせに、嫌がったくせに……」

まるで本当に悪魔に取り憑かれたかのような恐怖を感じる

「それは2人とレイは違うから…」

「愛されたいだけなのに」

やべー、メンヘラ特有の名言きた

「オレだけを愛してくれないなら」

レイには、もう私の言葉が届かないような気がした…

やっぱり、それは悲しい悲しいよレイ

大切な大親友だったのに

「駄目です、ここは私が食い止めます

それはセリカ様が持ってキルラに渡してください」

ポンっとフェイに背中を押される

ここにフェイを置いて行くなんて危険よ

魔王の力は私の手にあるからそれは使えなくても、レイはめちゃくちゃ強い

フェイは強いけど正直フェイが勝てる相手じゃない

しかもアホだけど大悪魔シンもいるのに

「でも」

「そうしないと私が和彦様に叱られるでしょう?早く行ってください」

ここで立ち止まっても意味がない

フェイのコトは心配だけど、私は足手まといになるだけだし全滅して魔王の力をまたレイに渡しては今度はこう上手くはいかない

私だけ逃げるみたいで嫌だけど…それが最善…

「ごめんフェイ!でも約束して、絶対に死なないって」

「死にませんよ、セリ様をもう一度寝取るまでは」

どう返していいかわからないけど、何も言わず行こう

「あぁ…思い出した、あんたか

いたな、そういやセリにそんな馬鹿な事した奴」

「悔しいですか?寝取る度胸もないガキは私が羨ましいのでしょう」

「殺す」

煽らなくていいのに煽ってどうするの!?死ぬなよフェイ

心配で何度も振り返り足を止めたかったけど、今の自分が何をすべきかはわかっていたから

フェイの無事を祈るコトしか出来なかった

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