第2話 moon night, BLUE

いつも通り誰も無口で 目も合わせずに

乗り込んだ帰り道 最終電車


ドアにもたれ映る横顔

流れてゆく街の灯り


いつの間にか日々の暮らしの中で

何かを忘れてく

懐かしい駅の名を聞けば

キミだけ思い出すの


止まった駅の反対側 並んだ列の

先頭に立っていた キミに似たヒト


きっと違うキミのはずがない

だって…だって、会えないよ…


一度もこっちを見なくてもわかる

体が覚えてる

気づいて…やっぱり気づかないで

お願い 早く行って…


動き出す電車 遠ざかるキミの影

思い出も遠い日々

もうすぐ新しい季節が

この街そめてゆく

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きっと永遠に ヒデ。 @hide0594

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