良作発表と総括
前回と似た言葉になってしまうのですが、今回の参加作品もかなりレベルが高く、選ぶのにはかなり葛藤があったのですが、僭越ながら2作品、私的に良かった作品を選ばせて頂きました。
後ほど、発表させていただく2作品には☆3つ、他の作品には☆2つを付与しようと思っています。
◇
届かない懇願 (掌編集「カレット」内) / 水円 岳 さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883949890
お題に振り回されることなく、遊び心さえ感じ取れるこの作品を選ばせて頂きました。確かな文体と構成の話の捻り具合がなんとも痛快で、読んでいて「そうきたかあ」と思わず唸ってしまいました。
筋の一本入った、とでもいいましょうか、作中の会話にも作者さんの技量がうかがえて、本当に参考になる箇所が多かったです。
読んでいて自然と「私も!」と創作意欲が湧いてくる作品でした。
◇
この余白では広すぎる / 長月マシ さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884308117
お題を使ってここまでしっかりミステリを組み上げてしまうってのはお見事としか言えません。愉快な会話のやり取りも私のツボでした。「私もこんなのが書きたいんだよお」と叫びたくなる程、悔しいくらいに面白かったです。
企画作品という枠を超えて万人にオススメできる、そんな作品でした。
◇
以上の2作品を選ばせて頂きましたが、本当に全ての作品が面白くて差なんて殆どありませんでした。
次回の企画(当分先になるかもしれませんが)にも自信を持って参加して頂けたら嬉しく思います。
◇
重ねてになりますが、今回、総括を投稿するのが遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
参加して頂いた方にはヤキモキした気持ちを抱かせてしまったかもしれません。
今後はこういった事の無いように致します。
参加して頂いた方々、そして参加作品を読んで下さった方々、本当にありがとうございました。
この後、「おまけ」と称して私も企画お題を使った作品を投稿する予定です。もしよろしければ、時間の空いた時にでもご一読頂ければ幸いです。
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