2016年10月31日ーー神にあやかり善哉会!part2

 

「笊でよく水切りしたポンス米を蒸し布を広げた方の鍋に入れて、中央は少しくぼませておくの」


 ざぁっともち米が蒸し布の中に広がり、全部入ったらファルミアさんが指で中央を凹ませた。


「なんでこうするの?」

「この方が火の通りが早いからよ」

「へぇー?」


 それは知らなかったなぁ。

 湯が入った方の鍋はぐらぐらと沸かしなおしたとこで、もち米の入った鍋をセッティング。

 これを40分くらい蒸すそうなんだけど。


「このまま放っておいたら下の湯がなくなるから、半分の時間くらいになったら湯の量を見て足すの」


 砂時計を20分くらいにセットしてから蒸していく。

 その鍋の横には、お湯だけを沸かしてある別のお鍋を。これが足し湯の分みたい。

 僕は灰汁取りや豆の茹で加減を見ながら聞いていたけど、そこまでは難しいものじゃないようだ。

 家じゃおばあちゃんやお母さんに任せっきりでいたからなぁ、おもちの準備って。


「それと、そろそろ四凶しきょう達に裏庭に行って餅つきの準備してもらわなきゃね」


 と言って手のひらを上に向ければ、ぽんっと白い花を口に咥えた青い鳥が出てきた。


「我を守護するの者らへ届けよ」

『ピュゥィ』


 ファルミアさんの呪文に呼応するかのように鳥が一声鳴いて、すいーっと厨房の中を飛んだと思ったら壁をすり抜けて行ってしまった。


「わぁ……」

「伝達魔術の一種よ。識札もいいけど、あの方が障害物を自分からすり抜けていくから便利なの」

「でも、皆さんしきふだ?の方が多いですよね?」

「今の方法の欠点は、伝えたい内容を文字じゃなくて思念で花か何かの形状に籠めるから読み取りが難しいの。私の場合はこう言ったのも四凶しきょうにしかしないけど」

「えーっと……?」

「カティアはまだまだ魔術は要勉強だねー?」

「あら、ごめんなさい」

「い、いえ、勉強になります」


 同じ世界出身者でも、やっぱり過ごした時間が違い過ぎるから『あるあるネタ』はこう言う時は意味がない。フィーさんが言うようにもっと勉強しなくっちゃ。

 さて、ハチャ豆の煮え具合も確認しながらもち米を蒸す時間も過ぎていき、冷水で締める作業や砂糖に蜂蜜を入れていけば前回の餡子作りとは違って水分を多めに残した善哉が出来ました。


「ああ、この香りよーっ‼︎」


 ファルミアさんテンション上げ上げですね。


「まだ2回目だけどいい匂いだよねー」


 フィーさんはつまみ食いしそうだったのでぴしゃりと手を払いのけますよ。

 いくら神様だからって火傷しかねないでしょうから。


「味見したーい」

「前の餡子とほとんど一緒ですよ」


 善哉向けの甘さに調整したくらいで他はそこまで変わりませんって。


「ポンス米の方も、もういい具合ね」


 なので、これらを亜空間に収納させていざ餅つきの方へ!








 ♦︎








 現場?の裏庭へ行けば、既に四凶しきょうの皆さんが慣れた手つきで杵と木臼を準備されているところだった。

 クラウは渾沌こんとんさんにあやされています。主に高い高いですが。


渾沌こんとんさんありがとうございます」

「大したことは出来なかったが」

「ふゅ!」


 僕が来たらクラウは翼を広げて、僕の頭にダイヴ。

 すりすりと頬擦りされちゃう。まあ、いいけど。


「おもちをつくのには四半刻以上はかかるから、先に軽くついておこうかしら?」

『是』

「最初は見てるねー」


 亜空間から蒸し布に包まれたおこわを取り出して、水で湿らせた木臼にどんと入れられた。

 ぱっと見2キロくらいかな?

 僕や女性陣はともかく、男性陣や獣'sはほとんど底無しの胃袋だからこのくらいになったのだろう。

 そして、四凶しきょうさん達はつく方と返す側2組に分かれた。

 え、臼は1つだけど杵は2つあるし、返すように使う桶も2つ。

 効率の為かもしれないけど、いつもこうなのかな?


「せぃっ!」


 窮奇きゅうきさんの声掛けから『はっ』とか『ふん』とかの意気込みを入れながらの餅つきが開始した。

 本当に慣れてるようだ。

 プロ顔負けくらいに息ぴったりな調子で、ついて捏ねて返してついて捏ねてが4人交互に繰り返されていく様を一体どう表現すればいいのだろうか?


「ファルミアさん餅つきって今までどれくらいしたんですか?」

「まだ100回もやってないわよ?」

「充分ベテランですよ!」


 餅つきがお得意なホスト集団……シュールでしかない。


「お、なんだ。もう始めてんのかよ?」

「あれがモチツキなのか?」

「そうだよ」

「何やら異様な熱気が伝わってきますわ」


 皆さんファルミアさんの言いつけ通りに、動きやすそうなシャツとズボンスタイルでやって来られました。

 ただそうするとアナさんのナイスバディがものすごく強調されてしまう。それはファルミアさんもだけど。僕なんかお子ちゃま体型だから比較のしようがありましぇん。


「今さっき始めたばかりよ。おもちは完成するのに結構時間がかかるから、先に四凶しきょう達にある程度ついてもらってるの。皆、とりあえずはそこまででいいわ」

「「ん」」

「そうか」

「あいわかった」


 杵用の桶に一旦杵を置かれたので、僕やフィーさんが覗き込めばもう米粒が見えにくいくらいのおもちが出来上がっていた。


「まだ10分程度しか経ってないのに?」

「え、もっと時間がかかるものなの?」

「……おそらく2組でついたのとベテランが成せる業ですね」

「ふゅぅ?」


 普通ならまずあり得ましぇん。

 まあ、2段階でついてるから普通よりは早いってだけだけども、ここまで出来上がったらそんな長い間つく必要はないかなぁ。


「じゃあ、俺からいっていい?」

「お、ユティが手本見してくれんのか?」

「まあ、久々だからあんまり期待しないでよ」


 杵の1つを手に取られ、返し役は饕餮とうてつさんがやられることになった。


「せーの‼︎」


 と言うかけ声と共に杵が下され、 つけば饕餮とうてつさんが返してユティリウスさんがまたつけば返すと息ぴったり。


「ほぅ、そうすっからモチツキか?」

「少々手間はいるが、魔術でやるよりはこの方が効率が良いのか?」

「一種の儀式でもあるのよ。供物としても最適だし、お祭りや年中行事なんかでもこうやって作って振る舞われたりするものなの」

「まあ、そうなのですね」

「よし、こんなとこかな?」

「じゃあ、僕がやるー!」


 大体50回くらいつかれたところでユティリウスさん終了。

 次にフィーさんが挙手されたので交代。


「せぇーのっと!」


 中学生サイズのフィーさんには結構な大きさなのに、なんなく振り下ろして饕餮とうてつさんの返しに合わせておもちをついていく。

 その次にエディオスさんが餅つきをされたけど、杵を破壊しかねない馬鹿力で振り下ろすからわりかしすぐに窮奇きゅうきさんからストップをかけられた。


「木屑の入ったモチを食いたくはない」


 最もなことだけど、窮奇きゅうきさんのドアップはユティリウスさん張りに食い意地がすごい発言にしか思えないや。

 それからファルミアさんにアナさんと続かれて、セヴィルさんにバトンタッチすると、


「……中々興味深いものだな」


 と、ぺったんぺったんつかれて、返し役の檮杌とうこつさんと息ぴったりなもちつきをされました。

 んで、最後な僕ですが。


「1人じゃ無理ですね……」


 ちんまい8歳児じゃ大人用の杵は持ち上げられませんでした。

 一回試したけど、ただ柄の部分で踏ん張るしか出来なかった。とほほ。


「俺とやるか?」

「へ?」

「ふゅ」


 助け船を出してくださったのはセヴィルさんでした。


「あら、いいじゃない? 御名手みなて同士の共同作業って言うのも」

「ふぁ、ファルミアさんっ⁉︎」


 僕達だけしかいないから言える言葉だけど、こそばゆいから勘弁してください⁉︎

 けれど、他の人と一緒じゃなきゃ出来ない状況に変わりないのでセヴィルさんが上の方を持って、僕は下の方を持ちます。

 クラウは危ないのでフィーさんに抱っこされております。


「いくぞ」

「はい」


 せーので振り下ろして、ぺったんぺったん。

 2人がかりなのでゆっくりと杵を下ろし、返しの檮杌とうこつさんもゆっくりと水で濡れた手で捏ねてくれました。

 ある程度仕上げたところで、残りのつきは最初と同じく四凶しきょうさん全員でフルスロットルな餅つきが披露された。

 だから速過ぎるんですってば!

 とは言え、準備はしないとね。

 先にファルミアさんが魔術で簡易テーブルをご用意してくれましたので、その上に善哉のお鍋を置きます。


「甘い良い香りですわねー」

「これにあれを入れんのか?」

「ええ。更におもちを炙ったのも良いけれど、今日はせっかくだから、つき立てのおもちだけにしましょう」


 お椀はと言うと銀器や鉄器じゃ熱伝導が凄いので、流しそうめんの時に使った竹の器を洗浄してから使うことになりました。

 箸は当然今回もないからフォークです。


「あとは磯部巻きですね」


 バットに醤油ならぬサイソースを均しておいて、横には適当な大きさに切ってある海苔をお皿にスタンバイ。

 海苔は僕らが善哉やおこわ作っている間に檮杌とうこつさんがヴァスシードから転送してきたそうな。

 厚みも程よく、香りもナイスな高級海苔ですよ。


「これがノリなのか?」

「これ単体じゃ味はそんなにしないんですが、塩気のあるものにつければちょうどいいんです」

「なるほど……」


 唯一善哉を食べれないセヴィルさん用であるけれど、せっかくだから全員で食べれる分くらい用意されてます。

 と言うのも、四凶しきょうさん達の好物でもあるそうなので。

 ただ、ここで僕の後ろから誰かが来るような足音が聞こえてきた。


「……甘い匂いがして来たのだが、何をしてるんだ?」

「あら、サイノス」

「いらっしゃーい」

「サイノスさん!」


 窮奇きゅうきさん程の高身長で、皆の頼れる兄貴で将軍のサイノスさんがやって来られました。

 どうやら休憩時間なようです。


「おお、カティア。今日も元気そうだな?」

「はい」


 ガシガシと頭を撫でられるのは嫌いじゃないんだよね。

 けど、そうされてるとセヴィルさんがペイっとサイノスさんの手を引っぺがしちゃった。


「食材を扱っている最中にやるな。髪が落ちたらどうする」

「はいはい。婚約者殿は狭量なことで」

「……うるさい」

「ところで、わざわざ裏庭で何してんだ? あと、ファルの前にある鍋からは甘い匂いがするな?」

「どっから匂った? まだこれ出したばっかだぜ?」

「ん? 俺がそこの廊下を通ってすぐだな」


 サイノスさんも結構な大食漢でいらっしゃるんだよね。

 だからか、食事も上層よりは中層に行かれることの方が多い。あっちだと下層よりは豪勢なバイキング形式らしいって。

 ちょっと興味あるけど、僕くらいの外見のお子ちゃまが行くと押し潰されるからやめとけって皆さんに言われているし、迷子必須だから断念している。


「ちょっと手の込んだおやつを作ったのよ。量も結構あるし、サイノスも食べてく?」

「お、いいのか?」

「ファル、モチが出来たぞ」

「ありがとう。カティ、仕分け手伝ってくれるかしら?」

「はーい」


 おもちが出来たならば、それをおっきな銀のバットに移してここからが仕分け作業。

 竹の器の方には白玉サイズにちぎって3個か4個入れて、磯部巻き用には僕の手のひらサイズくらいにちぎったらサイソースのバットに入れておきます。

 それでもまだまだたっぷり余るから、おもちの塊はバットごと亜空間に入れれば時間経過が進まないので固くならないそうな。


「これに餡子の汁を入れれば善哉の完成よ」


 レードルからだばーっと流れていく赤茶色の餡子は圧巻です。

 セヴィルさんは当然ながら顔面蒼白。

 エディオスさんやアナさんも若干引いていました。ヴァスシードサイドはあんころ餅で慣れてるのかワクワクしていた。

 フィーさんもそこは同じでしたよ。

 クラウは相変わらずわかってるのかわかっていないのか、フィーさんの腕の中できゃっきゃしていた。


「豆を甘く煮たのか?」

「そうね。サイノスは餡子は初めて食べるはずだもの」

「それはアンコと言うのか?」

「ハチャ豆の甘煮なんです」


 サイノスさんは興味津々って感じだった。

 僕はファルミアさんが注いでいる間に磯部巻きの仕上げに取り掛かった。

 おもちに満遍なくサイソースを絡めて、そうしたら海苔に包んでお皿に盛り付ける。

 セヴィルさんがどれくらい食べるかわからないから、とりあえず5個。善哉を食べる僕達は2個にしておいた。

 クラウには一口サイズの磯部巻きをとりあえずは20個用意したけど。


「出来ましたー!」

「じゃあ、食べましょうか?」

「こっちのセッティングも出来たよー」


 フィーさんがテーブルと全員分の椅子を魔術で出してくれて、配膳は四凶しきょうさん達が手伝ってくださいました。


「食べる前に注意しておくわ。おもちは喉につまりやすいから、特にエディとフィーはがっついちゃダメよ?」

「そう言うもんなんか?」

「わかったよー」


 じゃあ、食べましょうと言うことになりセヴィルさんとクラウ以外は竹のお椀を口元に寄せました。


「「お、美味い!」」

「「美味しいー!」」

『美味だ』

「……思っていたよりも優しい甘味ですわ」

「これは簡単には真似出来ないわ、カティ。あなたのお家の味ね」

「おばあちゃん直伝ですから」


 蜂蜜も入れてるからか、このやり方だと基本くどい甘さにはならないんだよね。

 だけど、メインはつき立てのおもちだ。

 お子様の食べ方みたくなっちゃうけど、フォークで探して刺して引っ張り出す。

 みょーんとのびるおもちは少し餡子の色をまとっていて、とっても美味しそうだ。

 はむっと口に入れれば、優しい餡子の甘さに加えておもち独特の米の甘味が口一杯に広がっていく。

 実に贅沢な食べ方だ。

 学校の収穫祭なんかじゃおもちは善哉やお汁粉って食べ方はせずに、きな粉餅や辛味餅で振る舞うのが多いもの。

 あ、その食べ方で思い出した。

 ちらっと横を見ると、セヴィルさんはフォークを使いながら磯部巻きをモチャモチャと頬張っていた。


「……美味いな」

「良かったです」

「そのゼンザイとやらはカティアの祖母から教わったのか?」

「はい。色んな炊き方が今じゃあるんですけど、僕はこの甘さが好きなんで」

「食べれなくてすまないな」

「大丈夫ですよ」


 それでも普段僕が作ったお菓子は食べて下さっているもの。


「ふーゅぅ?」


 かく言うクラウは磯部巻きの海苔の部分をペチペチと叩いていた。

 まだまだ初めて見るものへの好奇心はあっても、食べ物とは区別しにくいみたい。

 なので、恒例のあーんをしてあげる。


「ちょっとずつ噛むんだよ?」

「ふぁー」


 はむっと3分の1ほど頬張るが、歯があんまりないクラウには噛み切れずにみょーんとおもちがのびていく。


「ぶゅ⁉︎」

「あー、もっと小ちゃく千切ってあげた方が良かったかな?」

「ぶゅふゅ!」


 あむあむとおもちを自分に引き寄せながら、クラウはなんとか磯部巻きを全部口の中に入れた。

 頬袋が出来てハムスターみたいな感じになっちゃってるよ。可愛ゆ過ぎる!

 そして、食べ方がわかればあとは自分で手に取ってかぶりつく。もうお約束だ。


「お、こっちのイソベマキっつーのも美味いな?」

「ああ、味付けはサイソースだけだがモチの甘味で塩辛くはないな。巻いてある黒いのも香ばしくていい」


 エディオスさんとサイノスさんはあっという間に全品完食されたらしい。

 ぐるっと周囲を見れば、他の男性陣も完食されているようだ。

 女性陣はまだのんびり食べていらっしゃるけれど。


「ミーア、お代わりまだかな?」

「もうちょっとゆっくり食べなさいなリース。おもちはまだまだあるもの」

「だって美味しいし」

「はぁ……」


 仲良いですねぇ。

 見た目20代前半にしか見えないのに、ご結婚されて40年かそこららしいけど。それってもう熟年夫婦の期間経ってるよね?

 だけど、この世界の人族は超ご長寿だからまだまだ新婚の域なんだってさ。不思議過ぎる。


「ふゅ、ふゅ!」

「……君もゆっくり食べなよ」


 一口サイズとは言え、20個全部完食のスピードが速過ぎるよクラウさんや。

 それからおもちは磯部巻きや善哉を好きな量で食べることになり、クラウも少量だけ善哉を食べたんだけどあまりの美味しさに喉におもちを詰めて全員を心配させた。

 あ。あとね、セヴィルさんもごく少量だけど善哉に挑戦されたんだよ?

 と言うのも、クラウのあの勢いや皆が美味しそうに食べているのに感化されたかららしい。

 なので、おもち1個にほんのちょびっと善哉をかけたものをお渡しした。

 薄ーいあんころ餅ってところかな?


「…………思ったよりは甘過ぎないな」


 と、おっかなびっくりなお顔をされました。


「何事も先入観にとらわれちゃダメよ、ゼル?」

「時と場合によるな。今回のは完全に俺の苦手意識からだが」

「お代わりされます?」

「……今くらいので頼む」


 まあ、すぐには苦手意識を払拭させるのはキツイもの。なので、おもち3個にちょびっと善哉をかけただけにしました。

 僕は2杯目は同じ量にしてはふはふしながら食べたよ。

 亜空間で保温?と言うか、温度低下されてないからとっても熱い。なので、その熱でおもちがまだまだみょーんとのびます。


「今度はきな粉餅やぼた餅もしようかしら?」

「ミーア、それどう言うオモチ?」

「リリ豆を粉状にしたものに砂糖を混ぜておもちに絡めるのがきな粉餅。ぼた餅は餡子の粒がなくて滑らかにしたものの中におもちがあるの」

「リリ豆?」

「大豆とほとんど一緒の豆よ」

「おお……」


 大豆見当たらないなぁと思ったら、あるんだ。

 そして、あれだけあったおもちはセヴィルさん以外の男性陣と獣's、つまり四凶しきょうさんにクラウまで加わって平らげられてしまいました。

 僕ら女性陣もそこそこ食べたからお腹いっぱいにはなったけどね。


「ふゅきゅー……」


 それと、今回初と言うくらいにクラウのお腹がぽっこりと膨らんで、よーやく満腹を覚えたことをここに記します。

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