第10話 今回は短め。
あんな事を聞いて僕は少しショックを受けた。
だが、鉱石商をやめようという気は起きない。
きっとクウェスンもそうだろう。
気を取り直して、「鉱石の光」についてクウェスンに聞いてみる。
「あそこは、とてつもなく大きい山の中に位置しているのでね。
結構暗いですよ。
それに、石を掘って出来た街なのでね。
結構面白いんですよね。」
と。
「それと、流黄鉄晶を売るなら鶴嘴が交差したマークの看板がでてる店の近くがいいね」
と、自分も行くというのに他人事のような言葉が。
これ以上聞くと、着いた時の感動がなくなってしまう。
だから、途中から寝ていた。
起きると、クウェスンが寝ていた。
なんでこう、入違ってしまうのか。
僕は、起きたら流黄鉄晶を買いに行きたかったのだが。
そういえば、どこで記念すべき最初の流黄鉄晶を買おうか。
やはり、「質より量」で行くか。
でも、舟のコーティングに使うのなら「量より質」か。
うーーーん。
...
プシュー...(オーバーヒート)
この星の事情はクウェスンに聞こう。
うん。そうしよう。(The人任せ)
クウェスンが起きてないと何も出来ることがない。
もとい、することがない。
暇だ。
何か遊ぶものが欲しいなー。
これも起きたら聞くか...
やっぱり任せっきりだな。
今度、なんかお礼でも送るかな。
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