長い列のその先に…

職場からの帰宅途中、車を運転していると遠くで対抗車線が渋滞しているのが見えてきました。


普段から通勤に使用しているその道は、田舎道という事もあって車通りも少なく、決して混雑することなどあり得ないばかりか、その車が列をなしているのは信号のない交差点。


渋滞などするはずがないのです。


現にむむが走っている車線は、むむの他に車などありません。


…珍しいな、故障車でも出たのかな?


そう思ったむむが、その渋滞の列を通りすぎようとした瞬間…


むむは見てしまったのです。


その渋滞で長蛇の列をなしている車の先頭にちょこんと鎮座している…



シーズー犬の姿を。



多分そのシーズー犬は、どこかの家から逃げ出して来たのでしょう。


路肩に停めて様子を見てみると、そのシーズーには確かに首輪とリードがついたままになっていました。


数分後、そのシーズー犬は、一番前に停まっていた運転手さんに抱き抱えられてその渋滞の様子を歩道で見ていたおばさんに渡されていきましたが、


みんな渋滞になっても犬を驚かさないようにと、クラクションとかも鳴らさずにじっと待っていてあげてたなんて…


日本もまだまだ捨てたもんじゃないなぁと思ったむむ山むむすけでありましたとさ。

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