『一条ゆかりの食生活』
『一条ゆかりの食生活』
https://bookmeter.com/books/547908
「食生活」とは言うものの、豪快に呑んで喰って、その分ダイエットする、みたいな感じでダイエットの知識満載のコミックエッセイでした。
もっとも、ダイエットの知識とは言っても極めて常識的なことばかり。
酒はダイエットの敵、とか。
酒を飲む時は炭水化物は食べない、とか。
酒まわりの話が多いなぁ、ダイエットに関係あってもなくても。
他にも色々うんちくありましたけど。
まだアマチュアのコミックエッセイが出回る前の時代、プロの女性の漫画家さんが、結婚して出産育児して、その育児コミックエッセイがちょっと流行った時代でした。
青沼貴子さんの『ママはぽよぽよザウルスがお好き』とかね。
そんな時に、酒飲んでダイエットする話。
もうちょっと後になると、『のだめカンタービレ』でブレイクした二ノ宮知子さんがそれ以前に書いていた『平成酔っぱらい研究所』って、もう人としてダメじゃん、ってくらいの酒飲みコミック&コミックエッセイが出版されるんですけど、それはまた別のお話。
それはさておき、とりあえず私は、
・昼酒をやめる
・晩酌は週に2,3回にする
>具体的には休みの前の日か休みの日だけにする
・お酒を飲まない日も、基本的には晩ご飯は炭水化物抜き
>ご飯(お米)は食べずに晩酌のお酒のかわりに麦茶をガブガブ飲む
・おやつの甘味はほどほどに
という計画を立てました。
朝と昼のご飯は今まで通りで。
結果的にそれで充分でした。
っていうか、計画通りアルコール減らせてよかった。
当時、自分が好んで食べるものって、けっこう酒の肴的なものが多かったから。
この時の、お酒は好きだけど飲まなきゃ飲まないでも大丈夫じゃんっていう経験が後々活きてくるのですが、それはまた後日。
もともとが暴飲暴食による肥満でしたから、入るカロリーを減らせば徐々に体重は減っていきます。
重労働とは言えなくても、毎日立ちっぱなしで歩き回る仕事ですからそれなりにカロリー消費しますし。
あ、そういえばその時「てくてくエンジェル」のバチモン買って付けてたんだけど、どこにしまったかなぁ。
休みの日、休みの前の早番で定時退社できた日、何かいいことや嫌なことがあった日、そんな時は我慢せずお酒は飲んだし、その分一週間単位くらいで帳尻合わせて。
基本的に甘いものは、休日の3時のおやつだけにして。
3ヶ月かけてじわじわと10kg弱の減量、礼服のズボンのチャックもギリギリ閉められるようになりました。
無事弟の結婚式には行けましたが、泣いてばかりの長女(まだ2歳になる前)をあやすために多くの時間をロビーで過ごしたため料理をほとんど食べられなかったのは悔やんでも仕方のないことで。
そして、さすがに昼酒はやめたままにしましたけれど、
・休肝日を週に1,2日設ける
・晩酌するときには炭水化物は食べない
(休肝日は普通にご飯食べる)
・おやつの甘味は多少高くても、その分食べる回数や量を減らして美味しいものを
にシフトチェンジして、いつ冠婚葬祭に呼ばれても大丈夫な腹囲をキープすることにしたのでした。
余談ですが、麦茶ガブ飲みするようになって知ったこと。
赤ワインと麦茶はムチャクチャ飲み合わせが悪い。
ものすごく嫌な渋みが口に残ります。
チャレンジャーな人がいたらお試しあれ。
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