第3話 新しい学校

<花咲澪>

新しい学校、太陽の星学校に来た。

「ふ・・・ふぁ・・・ふぁくしゅん!!」

「どうした澪。くしゃみなんかして」

「ふあふんふおぉー。」

「花粉症な。鼻かみながらしゃべるな。マスクいるか?」

「いるー。」

「はい。さ、クラス表見に行こう。」

そう言って、零はさっさと行ってしまった。

なんかまずいことでもしたかな?

ま、いっか!

ポジティブに考えながらクラス表まで来た。

自分の名前を探しているといつの間にか人が前後左右にいた。

名前は見つけてないし、身動き取れないし、どうしよう。

と、とりあえずクラスは・・・

あった!B組かぁ。零は何組だろう。

「澪!よかった。いた。ダメじゃん。そば離れちゃあ」

「ごめん。」

「わかればよろしい。」

「あのさ!零は何組だったの?」

「B組。一緒だよ。」

「やったぁ!一緒だぁ!」

「はい。はい。教室行くよー。」

「え、ちょっとまってよー。」

零とクラスが一緒になってよかった。だって、2年生になったらクラスは強制的に違くなるんだから。

今年1年だけ一緒のクラス。楽しまなくちゃ!

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