〇地点から〜逆ソラミミ
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、ミ、ミ……、
ではありません。
空耳アワー。
タモリさんのあれ。
もう四半世紀以上つづいている名物コーナー。
みなさん良くご存じと思います。
〜英語やその他よくわからない歌詞が、こんなふうに聴こえてしまうんだよね〜
というもの。
毎回すごく笑います。
椎名林檎のアルバム「三文ゴシップ」は、2009年リリース。
ジャケットは素肌を露出させた彼女のアップ。
ソロ復活を飾る、傑作アルバムです。
「〇地点から」はその4曲目。
ゼロが「0」や「ゼロ」ではなく「〇」なのは、アルバムの10曲目の「尖った手□」の「□」と対比させているから。
詩は、夫婦のことを歌っているようでもあり。
仕事や人生を題材にしているようでもあり。
ホンワカとした、どことなく矢野顕子さんのような、なにかのシチューのコマーシャルのようなサウンドに乗って、林檎さんのアンニュイ(死語?)な声が届きます。
はい。
なにが「逆」空耳かと申しますと。
〜林檎姉さんの日本語が、英語に聴こえちゃう〜
みなさんもそう思いませんか?
え?
どこが、って?
しょっぱなからです!
嵐が去った「あとの」
→ 「I don't know」
「脅える」良人「は家内で」
→ 「Oh biel」(謎)、「Why can I」
2コーラス目のしょっぱなも。
「騒い」だり
→ 「survive」
脱兎「は戸外」で
→ 「recognize」(苦しい)
…………。笑
こじつけた感が、ないでもないですが。
でも、わたしだけではないと思うんですよね、ソラミミになってしまうのは。
林檎さんは、曲を作るときに、日本語の詩から作ることは少ないらしいです。
サウンドにノッて英語を調子よくつけることが多いと、以前にいってました。
だから、その作業のカケラが残っているのかとも思いますが。
でもよーく聴くと、上の4カ所は。
ワザとやってる!
意図的に日本語っぽくない発音をしています!
誘発している!!
日本人に英語のソラミミをさせている!!!
あとこの曲は、最後の英語メロデイのところでも、バックに日本語を左右に細切れにパンして流していたりします。
「ハツコイ娼女」でも同じことしてますが、それの4倍くらいの細かさなので、ぜんぜん聴きとれません!
なんなんでしょう、いったい?
〇地点から。
大好きな曲です。笑
PS:この曲のyoutube、ないんですよね。残念。
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