応援コメント

出立」への応援コメント


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    静かで美しいものに出会えました。

    一文一語に、きっと心をつぎ込むように用心深く綴られたのでしょう、
    努めて丁寧に語られていく物語は、まるで縦横幾重に織られた
    タペストリーを見せていただく心地です。

    人が力に奢り、当たり前に暮らす妖怪を蔑み殺す世界での、
    姉によく似た王女との偶然のような邂逅から、既に、
    “神”をよく識る「レイラ」とその獣の巫女「夜々」の、
    旅立ちの用意は始まっていたのでしょう。

    冷淡に無数の首を刈り血肉をすする獣の姿と、
    儚き「夜々」姉妹との出会いの記憶をあたりまえに重ねられる超越が、
    「レイラ」の壮絶であっただろう歩みのかすかな過去語りとなって、
    否が応にも物語のこれからに、
    ご迷惑なほど、抑え難い期待を抱いてしまっております。


    よいこにしていますので、続きをどうかよろしくお願いいたします♪
    ((ゝ∇・**))ゞ