出会い
森に住む者
のぞきこんだ瞳は極度に白濁していた。白目の部分は激しく充血し、分泌液でひどく潤んでいる。医者の真似事をしているとは言っても私は所詮外道の類。それはもちろん、薬を煎じる上で必要となる多少の知識はあるけれど、いわゆる医者でもないのだからそうじっくりと見たところで病のなんとやらがわかるわけもない。それでもこうして症状をじっくりと見てやるとやらないとでは相手に抱かせる印象が違うということは重々承知していた。
「光も感じられませんか? 昼でも……太陽を見ても何もわからない?」
「……はい」
相対していた女はおずおずと答えた。
「昼も夜も、何も違いはありません……。常に真暗で、何も感じなくて……」
「いつ頃から目に異変が出てきたのか、覚えていますか?」
「それは……」
「確か、二年ほど前だったかと思います」
答えたのは女の隣に座り、手を握っていた男だった。
「時折、物がぼやけて見える、視界が欠ける、と言い始めたのがそれほどで……街の医者にも診せたのですが、異常はない、と。それから徐々に悪くなり、方々を頼ってみたり良く効くと噂の薬を用いてもみたのですが、一向に良くなる気配がなくて……」
「なるほど。もう結構ですよ」
私は乗り出していた身を正した。女は小さく息を吐いて絹性の手布で目を覆い、頭の後ろで軽くしばった。
「……どうにかなりませんか、レイラさま」
すがるように言ってきた男はここから南東に二十日ほど行ったところにある砦町の商家の若旦那らしい。眼病を患っているのはその妻で、彼女を妻として娶り、一緒に商売を盛り立てていこうとしていた矢先に病にかかったとのことだ。二人とも旅の疲れが見てとれたが、言われてみると……なるほど、着ている物や持っている物はかなり上質の物に見える。
椅子に座った私は自身の肩下まである髪を撫でつけ、ふむ、とひとまず考えるような仕草をした。
『主さま、失礼します』
扉越しに声がしてガチャリと開く。それと同時に男の方がびくりと肩を大きく震わせて、僅かだが妻をかばうように動いたのがわかった。
大きな耳に毛並みの良い尾がふさりと揺れる。齢十歳のほどの外見の幼子だけど、輝きすら放っているような漆黒色のそれらは彼女が人ならざるモノであることの何よりの証明だった。
最初に会った時、人に害をなすことのない、全く無害な……私に付き従ってくれている賢い子であることを説明をしたのだけれど、人間の妖怪に対する負の感情はそう簡単に消えるものじゃない。身構えてしまうのも仕方がないことなのだろう。
一方の彼女はそんな人間の態度には露ほども関心がない様子で私の横に立つと、運んできたトレーから湯が入れられた二つのカップを机へと下ろした。その場で橙色の果実から果汁を三四滴と蜂蜜を入れる。
「ありがとう、夜々」
軽く彼女の頭を撫で、男たちに説明する。
「これは、白湯にセズの果汁と蜜を垂らした物です。春が近くなってきたとは言え、この辺りの寒さはまだまだ身体に沁みます。長い馬車旅の後ですから身体も疲れているでしょう。飲めば少しばかり休まります」
「あ、ありがとうございます……」
「外の人間にはどうしますか?」
その言葉に表に留めてある馬車にも一人の下男が残っていたのを思い出した。
「そちらには白湯に少しだけ塩を混ぜたものを出してあげなさい。良い休息になるでしょう。あと、馬にも水を出してやって」
こっくりとうなずいて夜々が部屋から下がる。立派な尻尾が扉の向こうに消えたのに、男が僅かに安堵の息をもらした。
「……それで、どうでしょうか?」
改まって、男が私に問うてくる。
「四の五の言っても仕方がありません。はっきりと申し上げますが、相当に難しい病です。……この分だと、かなりの医者に首を横に振られたのではないですか?」
「え、ええ、それはもう。名医と呼ばれる医者には片端から診せましたが、皆一様に手遅れだと言うばかりで」
「私も治せるといった保証は出来ません。ですが、多少なりとも効果が上げられるようなものになら心当たりがあります」
言うと、それまで陰ってばかりだった二人の顔に、まるでうっそうと草木が茂った樹海の中であぜ道を見つけたような表情が浮かんだ。半ば首を横に振られると覚悟していたのかもしれない。本当に藁にもすがる思いでここを訪ねて来たのだろう。
「薬を調合してきましょう。少し待っていてください」
「どうか、お願いします」
深々と頭を下げた男に軽くうなずいて席を立つ。
部屋を出て、屋敷の中で作業に使っている小さな工房に入った。
実際のところ私は自らを医者と名乗ったことは一度もないし、薬師と謳ったこともない。第一、元よりそのつもりもない。けれど人の口に戸は立てられぬというのが実際だ。一度そのような真似事をしたが最後、固く口止めをしたつもりでもどこからどう話を聞いてきたのか、時折こうしてとても人の手には負えない病を抱えた人間がどこからともなくやってくる。
薬研や鉢、すりこ木を用意していると夜々が戻って来た。
「ちょうど良いところに帰って来たわ。悪いけど、今から書くやつを倉庫から持って来てくれる?」
「薬の調合ですか?」
「ええ。眼病が主だけど、あの分だと脳にも回ってるんじゃないかと思うわ。相当に悪くなってる。あれじゃあ手遅れでしょう」
「と言うと、主さまでも難しいのでしょうか?」
「一般的に言えば、の話。やろうと思えば完全に治すことも出来なくはないと思うけど……それをやってしまうと奇跡だなんだのと騒がれてしまうでしょう? ある程度まで視力を戻すくらいの薬を作ろうかと思ってね」
その場で紙に数種類の植物の名を羅列する。夜々は渡された紙に一度目を通してから、「わかりました」と首を縦に振って、屋敷に隣接して建っている倉庫へと向かった。
それにしてもこの数年は自分を訪ねてくる人間が随分と多くなったように思う。最初はそれこそ三、四年に一人あるかないかだったのだけれど、最近では半年に一人、多い時には三ヶ月に一人くらいの頻度で人間がここを訪れるようになってきている。大きな町はもちろん、近くの村にもほとんど顔を出さないが、根も葉もない噂程度にはなっているのかもしれない。いや、逆に言えばこうして篭ってしまっているからこそある種のプラスのファクターとして、私に対して仙人か何かのようなイメージを与えてしまっているということも考えられる。隔絶した世界に住む者に人間は何かと幻想を抱きやすいものだ。
「お待たせしました、主さま」
少しして、夜々が薬草をカゴに入れて帰ってきた。
「備蓄はどのくらいあった? もう随分少なくなってきているんじゃない?」
「はい。ラカミの根などはあまり残っていません」
「植物もこの数年で減ってきたし、これからは少し気を遣って使わないといけないわね」
イノンとヒッフォヤの葉をすり鉢ですり潰しながら、様子を見つつ少量の湯を加えていく。その間に夜々にはサパスシティの実に、ラカミの根、ヤツハの葉を薬研でひいて粉状にさせる。
彼女が私の手伝いをするようになってから一年足らず。特別あれやこれやと教えたつもりはないのだけれど、やはり並の妖怪と比べてはいけないのだろう。私自身が薬師の真似事だから、真似事の真似事といったところか? それでももうかなり板についているように思う。彼女は狼を元にした妖怪で、出自も普通の妖怪と同じだったが、育ちという意味では普通とはかなり違っている。きっと何をやらせてもかなり上手にこなしてしまうに違いない。
葉がすり潰され、湯と完全に混ざり合ってのり状になったところで手を止めると、夜々も作業をほとんど終えていた。
「こちらは丸薬にするのですか?」
「そうね。軟膏と丸薬……大体一ヶ月分も用意すれば十分でしょう」
挽いた薬草をでんぷんと混ぜ、それを小さな丸薬へと成形する。ここまではそう変わった作業でもないし、そのへんの医者でも同じ薬を調合出来るに違いない。もちろんこれだけであの病が治るならあの若夫婦はわざわざこんな辺鄙な場所まで来なかったはずだ。
軟膏と丸薬、両方が出来たところで私はそっと手をかざした。口述で術を刻み、意識を手に集中させる。すると、ふわりとした微かな光が手から発光するように生まれ、軟膏と丸薬を包み込んだ。
そうして七秒八秒。あまり長くやりすぎると完璧な薬が出来あがってしまうから、適当なところで手を止める。
「……まぁ、こんなものね」
「あの、主さま……」
息を一つ吐いたところで夜々が私の袖引っ張った。見ると、少し甘えるような視線を向けている。
なんだろう、と思ったのは一瞬で、すぐにこの一週間ほど彼女に給していないことを思い出した。今朝方にもあげようと思っていたのが、今の来客ですっかり忘れていた。
ごめんごめん、と小さく謝ってから懐から小さな刃物を取り出し自らの手首を僅かに切った。じわりと浮き上がって流れ出した血に、夜々が豊かな尻尾をぐるんぐるんとまわさんばかりの勢いで振っている。
「良いわよ、夜々」
待ってましたとばかりに夜々が唇を寄せ、浮き上がった血をペロペロと舐め始めた。
彼女にとって私の体液は豪華な馳走のようなものだ。別に与えられなくても生きていくのに何の支障もないが、食べられるのであれば食べたいと思うだろうし、与えられたら与えられたで彼女の身体能力もそれなりに向上する。彼女に私を祀らせることで私も自身の能力を向上させることが出来るように、私も彼女に与えることで彼女の力を引き出すことが出来る。もっと別な方法で給すやり方もあるけれど、時間がない時はこの方法を取ることが多かった。
ざらざらとした舌で十度も舐めれば流れた血はほとんど綺麗にぬぐわれていた。与えられたそれに夜々ははふぅ、と満足そうな息を吐いた。それを見てから、私は傷を一撫でして痕を残すことなく治してしまう。
「……ありがとうございます、主さま」
「どういたしまして」
艶やかな髪を撫でてやる。ゴロゴロとのどを鳴らす姿は狼と言うよりは猫のような印象を抱かせた。
と、夜々がピクリと耳を動かして何かに気がついた。視線を追いかけると、明かり取りと換気を兼ねた丸窓からひらひらと小さな蜻蛉のようなモノが私に向かって飛んできた。私が情報の収集と警らを兼ねて周囲に撒いている……まぁ、言うなれば簡易の使い魔のようなものだ。
それが、耳の傍に寄ってからパチンと弾ける。
「……何か面倒ごとですか?」
「湖を誰かが訪れてるようね。人間が四人に、馬も四頭……いえ、それだけじゃないみたい。おかしな動きがまだあるみたい」
湖からここまでは多少距離があるが、少し探索をしたら屋敷はすぐに見つけられるだろう。この屋敷自体は隠れ家というわけでもなんでもない。
「珍しいこともあるものだわ。いつの間にこんな辺境の地が観光名所になったのかしら?」
「主さま」
そんな私の呑気な口調を非難するように夜々が私を見やる。狼特有の縄張り意識ということもあるかもしれないけれど、生まれてこの方、私以外の者と接してこなかったせいもあって、彼女は警戒心が人一倍強い。
「人間とは言え無害とは限りません。物見に行ってきましょうか?」
「そうね。大方、この間村を滅ぼした災厄の関係で来たんでしょうけれど、捨て置くってわけにもいかないかしら? 何かしらの面倒ごとを運んできたのだとしたら困りものだものね」
「でしたら、すぐに私が――」
「そう焦るものでもないわ」
今にも扉から飛び出さんとした夜々を止める。
「もう二三、知らせがやって来るのを待ちましょう。焦りというのは何事においても禁物よ」
「ですが……」
「急いては事を仕損じる。相手の目的もわからないまま闇雲に動いても得られるものは少ないわ。もう少し様子を見てみましょう」
「……わかりました」
いささか不服そうな夜々をそういなして私たちは若夫婦がいる部屋へと戻った。
彼らはまだ先ほどと変わらず固い姿勢のまま、まるで親族がギロチンにかけられるかどうかの裁判の結果を待っているような雰囲気を漂わせていた。
「お待たせしました」
薬の乗ったトレーを持ったまま彼らの正面に座る。夜々は私の後ろで控えるように立ったままだ。磁器に入った軟膏と紙に置いた丸薬を差し出す。
「薬はこの二つです。軟膏と丸薬。丸薬は一日に一粒呑んでください。軟膏は一日に二回、目につけるように。水に溶かして液を点眼する方法ではなく、直に塗る方法です。やり方はわかりますか?」
「一応、その手の薬を使ったことはありますが……」
「念のためやり方をお見せしましょう。もう一度眼帯を取ってもらえますか?」
布を外した女の顔に手をやる。見えない恐怖か見知らぬ人間に顔を触られることの怖さかはわからないけれど、少しばかり顔が青くなっていた。
真新しい手布を折り、先を細くしてからその先端に軟膏を僅かばかりつける。そして彼女の下まぶたを下に引っ張り、まぶたの内側に手布の軟膏を付着させた。
「そのまま軽くまばたきをしてください。もし付ける量が多すぎて目から溢れてしまうようであれば、その分はぬぐってしまって構いません」
「これを一日二回すればいいのですね?」
「ええ。乾燥して固くなっている場合は、少量の湯で溶いてください。どこまで回復するかはわかりませんが、一ヶ月も服用すれば少なくとも何らかの効果は出てくると思います」
「ありがとうございます、レイラさま。この御礼は何と申し上げたら良いか……これは、僅かばかりですが、どうかお受け取りください」
深々と頭を下げ、男が懐から小さな革袋を取り出して差し出してきた。中には銀貨が入っているようだった。小さな袋とは言っても一杯に詰まっているのであればかなりの額だろう。流石、店を持つだけの商人なだけあってお金は比較的持っているらしい。
とは言っても、それを丸ごともらっては私がこういう仕事を対価をもらって正式にやっているということになってしまう。私は袋の中から三枚だけ銀貨をつまみだすと残りをそっと彼の方へと返した。本当は一枚も必要ないけれど、全部を返すとそれはそれで怪しまれる。加減というのは難しい。
「あの、こちらは……」
「これだけで十分です。元より、富が欲しくてやっているわけではありませんので」
「しかし、本当にそれだけで良いのですか?」
「ええ。ここで食べていくのに、そこまで多量なお金は必要としません。それに、節制も私が自身に課しているコトの一つです。ただ、その代わりと言ってはなんですが、私たちのことはどうか内密に願います。修行中の身、本来であればこんな未熟な業を披露するのは褒められたことではありません」
「それは、はい。わかりました」
再び深々と頭を下げた夫妻に息を吐く。
後ろで夜々がすんすんと鼻を鳴らすのがわかった。ちらりと目を向けると、壁を抜けてひらひらと使い魔が一枚入ってくる。人間はこの使い魔が見えないし、夜々も使い魔の姿を見ることは出来るが、まだ声を聞けるほどには成長していない。私の傍まで来てぱちんと弾けた使い魔に夜々は落ち着かない様子だった。
「……それより、発つのなら早い方が良いでしょう。春が見えてはきましたが、まだまだ日が落ちるのは早いです。あまりのんびりとされていると、森の真っただ中で一晩過ごさないといけなくなります」
やんわりと急かすように私は立ち上がった。
「夜々」
「はい、なんでしょうか?」
「このご夫妻を村の途中まで案内してあげてもらえるかしら?」
「案内、ですか?」
旦那の方が不思議そうに言った。
「ええ。ご存じないかもしれませんが、一番近くの村がついこの間災厄に襲われてしまったのです」
「災厄……それは、異形の災厄と呼ばれるものですか?」
「聞いたことがありますか?」
「はい……ただ、詳しくはなんとも。ただ、そのような災厄が村や町を襲っている、という噂を聞いたことがあるくらいです」
「その災厄で間違いないでしょう。近くの村は全滅したと聞いています」
顔が強張り、喉がごくりと鳴ったのがわかった。
異形の災厄は三十年ほど前まではその存在を知る者もほとんどいなかったように思うのだけれど、今では噂レベルではあるがそれなりに有名になってきているようだ。襲われた村や町の絶対数はまだ多くないかもしれないが、壊滅的な被害を与えることがそのインパクトを大きくしているのだろう。
「ただ、襲われた村は貴方方が来た方向とは別の方面です。加えて、短期間の間に近い場所が災厄に見舞われた例は今の所ありませんので、そう危惧する必要はないと思います。けれど、それでも道中に何かあるかはわかりません。忌族がいることも十分に考えられます」
「災厄は忌族が起こしているということですよね?」
「正確には私もわかりません。ただ、そのようにツェミダー神教では言われていますね」
男の顔が別の意味で固くなる。彼らもおそらくツェミダー神教の信徒なのだろう。大きな町なら教会の影響力も大きいに違いない。
「しかし、夜々なら敏感に忌族の気配を感じ取ることが出来ますし、彼女は私に忠誠を誓っています。例え同族であったとしても私の命があればヤツらと戦ってくれるでしょう。ですので、念のため途中まで送らせようと思います」
「それは……重ね重ね、ありがとうございます」
再度夫妻が深々と頭を下げるが、生憎私は何も本当に親切心から案内をさせようなどというようなことを言ったわけでもなかった。夜々が私の命令であれば誰とであっても戦うのは本当だが、別に彼らが途中で妖怪……彼らの言うところの忌族に襲われて食われようが知ったことじゃない。
そもそも、教会の弾圧で妖怪は数を大幅に減らしている。この辺りを歩いていたところで出くわす可能性はニャーと鳴く犬を見つけるより低いだろう。
夫妻が部屋を出たところでそっと夜々に伝える。
「案内は適当な所で切り上げて構わないわ。この先からは安全です、とでも言えば納得するでしょう」
「わかりました」
「それが終わったら、少し様子を見て来て欲しいの」
「あの使いはなんと言っていたのですか?」
「四人の人間とは別に、馬に乗った五人の人間たちがいるそうよ。穏やかな様子とは言えないみたい。だから、適当に案内を切り上げたら大きくぐるりと森の周囲を見て回って来てくれる? おかしな動きがないか調べてきて」
「その人間たち……一体何の目的何でしょうか?」
「今は何とも言えないわね。ただ、なるべく面倒ごとにならないことを祈るばかりだわ」
ここに住み着いてからかれこれ五十年以上。存外に気に入っている場所であるから、ここを出て行くようなことにならなければ良いのだけれど。
そんなことを考えながら私は小さく一つ息を吐いた。
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