第4話『降り積もる不穏』

 私は、走り続けました。

 雪の降る道を、走り続けました。

 雪に隠れた小石が裸足に食い込み、苦痛で顔を歪ませます。

 足裏に伝わる、ぬらりとした感触。

 段々と痛みで、熱を帯びていく爪先。

 ……それでも。足を止める事は、しませんでした。

 止めるわけには、いきませんでした。

 私は救われ、そして──願いを、託されたのですから。

 なのでまだ、ここで倒れるわけにも、立ち止まるわけにもいかないのです。


 私は、走り続けました。


 ──ああ。

 雪の降る夜は、こんなにも。


 *


「……ただいま、リタ」

「おかえり、クラーク君──って。どうしたんだい、その格好」


 予想通りの返答だった。

 何故ならば、酒場の二階に戻ってきた僕は、右肩や帽子に鞄……至るところが雪を被っていたからだ。

 リタは、目を丸くして僕を見つめる。

 ギンに借りたコートの裾を絞ると、ぼたぼたと水滴が垂れた。


「急に雪が強くなっちゃって……ごめんね、リタ。リタから借りた帽子、びしょびしょになっちゃった」

「それでクラーク君が濡れずに済んだのなら、別に構わないよ。それで……何か、収穫はあったかい?」

「聞き込みに協力してくれた人達の中に、断片を見かけた人はいなかったよ。それと……ギンの言っていた通り、この街には本当に観光客がいないらしくて、凄く珍しく思われた」


 僕がそう言うと、リタは顎に手を添えて首を傾げた。


「"珍しく思われた"って事は……クラーク君、自分がこの国の外から来た人間だってことを話したの? 思い切った聞き込みをするなあ」

「事故だったんだよ。自分からバラすつもりなんて無かったんだけれど……つい、うっかりね」


 リタは「そっか」と両腕を胸の前で組み、部屋の一点を見つめて唸った。


「一週間以上の滞在はボロが出る、ってギンが言っていたけれど……」

「案外、馬鹿にできないね」

「まぁ……私の目も覚めたことだし、早速だが聞き込み後半戦と行こうじゃないか。クラーク君はここで待ってるかい?」

「いや。僕も行くよ」

「そっか。じゃあ、準備を済ませるからちょっと待っていてくれ」


 リタはそう言うと、オリーブ色のチュニックの裾を、交差した両手で掴み、唐突に脱ぎ始めた。

 毎回僕の目を気にせず着替え始めるものだから流石に慣れてきたが、それでも耐えきれず、閉め切られたカーテンの方へと僕は目を逸らした。


「別に肌着も着てるから、わざわざあっち向かなくてもいいのに」

「リタは外套を持っているんだから、それで隠せばいいじゃないか……というか、着替えるって言ってくれればちゃんと部屋を出るのに」

「ふふっ。小さな男の子に裸を見られるくらい、別に何とも思わないよ……あっ。クラーク君、そこの鞄から、適当に替えの服を一着取ってくれ」


 僕は深い溜め息を吐きながら、足下あしもとの鞄から黒地のカットソーを取り出して、リタの方に差し出した。


「……はい」

「うん、ありがとう」


 すぐに、カットソーと対照的に白いリタの腕がそれを掴み、僕の視界の端へと引っ込んだ。


「ほほう、これがクラーク君の趣味なのか」

「……適当に手に取っただけだよ」

「ふふっ、分かってるよ。ありがとう、今夜はこれを着て行くとするよ」

「そう」


 僕はそれから、衣服の擦れる音とリタの鼻歌を彼女の隣で聞いていた。

 リタは、機嫌が良い時はいつもこんな風に鼻歌を歌う。

 奏でる歌は毎度、同じ曲。

 以前、それは何の歌なのかと尋ねたことがある。 彼女は、オリジナルなのだと答えた。

 なるほど。相変わらず変な人だな、と思った。


「リタ。その歌って曲名とかあったりするの?」

「これ? 『クラーク君大好きマーチ第2曲』さ」

「ふーん」


 第1曲については……別に、聞かなくてもいいか。 どうせ冗談だ。


「あとは、これを敷いてから行こう」

「……何それ?」

「ご覧のとおり、魔法陣さ。出来立てホヤホヤのね」


 魔法陣──そういえば、貨物列車の中でもそんな事を言っていたような気がする。

 リタは、羊皮紙に規則的な円形の紋様が描かれた魔法陣をベッドいっぱいに広げた。寝癖で毛先の跳ねた金髪と、色素の薄い生足が視界を横切る。

 ……だから、そういうのはちゃんと、着替え終わってからにしてほしいんだけど。


 しかし、ここでひとつの疑問が浮かんだ。


「ここに敷いて行っていいの? 魔法陣って確か、使う時に自分で陣を結んで起動させる物だ、みたいな事を前言ってたよね」

「うん。魔法陣は基本的に、一本だけ線を書かない"完成一歩手前の状態"で持ち運ぶ。そして、使う時にその不足分を書き足して起動させるんだよ」

「それで、魔法陣が暴発したり、作った人以外が勝手に起動させるのを防止するためでもある……だったっけ」

「よく覚えているね、感心感心。でもね、これは良いんだよ。この陣は使用前から既に完成している特殊な物だし、それに……これは何というか、一種の保険みたいなものだからね」

「……保険?」

「まぁ、来たる時が来たら、改めて教えてあげるよ」


「まあ、来たる時なんて来ないのが一番なんだけどさ」。そう付け足して、リタは着替えを再開した。

 リタは、大抵のことはすぐに教えてくれない。

 なので、僕は黙って頷くことにした。


 *


 喧騒、喧騒、喧騒。

 2階から降りた先にある酒場は、昼間とは打って変わり、酒と談笑を求めてやってきた大人達で溢れかえっていた。


「凄いね。昼間とは大違いだ」

「まぁ、酒場だからね」

「ここなら十分に情報が集まりそうだ。さて、どこに座ろうか……」


 僕達は、遠目に相席できそうな席を探し始めた。

 当然ながら、客人の様子は、人によって様々だ。

 ある席ではグラスをぶつけ合い乾杯し、またある席では、顔を真っ赤にした大男がテーブルに突っ伏して眠っている。

 相席するなら、なるべく静かな席がいい。あとは、見た感じの雰囲気とか。

 すると、リタが突然僕の方を二、三度叩いて、何十とある客席のうちのひとつを指差した。

 どうやら、相席する場所を決めたらしい。

 丸型テーブルに、4人分の椅子。その内ひとつに腰掛けていたのは、目が隠れるくらいまで前髪が伸びた、長身の男だった。

 男は、組んだ足の上に新聞を大きく広げて、それを凝視している。

 テーブルには、ワイングラスがひとつと、酒の肴でも乗せられていたものであろう、薄紙の敷かれた小皿がひとつ。

 どうやら、席を外している相方がいるわけでもなさそうだ。

 空いている席は3つ。聞き込みには十分すぎる優良物件だ。


「……うん。あの人がいいかもね」

「よし、さっそく声をかけてみよう」


 リタは外套と帽子を整え、客と客、テーブルとテーブルの間を縫うように、最短ルートで男のいる席へと近づく。

 僕も、リタの歩いたすぐ後ろをついて行った。

 すると、僕達の存在に気付いたのか、もしくは偶然か。

 男は新聞から視線を上げ、こちらを見上げてきた。

 リタは、にっこりと愛想の良い笑みを浮かべる。


「こんにちは。相席、良いですか?」

「ああ、どうぞ。見かけない顔だね、隣町の人かい?」

「まぁ、そんなところです」


 男が勝手に解釈してくれたので、それに乗じることにした。

 相席を許された僕達は、向かいの2席に腰掛ける。

 リタは、男と同じ酒を。僕は、麦茶を注文した。

 男は「酒を飲みに来たんじゃないのか」と訪ねて来たが、リタが横からすかさず「この子は私について来ただけで、酒はあまり得意じゃないんだ」と誤魔化してくれた。

 男は納得したのか、それっきり聞いてこなかった。

 リタは、僕に視線を送る。彼女の目が「さて、本題に移ろう」と言っていた。

 僕は頷いて、男の方を向き直った。


「先ほどお話ししたように、私達は隣町からちょっとした用事で来た者なのですが……この街について、お訊ねしたいことがいくつかありまして」

「それを聞きたくて僕に話しかけたのか。いいよ、教えられる事は教えよう」


 男は、予想していた以上に僕達を歓迎してくれた。リタの利き目は、どうやら余程尖っていたらしい。


「ではまず、このあたりで"断片"という物を見た事や聞いた事がありますか? ほんの噂でも結構です」

「断片? なんだい、それは」


 まぁ、当然といえば当然な反応だった。

 僕達が探している断片というものは、一般的に知られている物でもなければ、 巷でそう呼ばれている物でもない。

 それに、願いを叶える魔道書など、そんなものの存在が巷で噂立ったとしても、誰一人として信じやしないだろう。魔道書自体が、そもそも一般人の間では珍しい代物なのだから。


「えっと。では、質問を言い換えましょう。最近、何か変な物を見たり、見たという話を聞きませんでしたか?」

「変な物? いや、見ていないと思うけどな」

「そうですか……」


 リタはあからさまに落胆し、肩を落とす。

 僕がリタの顔を覗くと、彼女は「これはハズレだ」といった風に苦笑いを浮かべた。

 そんな中、僕はふと昨晩見た夢を思い出していた。

 暗闇、少女、荷台、少年、初雪──。

 ……ギンが言うには、この国は子供がいない国だ。

 もしも、あの夢が断片の記憶で、この国をあの少女が彷徨っているのだとしたら。


「──じゃあ、この辺りで最近子供を見かけなかった? "リバティ"って名乗っていると思うんだけど」


 僕がそう言うと、リタはギョッとして僕の方を見た。

 ちょっと直球過ぎるかもしれないが、これが一番手っ取り早い。


 しかし。男の反応は、想像以上のものだった。


「子供……? 子供が、この街にいるとでも言うのか!?」

「えっ? いや、居るという仮定に過ぎません。元々は断片だから、別に子供というわけでも──」

「なんだ、子供がどうしたって?」


 想像以上の反応を見せたのは、この男だけではなかった。男の張り上げた声を聞いた周りの客人達は席を立ち、ぞろぞろと僕達の席を取り囲んできた。

 客人達は皆、表情が強張っている。


「おい、ソーン。今、この街に子供がいるって言ったか?」


 ソーンとは、この男のことらしい。 ソーンは、首を素早く横に振った。


「僕じゃない。この隣町から来た二人組がそう言ったんだ」

「隣町から?」


 客人達の視線は、一斉に僕達に向けて集中する。

 これは、しくじった。まさか彼らがここまで子供というワードに敏感だったとは。


「子供が居たら、何かまずいんですか?」

「当たり前じゃないか、隣町じゃあ常識じゃないって言うのか? 子供っていうのは、悪魔が俺達を唆かすために化けた中途半端な人間の姿のことだ。子供が街にいるだなんてつまりそれは、悪魔にこの街が狙われてるって事さ……この街は、おしまいだ」


 なるほど。そういう言い伝えがある街だったのか。

 だが。そうだとすると、その噂には不可解な点がいくつかある。例えば──。


「ううん。私は今の仕事に就く前に、隣の町に住んでいたけれど……流石に子供が悪魔だなんて事くらい皆知っているわ」


 突然、人集りの中から誰かがそう言った。


「何だって? じゃあ、彼らは一体なぜ知らないんだ」

「おい。この緑の外套の方、なんか背が低過ぎじゃないか?」

「まさか……」

「まさか、こいつらが?」


 僕らを中心にして、騒つく店内。

 まずい。非常にまずい展開だ。


「お前……外套を脱いで、顔を見せてみろ!」


 ……ほら、やっぱり。

 予想していた台詞が、そのまま客人の口から出てきた。

 僕は顔を覗き込まれないようになるべく視線を下げて、半歩後退りする。

 しかし、右の肩が背後の客人にぶつかり、立ち止らざるを得なくなった。

 ……完全に、囲まれた。逃げる道も、隙も無さそうだ。


「クラーク君、やってくれたねえ……リタさん、この場を退散してもいいかな?」

「薄情だなあ、最後まで付き合ってよ」


 客人達でできた円は、僕達を中心にして、じりじりとその半径を狭めていく。

 客人の数は10、20──なるほど。把握できそうにないので、数えるのはやめよう。

 追い詰められた僕達は、互いの背中を合わせるようにして、なるべく客人達から距離を取る。

 そんな僕達に向けて、正面に立つ男が手を伸ばしかけた──その時だった。


「子供だああ!! 悪魔が出たぞ、誰か捕まえろ!!」


 張り上げるような声。しかし、それは酒場ではなく、店の外──街路の方から張り上げられた。

 そして、その声に追われるようにして、裸足の少女が酒場の目の前を走り抜けていった。

 その姿は、僕達を取り囲んでいた客人達の目にも例外無く映り込んだようだ。


「子供だと!?」

「あっちにも子供がいるぞ!!」

「あぁ、なんてこと……!!」


 彼らは一斉に騒つき始め、そして狼狽うろたえた。

 先程まで僕達を親の仇のように睨みつけていた客人達の視線が、まるで息を吹きかけられた砂粒のように散り散りになる。

 そのチャンスを、リタは見逃さなかった。


「走るぞ、クラーク君!!」

「うわっ!?」


 リタは僕の腕を掴むや否や、鼠のような素早さで、客と客の間を駆け抜けていった。

 脇を通過された後ろの客人達が、口々に「逃げたぞ」「どこへ行った」なんて言っているのが聞こえてくるが、誰も僕達を捕まえれる者はいなかった。

 見事、客人の群れを抜け出して酒場の外に出たリタは、左手を寒空に掲げて、大きく息を吸い込んだ。


「──来い、ペレグリン!!」


 すると、リタの声と同時に、ガラスの砕ける音が辺りに響き渡る。

 その音から数秒遅れて、頭上から無数のガラス片が僕達の周りに降り注いだ。

 そして、リタの左手に吸い込まれるように降下する、棒状の黒い影。

 ──箒だ。リタの箒が、二階のギンの部屋から独りでに飛んで来たのだ。

 リタは箒──乃至ないし、ペレグリンを慣れた手付きでキャッチすると、飛び乗るように"それ"にまたがった。

 リタに続いて、僕も後ろに跨る。


「もう! ギンに怒られても知らないよ!?」

「飛ばすよ、クラーク君!!」


 リタがを強く握ると、ペレグリンはそれに答えるように、降り積もる雪を吹き飛ばして滑空した。

 "ロケットスタート"という言葉が似合いそうなほどの勢いで飛び出したペレグリンは、追いかけて来た客人達の手を容易く逃れ、街の天高くへと急上昇した。

 酒場が丸ごと視界に収まるほどの高度まで上がったところで、リタが街路をじろじろと舐めるように見渡した。

 雪を巻き込んで吹く強い風に、僕達の外套が、ばさばさとはためく。


「……あっ。いたいた」

「何が?」

「迷える仔羊こひつじちゃんがだよ。しっかり掴まっていてね。それと、私はペレグリンを操っているから、クラーク君があの子を拾ってあげてくれ」


 "あの子"──なるほど。リタは、このまま断片の少女を奪還するつもりらしい。

 リタの指差す先には、群衆の先頭を走る一人の少女。

 ちょうど、少女は曲がり角を左折しているところだった。


「"拾う"って言ったって……無茶を言うなあ」

「さぁ、飛ばすぞ。 クラーク君!」


 リタがそう言うと、ペレグリンは一瞬速度を緩めた。僕らの腰が、ふわりと宙に浮かぶ。

 そして、少女に向かって一気に下降した。


「うわわっ……!」

「はははっ、速い速い! まるで彗星みたいだ!」


 洒落にならない速さだった。

 街路の喧騒は風にかき消されて、全身に体験した事が無いくらいの風圧が襲いかかってきた。

 通り過ぎた風景が、視界の後ろへと追いやられていく。

 降っているはずの雪が、空に登っているようにさえ見えた。


「さぁ、退いた退いたァ!! 魔女様のお通りだ!!」

「な、何だ……!? 何か、空からこちらに向かってくるぞ!!」

「に、にに、逃げろおお!!」


 群衆の大人達は、悲鳴をあげながら一目散に飛び退いていった。

 ……悲鳴をあげたいのは、僕だってそうだ。だが、そうも言っていられない。

 無事、少女までの道は開けた。

 あとは、僕が彼女の手を掴むだけだ。


「リタ、そろそろだよ!」

「よし、減速するよ!」


 一直線に少女の元へと滑空するペレグリン。

 背後の騒めきに気付いて後ろを振り返った少女と、目が合った。

 少女の雪色の瞳が、僕達の姿を捉えたのを感じた。


「今だ、クラーク君!」

「──手を伸ばして!!」


 僕はそう言って、少女に向かって手を伸ばす。

 状況を飲み込んだ少女も、こちらに手を伸ばした。

 少女の腕が手の平に触れる。僕は、それをしっかりと握りしめた。

 ペレグリンは、街から少女を掠めとるように、再び空へと飛び上がった。

 そうして、目前の瓦の屋根へと華麗に着陸する。

 僕達は、各自で瓦に足をついた。


「よし。無事、人さらい完了だ」

「人攫いって……まぁ、間違ってないけどさ」

「お姉さん達、誰ですか? この街の人……じゃない、ですよね」


 少女は、恐る恐るといった感じで、僕達にそう尋ねた。


「まさか。私達は、善良な旅人さ。ちょっと人攫いをたしなんだりはするけどね」

「善良の神様が聞いて呆れるよ」

「旅人、さん……?」


 リタの"旅人"というワードに、少女は突然縋るような眼つきと態度を見せる。


「さて。無事に難は逃れたし、どこか安全な場所まで……」

「あ、あの!」

「ん? 何かな、お嬢さん」

「私を……私達を、助けてくださいませんか!?」

「"私達"? それってどういう……」

「ねえ。君の名前は、リバティで合ってる?」


 僕がふと夢の事を思い出してそう尋ねると、少女はしどろもどろな返答をした。


「えっと。さっき一緒にいた子からは、そう呼ばれてたけど……この街に来る前のことを何も覚えていないから、本当に合っているかは……でも、どうして私の名前を?」


 リタは「ふむ」と片手を顎に添えて首を傾げた。


「記憶を失っているのか、はたまた断片だから元より昔の記憶ってやつが存在しないのか──何にせよ、私達は、君達のことをなるべく助けたいと思っている。一先ひとまず、何が起こっているのか、事情を聞きたいな。走り疲れているところすまないが、安全な場所まで移動しよう」


 リタの柔らかい物言いに、少女は言われるがまま頷いた。

 僕も、特に反対する理由が無いので静かに頷く。


「さぁ、行こうか」


 リタは、先導を切るように歩き出した。

 初雪は、依然として夜の街と僕らを照らしている。

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