第3話

ぽむに餌をあげたあと、部屋にぽむを放し履歴書作成、面接の準備、などなど明日に向けての準備をする。ぽむとお喋りをしながら。

「ぽむー。今日はねー、DMCっていう化粧品の会社を受けてきたのー。でも手応えなかった・・・。」

「・・・。それでねー、一馬に、無職のお前と居る俺の気持ち考えろよ。って言われちゃったの。ショック。」

「・・・それでねー、友達のミナに相談したらそんな男早く別れなって。男は星の数ほどいるって。・・・でもね!!一馬は1人なの!!ぽむもそう思うでしょ??」

ぽむは知った事かといつものように部屋の隅に置いてあるクッションの上で毛づくろいを始める。私も負けじと愚痴を続ける。

「私のどこがダメなのかな?一生懸命やる事やってるし、料理だってお裁縫だって得意。顔だって・・・ブスではないよね?うん。。胸はそこそこあるし、人にも優しいつもりよ!ただ、今は無職ってだけで…。」


?「・・・と・・・に・・来て・・。」


「え?」


?「・・・僕と一緒に来てよ・・・」


「ぽむ??」


するとさっきまでそこで毛づくろいをしていたぽむは辺りを確かめるように立ち上がりそのまま部屋の外へ駆け出していったのです!


「!!!!ぽむ!待って!!」

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