第2話
目覚ましの音で目を覚まし、着替えて化粧をして、お昼ご飯を食べて就活へ。今日もいつもと変わらぬ予定だ。
私は、パートの母と自営業の父、正社員で働いている妹と一緒に暮らしている。帰宅すると、「いい就職先は見つかった?」「早く働きなさい。それと、世間の目をもっと気にしなさい。」などなど、耳が痛くなる話を聞き流し、適当に返事をした後、部屋で待っているうさぎのぽむに餌をやる。
「ぽむー。ご飯だよー!」
そう呼びかけると藁でできたお家から白くフワフワとした体を弾ませながら出てくる。
もさもさもさもさ、、、
ペット用フードを食べるぽむの口元をじーっと見つめる。この口の動きがたまらなく好きなのだ。鼻をヒクヒクさせながらポリポリとフードを食べてるモフモフのお口。この光景至福だ。。
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