ミステリーのキャッチは難しいです。なに書けば良いか分からなくなります。この物語は、読者の視点が大事だと思います。きっと。いや、ミステリーってのはそうなんだけど、なおさらというか。僕は読み直してやっと気付いた。1週目は全然分かんない。でもしっかりと伏線は散りばめられていた。ネタバラシの衝撃は、きっとあなたを2週目に誘うでしょう。面白かったです。ありがとうございました。
孤島、西洋風のお屋敷、吹き荒れる嵐……クローズドサークルの条件が当てはまるには申し分ない状況で何も起きないはずはない!っていう事でワクワクしながら読み進めた結果、次々と起こる事件と恐怖、そして疑心暗鬼に読んでいるこちらもハラハラドキドキしてしまう。そこかしこに散りばめられた伏線に気づけるかがこのミステリーを解くヒントですが、きっと貴方も騙されるはず……とても完成度の高いミステリーです!
王道のクローズドサークルミステリー!やはりミステリーと言ったらこれですよね!タイトルから分かるかと思いますが、某小説のような展開を繰り広げています。一人また一人と被害者が出てきて、悲しくもそのおかげで犯人が絞られていく。しかし、ただそれで終わらないのがこのミステリー。最後の最後に待ち受けるのは驚愕の真実。なぬ?と思いながらも、それに対する伏線もきちんと描かれており、清々しいほどの騙された感を味わえます。これほど濃密なミステリーを読んだのは久し振りでした。必見です。
孤島に遊びに来た女の子達。クローズドサークルとなったその島で、毎晩、男の手で少女達が教われていくーーどこか人狼テイストな雰囲気もありながらも、実際に男は夜に狼となり、凄惨な行為を繰り返していきます。犯人は分かりそうで判らない、特殊なフーダニットの作品です。是非とも推理しながら読んでほしいです。そして意外な結末に驚いてほしいです。面白かったです!
オマージュかな?と、一瞬思ったそこのあなた!この作品は、確かにオマージュの要素を含みます。ですが、最後まで読んで見てください。絶対に驚き、感嘆します。こんな良い作品を書かれた、浦登みっひさんに感謝です