.jp、譲渡される

 当時大学生だったいち個人がはじめたという『mstdn.jp』。

 そのような経緯にもかかわらず、実質的に日本版Mastodon公式のような扱いを受けています。以前の更新ではUserStream廃止の影響で人口が増加したとお書きしましたが、どうもこちらのインスタンスで非常に大きな動きがあった模様です。


 2018年9月25日、きぼうソフトさんへ運営が譲渡され、10月1日から新体制となることが発表されました。



 きぼうソフトさんはかねてから自前のインスタンスを持っていたIT関連企業さんで、Mastodonへの最高クラスの出資者を意味するプラチナスポンサーとして名前を連ねています。


 これまでの管理人さんはドワンゴさんのもとでしばらく『.jp』の運営に携わっていたようです。

 そうした経緯がありドワンゴさんは事実上『.jp』と『friends.nico』という主要2インスタンスを所有していたのですが、今回の譲渡によってその一角を失ったという恰好です。


 なので今回の一件はドワンゴ=KADOKAWAさんの動向を見ていく上でも外せない出来事として書かないわけにはいきませんでした。



 発表から3日……コラム書くの遅くね?

 ――と思わないでもないですが、もとより速報性のあるタイプのものじゃないのでいいってことにしましょう(怠惰



 現在の『.jp』はTwitterを凍結されたうしじまいい肉さんの避難先となっているなど、一定の影響力があるようです。

 私を追ってマストドンに来てくれた人も『.jp』を選んだようですし。


 管理者が変わる、ということで発表当日『.jp』内ではそれなりに騒然となったらしいですが、一方その頃Twitterや『Pawoo』はというと、某超有名ゲームのキャラクターを「姫化」させる、というお祭りに湧いていた、という……



 今回はここまで。

 また何か大きな動きが見られましたら書き留めておきたいと思います。

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