第2章 2017年12月からの動静
YES フリーダム NO フリーズ!
お久しぶりです。
カクヨムさんそのものから離れていた感はありますが、マストドン――というよりは『Pawoo』上で無視できない動きがあったので更新します。
毎度のことではありすっかり恒例となった感もある流れなのですが、『Pawoo』が注目される時は他のソーシャル、とりわけTwitterで一騒動あった時なのです。
――では、今回はどのような騒ぎがあったのでしょうか?
おそらく予測できている方もいらっしゃるでしょう。
それは、12月4日の、茜新社さんの成年向け雑誌である『COMIC LO』の公式ツイッターおよび同時発生した絵描きさんの凍結騒ぎです。
『COMIC LO』はある性的嗜好を持つ方々を対象にした、知る人ぞ知る雑誌です。
18歳未満の子は検索しちゃダメですよ。
私はかつて書店で雑誌担当をしていた頃にこの雑誌を平積みしたところ売り上げが倍加したので取扱を強化したところ、売り上げこそ上がりましたが上司の方に
「お店のカラーが変わるから頼むから平積みをやめてくれ(汗」
と苦言を呈され棚差しで目立たなくした――なんて笑い話かどうかもよくわからない想い出があるのですが……今それはどうでもいいとして。
ユーザー数の増加こそそれほど以前とは変わりませんが、一部の絵描きさんが『Pawoo』へ「避難」するという状況が生まれタイムラインに新たな空気が流れ始めているほか、ある作家さんが『LO』の編集部さんに『Pawoo』のアカウント取得を勧めているという動きもあるようです。
仮に営利企業である出版社の茜新社さんがアカウントを取得した場合、マストドンおよび『Pawoo』は新たなフェイズへと進むことになります。
というのも、そもそもマストドンは特定企業の「広告」「宣伝」がないことを大きなウリにしたソーシャルであり、ユーザーもそれを強く支持しているようなフシがあります。
現状広告や宣伝目的で使うには費用対効果の面で考えると相対的に他ソーシャルの方が圧倒的に優位であり、特定インスタンスへの企業アカウントの参入はほぼないというのが現状でありますが――
ここで『LO』さんがアカウントを取得し、販促に大きな成果をあげたとすれば、『Pawoo』ないし他インスタンスへの企業参入という新たな波が起こることが考えられます。
それこそKADOKAWAさんのようなところもいよいよ放っておかないでしょう。
そうなった時に、現在の『Pawoo』ユーザーが感じている「居心地のよい空間」のままでいることができるでしょうか――?
『Pawoo』が凍結の恐れもなく『LO』さんや絵描きさんが活動していける場となっていって欲しい――と私個人としては考えておりますが――
一方で『Pawoo』が『Twitter』と同じようなものへと変質してしまわないだろうか、という心配もあり……やや複雑な思いで推移を見守っているところです。
――なんてことをKADOKAWAさんの運営サイトで書くあたり相変わらず妙なところで強メンタルだなお前(
私個人のことはさておき……
絵描きさんは新しいもの好きのいわゆる「アーリーアダプター」的な傾向があるように見受けられます。
現在はまだけっして規模が大きいとはいえないマストドンではありますが、絵描きさんが本格的に活動の軸足を移した時、より大きな勢力として他ソーシャルと比しても遜色ないものへと成長する可能性を秘めているのではないか――というのが私見です。
何よりもいまだにユーザーが増加しているというところに、一過性の話題で消えるものではない強さを感じるのです。
今後も、何か動きがあり次第不定期に更新していけたらいいなと思います。
それではみなさま、楽しいネットライフを。
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