あっという間の27万人突破、そして……
以前の更新で中国人ユーザーの大量流入の話を書きました。
あれからいったいどうなったのでしょうか?
私の観測した範囲のことしか書けませんが、これから少しご説明させていただこうと思います。
最初の流入があったあと、夜が明けてから1時間ごとに千人を超える新規登録ユーザー数増加の波が数時間続きました。
おかげで私がこのマストドン論をアップした時に25万人台だったユーザー数は、'17年9月19日現在28万人を突破しました。
しばらく推移を見守っていましたけれど、『Pawoo』は再び落ち着きを取り戻したように見受けられます。
現在もPawooユーザーは微量ながら増加傾向にありますが、以前とほぼ変わらぬ水準に戻ったように見受けられます。
中国人ユーザーの流入はひとまず落ち着いたと見ることができるかと思います。
ところで、これからふたつのことを書き留めておこうと思います。
中国からpixivのサイトが閲覧できなくなるという現象に見舞われているようです。原因は調査中のこと(微博のpixiv公式アカウントのアナウンス)
なお、それとは関係ありませんが『Pawoo』はpixivのIDと紐づけられており、pixivユーザーならばマストドン用に新規にアカウントを作らずとも同一のIDで登録することができます。
私はネットワークの管理については門外漢ですしよくわかりませんが……
pixivさんで見ることができるイラストが中国さんのコンテンツの発展に資する部分もあることと思いますし、また優秀な中国人クリエイターさんを日本にアピールできる場でもあったことでしょう。お互いにメリットは大きいはずです。
技術的な問題がクリアされ、早期にアクセスができるようになればいいですね。
外発的なユーザー激増はなくなったもののそれでも堅調な伸びを見せており、おそらくは30万人突破も時間の問題でしょう。
また、今回の件によってほぼ稼働していなかった『mstdn.jp』への「移住」もある程度見られるようになったことも興味深い変化といえます。
これは日本人ユーザーのみの空間を志向した人々の、『Pawoo』アカウント取得以来離れていた『.jp』への揺り戻し現象といえるのではないでしょうか。
何かがあれば好きに他のインスタンスに鞍替えできるという、分散型のネットワークたるマストドンの理念がある程度現実に機能しているということとなろうかと思います。
あの深夜、ローカルタイムラインを眺めるだけでも異文化交流できたような錯覚に陥ることができましたし、日本のイラスト、コンテンツが改めて世界に大きな影響を持っているということも再確認できました。ある意味であの瞬間に居合わせることができたというだけでも、いい体験をさせてもらえたかなあと思います。
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