五十日目 未明
水本が玄関から洋館に向かう途中で見かけた黒い怪物は這うように進んでいた。怪物は前方には忙しげに手を伸ばしていたが、大きさに比して歩みは遅く、五分あまりも寄り道していた水本のほうが先に離れの洋館にたどり着いていた。とはいえ、ここが目的地とするなら、それほどの猶予もない。
水本は急いで未来を連れ出すつもりで洋館に入った。
そこで見たものは、大きな声で争う碧三郎と住み込みの女中の姿だった。
「鍵を貸せ! 怪物が来ているんだぞ!」
姿が見える前から碧三郎の主張は水本にも聞こえていたが、お仕着せの女中はびくとも動じなかった。
「議員である碧三郎様が日本の法律をお破りになることは、先代様は決してお許しになりません。ましてやここしばらく触ったこともない銃を邸内で使いたいなぞ、当代様のお許しがあっても承知しかねます」
老人と言ってもいい碧三郎が、孫と言われても通じるような見かけの女性に、舌戦で苦戦を強いられている姿は普段ならば面白い見世物だったのかもしれないが、いまは流石に楽しむほどの余裕は水本にもなかった。
「未来さんは無事か」
「これは水本先生。夜更けにどうなさいましたか」
「未来さんは無事か」
同じことを水本は繰り返した。
「お部屋でお休みです」
女中が水本に注意を向けた油断と見て、碧三郎が腰に下がった鍵に手を伸ばす。
が、女中は碧三郎の腕をねじりあげる。
「済まないが、母屋の方で用事ができた。連れてゆくよ」
「階段上がって二階右奥から三つ目左のお部屋です」
「ありがとう」
急いた気持ちで階段を上るが、老いの壁の重みにもがくようにしか進まない体に、水本は焦れる。
階下の押し合いが残響となった心音と重なる。
水本が吹き抜けを抜け、教えられた部屋を数えかねていると、内から扉が開いた。
「なんの御用でしょう」
盆に水差しとコップを載せた女中が現れた。
女中は馴れた仕草で水を注ぎ、息も荒い水本に盆を差し出す。
水本は肩を蹌踉めかせながらも踏ん張り、コップを受け取り一気に喉に流し込む。
冷たい水に背筋が内からなでられ、一瞬息が止まり、整う。
「未来さんを母屋に移したい。頼めますか」
「まだお休みですが、お召し物は如何なさいますか」
「寝かせたままでいい。そっちの方が面倒が少ないだろう。外出というわけではないから、着替えも寝巻きでなければなんでもいい。母屋に寝かしつけて起きてから着替えればいい。とりあえず、客間の私の寝ていた部屋に寝かせてあげなさい」
女中は水本の言葉の意味を測りかねているようだったが、特に逆らう様子もなく出てきた部屋に戻ろうとする。
「恐れ入りますが、橘が手を離せないそうなので、お手伝いいただけると助かります」
ふと、立ち止まって水本にそう言った。
水本はもとよりそのつもりだったので黙って頷いて続いて部屋に入る。
未来の寝顔はまさに天使だった。
楓は上掛けを捲ると、器用な手つきで未来を毛布で巻き包む。
「楓さん、この子は僕が抱えてゆく。君は着替えを準備してくれ。僕には女物はよくわからない」
橘が階下にいるのならばここにいるのが楓だろう、とあたりをつけて指示をする。
楓が手早く風呂敷に荷物をまとめ包んでいる間、水本は少女というにも幼い娘を眺めていた。
人形にしては大きな、日本人にしては色彩が人形めいた、あどけない少女の寝姿はおとぎ話のお姫様のように水本には見えた。
「お待たせいたしました。参りましょう」
楓の声が水本を引き戻す。
未来を胸に抱えた水本は、自らが年甲斐もなく浮ついているのを、どこか覚めた部分で感じていて、同時に体力的にこういう行為が既に限界であることを認識はしていたが、老いたりとはいえ男の見せ場と自らを奮い立たせた。
水本が階段に差し掛かっても階下のふたりはもみ合いを続けているようだった。
瞬間建物がきしむ音がした。
パンと同時に乾いた破裂音がした。
橘が崩れ落ちる。
「あおざぶろおさまぁ!」
水本の胸の中の未来がむずがるような大音声で楓が怒鳴る。
楓は獣のような身のこなしで、その叫びのまま欄干をまたぎ、階下へ飛び降りた。
「碧三郎さん」
「狩猟部屋の鍵を渡せ。非常事態だ」
水本が呼びかけるのを無視して、息を喘がせつつも碧三郎は意外と冷静な声で改めて言った。
異様な低音が洋館全体に響く。
左手には水本も見た形の拳銃を見せびらかすように持っている。
「こんな豆鉄砲では表の化け物は止められない。もっとでかい銃が必要だ」
そう言うと碧三郎は拳銃をあっさりと捨てた。
橘も撃たれた衝撃から立ち直り、立ち上がった。足かどこか撃たれたようで額に脂汗が滲んでいたが、表情は静かだった。
楓は碧三郎を睨みつけていたが、橘はびっこを引きながら碧三郎の足元の拳銃を拾うと、水本の脇を抜け階段を登る。
「どうお使いになるおつもりか存じ上げませんが、ご自身の身分を棒に振り、ご家族の名誉を地に塗れさせる危険にさらしていることはご理解ください」
「馬鹿め。名誉なんか命あっての物種だ」
あくまで静かな橘の声に、勝ち誇るように碧三郎が声をかぶせる。
そのままふたりは二階へ登っていった。
「大丈夫なのか」
自らどういう答を求めているのか知らず、水本は口にした。
「参りましょう」
楓は飛び降りた時の激情は去ったように言った。
そのまま彼女は母屋への勝手口に向かう。
水本も導かれるようについていった。
その時ひときわ低い音が響いた。
見えるはずのない位置に庭への風景が啓けた。
黒い影のようなものと壁が楓に押し寄せる。
水本は口を開くのが精一杯で声にならなかったが、楓は手に持った包を身で庇うように、舞うようにステップを踏み、水本の襟を掴むとそのまま水本を引き戻した。
水本のつま先わずかには壁だったモノが崩れ落ちていた。
「なるほど、碧三郎様が自棄を起こされる訳です」
興奮のない声音で楓が言った。
黒い物は低い風切り音とそれを上回る耳障りな打撃音と奇妙な唸りを上げ、瓦礫を食べているように水本には見えた。
「なんなんだ。これは」
「申し訳ございません。わかりかねます」
自らの無様な吐露に重ねられた楓の不愉快な律儀さに口を開いた水本が結局何も言わなかったのは、部屋の梁が抜けたのか瓦礫の向こうで天井の一部が抜けた気配がしたからだった。
「二階にいた二人は大丈夫か」
「狩猟部屋は反対ですので、無事かと」
楓が言った瞬間黒い鞭状のものが伸びてくるのを水本はぼんやりと眺めていた。
首を絡めるように楓の腕が伸び浴衣の襟をまとめて掴むと巻き込むように引きずった。
「ここは危ないようです。玄関から逃げましょう」
「たすかった」
「急いでください」
咳き込みながら命を救われたことに感謝する水本を無視して、楓が促した。
「クソ! 齋は何をやっているんだ」
八つ当たりでも何でもしないと萎えそうになる気力を振り絞って、水本は喘ぐように玄関に向かって走る。
数歩走ったところで、庭先での怪物の歩みの遅さを思い出し、軽く息をつく。
振り回していた腕はたしかに早かったが、歩みは遅かった。
慌てないでも大丈夫。
そう思った矢先にメキメキと瓦礫が粉砕されているのが、背後を見るまでもなくわかった。
明らかに水本が歩くより早い。
一息ついたことで思い出してしまった両腕のしびれを無視して、水本は慌てて走りだす。
その背後で壁が崩れた。
黒い巨大なナメクジのような怪物が姿を表した。
ナメクジであるはずがない。
生物学的な限界で骨格を持たない生物は体積相応の自重を支えられないはずだし、外骨格生物も同様に循環系と呼吸系を懸吊することができなくなる。
少年の頃、好きだった博物館の展示された巨大昆虫に憧れた水本は、眼の前のモノの分類に耽った。
いや、しかし、あの生物に骨格があるはずがない。
まるで水銀が転がるように瓦礫を乗り越える動きは、鞭のような腕はどこから生えているんだ。
まるで、ホラー小説の中の怪物。
例えば、パルプ小説の中の。
恐怖は体をすくませる。
考えてはいけない。
ラブクラフトの。
拙い。
「先生!」
破裂音。
楓の放った拳銃弾は水本を襲った怪物の鞭腕を遮ることはなかったが、ほんの数秒の水本の混乱を立て直すきっかけを作った。
身を捩るような数十センチで水本は一撃を躱す。
「お疲れであれば代わりましょうか」
「いやいい。僕には拳銃は扱えないだろう。それより玄関を開けてくれ」
至極尤もな戦術的判断に楓は頷き、走る。
怪物は水本が歩くよりはやや早いが、走って逃げられないということもないペースで迫ってくる。
時折楓が放つ拳銃弾が怪物の腕を撃っているのが気休めになっているのだろうか。
ほんの十数メートルが遠い十秒足らずだった。
玄関ホールに出た瞬間に水元が見たものは異様に晴れやかな表情を浮かべた碧三郎の顔だった。
「先生。お疲れ様です」
水本は碧三郎が何を言っているのかわからず、軽く頷いて玄関に向かって蹌踉めくように走る。
拳銃のそれとは違う、室内では轟音と言っていい残響が響いた。
これまでとは違った怪物の咆哮が上がる。
「みろ! ざまぁみろ! 親父に山を引き回された時は泣き言しか出なかったが、銃の腕は悪くなかったんだ! ハナッからこうすればよかったんだ!」
そう言いながら碧三郎は槓桿を操り、次発装填する。
再びの命中。とは言え、怪物の表面はあまりに滑らかで特徴がなく、どこを狙うべきか碧三郎がわかって撃っているとは水本には思えなかった。
三発目を撃とうと槓杆を操る碧三郎めがけて怪物が瓦礫を投げたのは、楓が玄関の鍵を選んだ瞬間だった。
放たれた瓦礫が欄干に当たり、破片を避けた楓の目の前で怪物の投げた二投目の瓦礫が玄関のノブを鍵ごと潰した。
「怪我はないか」
「私は大丈夫ですが、これでは玄関はしばらくダメですね」
碧三郎は血を滾らせ、怪物との射撃戦に没頭している。思いのほかなれた手つきで今は弾倉を交換している。
しかし、決して細くもない銃身から、室内では耳に痛いほどの音を響かせているライフル弾をすでに五発も浴びている怪物に、碧三郎はなお何発浴びせようというのか。動物園のオリほどのこの距離でならば、象の頭蓋を撃ちぬくのにも十分な威力があるはずだ。
キーリングから玄関の鍵を外している楓を待ち、破片に注意しながら水本は先程の不吉な考えが再び胸中に沸き起こるのを感じた。
走馬灯ってやつは他人の死でも走るものなのか。
と、水本は宙を舞う、胸の中の子供よりも大きな石塊が階段めがけて飛んでいるのを絶望的な感想を抱きながら見送った。
碧三郎の表情は奇怪な冗談を聞いたような、笑い顔とも泣き顔ともつかないものにゆがんでいるのを水本は見た。
そんな感想をこれまでの銃声を上回る轟音がかき消した。
石塊は空中で殴られたように横っ飛びに砕け、幾らかは水本にも降り注ぎ、あちこちを引っ掻いた。
「逃げてください!」
吹き抜け二階のテラスから女の大きな声がした。見れば彼女は遠目にも碧三郎の構える銃より更に長い銃を構えていた。
「しかし! まだ弾はある! ここで仕留める!」
言いながら碧三郎はもう一発あてる。
「あれだけ撃って仕留められないヘボ猟師が偉そうに抜かすな! 化け物に殺させてやるのは癪だから、あたしが撃ち殺してやろうか! あんたに喜んで体を開いてたと思うなよ!」
言い募る碧三郎に橘が怒声をぶちまける。
碧三郎は水本の顔を見つけ、バツが悪そうに唇を歪める。
「分かった。だが、悪口の始末はあとでつけさせてやる」
先よりも大きくなってきた石塊を避けながら、碧三郎は身をかがめながら階段を降りてきた。
「行くぞ」
「お待たせしました」
最後は引きちぎるように玄関の鍵をリングから外した楓と碧三郎が水本を促す。
ふと視線に気付いて胸元を見れば、未来が目を覚まして水本を見上げていた。
「大丈夫だ」
誰かにそう言うと、不思議とまだ大丈夫な気がしてくる。
水本の生業とは、まぁそういうものだった。
三人がテラスのガラスを破って庭に出ると翔一郎と齋が待っていた。
脇にはフォークリフトと軽トラックが緑のフェンスのロールを積んで待機している。
「これはなんだ」
「翔一郎さんが巻き網漁の要領で何とか出来ないか、というので一つ試してみるかというところです」
「危なくないのか」
水本の再度の問いに齋は心底呆れたようにため息をつく。
「先生。散々危ない目にあっておいて、何を今更。それに」
「これでも私も相当に腹を立てているのですよ。アレがなんだかわかりませんが、標本か剥製かにするぐらいはしてやらないと気がすまないところです」
齋が水を向けると翔一郎は憤りを投げ出すように一息に言った。
齋は軽トラに乗り込みエンジンを掛ける。
水本はこの二十分あまりの出来事を振り返るくらいの余裕が生まれていたが、ナメクジじみた怪物が姿を表した時は改めて震えた。
作戦は単純だった。
怪物の横合いからフォークリフトがつっかかっていった。
ハンドルを切ったままぶつける、というところがキモだったらしく運転手は安全に飛び降りていた。
その後、フォークリフトに結び付けられていたワイヤーを起点に、怪物の周囲を巡る軽トラックから緑のワイヤーフェンスが繰り出され、怪物に絡みついていった。
五分もするとフェンスは全て繰り出され、最後に残ったワイヤーを太いペグで庭に打ち付けていった。
元々歩みが早くもなかった怪物は、庭先に縫い止められた。
「本当は藁や毛布に油を掛けて燃やすのがいいんでしょうけどね」
翔一郎はため息のように言った。
警察に連絡したあとでそれは、さすがにすこしばかり面倒だろうと水本も思った。早ければあと十分かそこらで警察が来ることになっている。
撃ち合いの真っ最中でなくてよかった。というべきなのか、むしろ遅いから面倒が増えたというべきなのか。
「しばらく待てば警察も来ます。先生は警察向けのいいわけでも考えておいてください」
軽トラに乗ったまま齋が水本に声をかける。
軽トラにはあちこち引っかき傷がある。
「捕まえたアレを見せて、クマが暴れた、じゃダメかね」
緑のワイヤーフェンスの拘束の上から更にナイロンのネットが被せられた怪物はネットの中で変形を繰り返していたが、簀巻きになって倒れてからは自由に移動ができないようだった。
大きさ通りの真っ当ないきものならば、今しばらくは保ちそうではある。
「お任せします」
苦笑したように齋は言って、軽トラを車庫に戻しに言った。
十本のアンカーが庭に打たれ怪物の拘束が終わり、ようやく水本は胸に抱えていた未来をおろした。
水本はなんとなく微笑みを未来に向けてみたが、疲れていて上手くいったかよくわからない。未来はぼんやりと見上げていた。
「わるかったね。寝てるところを起こしちゃって」
そう言った水本に未来は首を振って応えた。
そのとき緑のワイヤーフェンスの中心から槍状のものが伸びてくるのを水本は目にとらえた。
怪物全体が雲丹のような形に変形している。
軽自動車ほどの重さを持った雲丹がどれほどの大きさか、円錐の体積から思うにざっくりと三倍くらいの直径になるのか
とっさに水本は未来の手を引き、自らの背中を滑りこませる。
死んだと思った。
走馬灯が巡る。
耳鳴り。
だが、これは何だ。
見たこともないものばかりだ。
遠い星空。
見知らぬ地上のものとも思えぬいきもの。
厚い赤く紫の雲。
二つの太陽。
吐き気がする。
背中が引っかかれた。
我に返る。
いや、まだ続きらしい。
肩から伸びる別の自分の肩。
その先の腕。
握られた拳銃から長く伸びる銃弾が緑のネットを囲むように円錐を描く。
自分を見上げる視点で黒い槍のようなものが褞袍を裂いているのが見える。
ふと左腰を見ると巻き上げられる浴衣にはじき出されて拳銃がスローモーションで袂からこぼれてゆくのが見えた。
右手を伸ばすと手に収まる。
浴衣を何かに引かれた勢いで体が止まらない。
手を伸ばすとその指先に緑のワイヤーフェンス。
よく見ると、黒い塊から針のように水本の肩の上あたりまで伸びている線がある。
更にその奥。
赤い羽虫のような点。
右手の指を伸ばす。
銃弾の描く円錐が細くなり、赤い点に重なる。
つまむように握り、引き金を落とす。
手の中で弾ける音がして、感覚が戻った。
拳銃の弾が怪物にあたった瞬間、破鐘のような音が響く。
そして、弾丸のような早さで伸びていた竹竿ほどの太さの腕は凍りついたように動きを止め、ガラスのように砕け散った。
「今のは君か?」
キョトンとしている未来に水本は返事も期待せず問いかける。
水本は、今の奇怪な現象が未来によって引き起こされ我が身を救ったと、根拠もなく確信していた。
知らず感涙に咽びながら、水本は跪き未来を抱きしめていた。
「すごいなあ。先生。助けないでよかったか」
右手の中のまだ熱い空薬莢をポケットに戻しながら齋はひとりごちた。
齋としては不定形な怪物の体積は変わらないらしいことを見当をつけていたから、形が極端に変わることで中枢が現れないかと期待していた。
果たして怪物が腕をこれまでになく長く伸ばした瞬間、ヒビ割れたような組織を見つけた。
ほとんど同時に水本が怪物の弱点を見切り、しかも身を捩りながらの体勢から撃ちぬいたことは、一度きりの幸運というにはあまりに複雑で、見事に収束している。
齋は因果を束ねたものに心当たりがあった。
そして、怪物自体にも心当たりがあった。
もちろん、齋夜月は面白い話なら興味がある。
齋夜月は夜が明ける前に近くの公衆電話まで足を伸ばし、連絡を入れた。
「もしもし、国際経済研究財団ですか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます