『何故かの2巻』を買う全ての人へ


「安藤くん、ついに発表されたわね!」

「朝倉さん、そうだね!」


「「『何故かの』2巻 3月25日発売! 予約開始!」」


「もぉ~う! やっと、ツイッターでも、声を大にして2巻の宣伝ができるわね!」

「カクヨムでは、こっそりと4日の更新で発表はしていたんだけど、実は5日に公式発表があるから、1日くらいのフラゲならいいよねって感じで告知したら、思った以上のフラゲになっちゃったからねぇ……」

「まさか、10日以上も情報公開が遅れるとは想定外だったわね……」

「まぁ、カクヨム版『何故かの』を読んでくれている皆へのサービスってことにしとけば問題ないよ。朝倉さん」

「そうよね! 流石は安藤くんだわ♪」



「「ということで! 【何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 2】3月25日発売です! 是非、書店での予約をお願いします!」」



「でも、安藤くん。何で書店での予約が必要なのかしら? 別に予約しなくても発売日に行けば書店に売っているからそれで大丈夫なんじゃないかしら?」

「朝倉さん、その考えは甘いよ……。甘い、実に甘すぎる! 朝倉さんは『何故かの』1巻発売の悲劇を忘れたのかな……?」

「1巻発売の悲劇って――あ、売り切れ……?」

「そう! 皆のおかげで『何故かの』の1巻が売れてこうして2巻を出せることになったわけだけど……悲しいことに、1巻の発売日には作者のツイッターに『買いに行ったけど売ってませんでした』という売り切れ報告も結構あったんだ……」

「せっかく買いに行ってくれたのに、売ってないと申し訳ない気持ちになるわね……。でも『何故かの』のレーベルはMF文庫Jだし、作者が秋葉原の書店に行った時はたくさん置いてあったけど、そんなすぐに売り切れになるのかしら?」

「朝倉さん、これは悲しい話なんだけど……新作ラノベの各書店への配本って結構、都心の大型書店を除けば地方や中小書店には各1冊から多くて4冊なんてザラにあるんだよ」

「ラノベの配本ってそんなに少ないの!?」

「しかも、場所によっては最初から入荷していない本屋さんとかもあるからね? 実際に作者の地元はラノベを取り扱っている本屋が5件あったんだけど『何故かの』が入荷した本屋さんは2件だけで各書店に4冊づつしか発売日にはなかったからね?


 そこで、大事なのが書店での予約になるんだよ!」


「つまり、書店で予約をすれば確実にラノベが発売日に買えるからってことかしら?」

「朝倉さん、それだけじゃないんだよ。書店での予約には他にも大事な『意味』があるのさ……」

「安藤くん、その意味って何かしら?」

「そうだね……。朝倉さんは『何故かの』の1巻が発売した時に、


『ラノベは発売から最初の一週間の売り上げが重要!』


 ――って話をしたのを覚えているよね?」

「確か、商業ラノベは次の巻を出せるかの判断が発売から一週間くらいの売り上げで決まるから、発売初日の売り上げが大事って話ね♪」

「それで、さっきの話に戻るわけだけど……」

「あ! 売り切れ報告ね……」

「そう! 発売日に買いたくても書店の在庫がなかったり、そもそも入荷していなかったりしたわけなんだよ。もちろん、都心や大型や専門書店は在庫があってもすべての人が家の近くにそれらの書店があるとは限らないからね」

「確かに、ツイッターでも地方に住んでいる人の売り切れ報告は多かったわね」


「だからこそ、ラノベは発売前の予約が重要なんだ!

 特にほとんどの書店はラノベの発注を決めるのが発売の一ヵ月前だから、理想は発売の一か月前……つまり、この時期に予約するのがベスト! なんだけど……それは人によっては難しいから、発売の二週間から一週間前までには予約してくれれば、発売日には書店に本が届くはずだね」


「つまり、予約は早ければ早いほど良いってことかしら?」

「うん【ISBN】って本に付けられるバーコードの数字が判明していれば、基本的にどの書店でも予約はできるからね。逆にこの【ISBN】が出版社のHPやAmazonの書籍情報の中に公開されてないと、予約ができなから注意が必要だね」

「あ、安藤くん! ということは『何故かの』2巻の【ISBN】も公開されているのかしら?」

「もちろん! それがこれさ!」






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*本書を書店にてご注文の方はこの画面を店員さんにお見せください。


タイトル

【何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 2】


作者【出井愛】


レーベル【MF文庫J】


出版社【KADOKAWA】


発売日【2019年3月25日】


ISBN

【9784040656656】






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「これなら誰でも簡単に予約ができるわね! でも、安藤くん。予約をしなくても『何故かの』が買えそうな人は予約はしなくてもいいのかしら……?」

「朝倉さん、そんなことはないよ。都心や大型書店での予約にも大事な意味があるからね」

「安藤くん、それって……?」

「それは書籍を予約することで、お店側や出版社がその本が売れているって『認識』できるからさ!」

「普通に売れているだけじゃ『認識』はされないのかしら?」

「朝倉さん、本屋さんにとってラノベの新刊って毎月100作~200作タイトルが発売するんだよ? その中の一タイトルが売り切れたって本屋さんにとっては『在庫が残らなくて良かった』で終わってわざわざ追加の発注はしないんだよ」

「そうなのね……確かに毎月100作以上もの新刊が入るなら棚に入るラノベも限られるものね」

「そう! 書店では『売れる』と確信の持てないタイトル以外はなるべく売り切るように在庫を発注するわけさ。そして、書店が『認識』しないと出版社へ発注をかけないから、出版社にとっても各書店へ配本したラノベが本当に売れたのか『認識』できないんだよ」

「そういうことね! 例えば、出版社がA書店とB書店に『何故かの』2巻を100冊づつ配本して、A書店は売り切れてB書店が90冊売れ残ったとしても、A書店が発注をかけなければ、出版社はA書店もB書店も売れたのかは認識できないのね!」


「まぁPOSデータがあるから正確にはもう少しややこしくなるんだけど……でも、最終的には出版社に発注が来ないことには書店に本が並ぶこともないんだ!」


「つまり、そのために発売前の『予約』が必要ということね?」

「そうだね書店で『予約』をすれば書店側はその本が『売れる本』だと認識できるから、発注数を追加することもできるし、予約や取り寄せで書店が出版社に発注をかければ出版社もその本が配本した数以上に『売れている』と『認識』できるよね? それが、多ければいずれ『重版』が決まることもあるんだ!

 特に大型書店や専門店なら、最初の配本が10冊だとして、そこに予約が2冊あれば配本分とは別に発注をするから、計12冊の新刊が発売日に書店へ入荷するんだ」

「安藤くん、それは何か意味があるのかしら?」

「もちろん! だって、予約の数だけ入荷数が増えるなら発売日直後に売り切れになる可能性が少なくなるじゃないか! それに、出版社にも予約が多いと『売れる』ってことが分かるから続巻も出しやすくなるしね」

「なるほどね! だとしたら、予約はなるべくした方が作品への応援になるのね♪」

「そう! だからこそ、俺は『何故かの』を読んでくれている皆にこれだけは、言わせてほしいんだ……」

「安藤くん! つまり、2巻の予約を――」



「2巻が売れたら、3巻でプール回をやります! 3巻で各ヒロインの水着イラストが見たければ『何故かの』を予約しよう!」



「――って、ここにきてまさかの脅迫!?」

「朝倉さん、勘違いしてはいけない。これは『脅迫』ではなく……純粋な『現実』さ」

「商業作品の辛いところね……」 スカーン……


「「というわけで【何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 2】3月25日発売です! 是非、書店での予約をお願いします!」」






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*本書を書店にてご注文の方はこの画面を店員さんにお見せください。


タイトル

【何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 2】


作者【出井愛】


レーベル【MF文庫J】


出版社【KADOKAWA】


発売日【2019年3月25日】


ISBN

【9784040656656】






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【次回予告】


「皆、いつも応援してくれてありがとう! 委員長よ♪

 相変わらずのダイレクトマーケティングよね……。


 クフフ……ここだけの話だけど、2巻を予約する人は好きなヒロインによっては以下の店舗で予約すると良いことがあるかもしれないわよ?



朝倉さんが好き!

【アニメイト】


桃井さんが好き!

【メロンブックス】


委員長が大好き!

【ゲーマーズ!】


妹ちゃんが好き!

【とらのあな】



クフフ……さて、どんな良いことがあるのかしらねぇ~?

え、安藤くん……? 安藤くんが好きな人は電子書籍も一緒に買えば良いことがあるんじゃないかしら? 


というわけで、皆? このわたしが『何故かの』の表紙を飾るためにも2巻の予約お願いね♪



さらに、2巻予約キャンペーンとして!

2巻を予約した人はカクヨムのコメント欄に好きなキャラを書いて


「委員長が好きです! 2巻予約しました!」


 とコメントをくれると、そのキャラからお礼コメントが返ってくるわよ♪



 と……宣伝はこんなところかしらね? まったく、2巻の予約が始まったからって次回予告の台本長すぎじゃないかしら? てか、わたしもこれだけ働いているんだからもっと出番を――え、本編の次回予告がまだ? 

 

 あ…………


 さ、さーて! 次回の『何故かの』は?」


次回「妹ちゃんのクラスは?」 よろしくお願いします!


「じゃあ、いつもの『ペタリンじゃんけん』を始めるわよ。出す手は決まった? もちろん、私は決めてるわ。じゃあ、いくわよ? 

 ペタペタ・ペタりん♪  じゃん・けん・ポン♪」 



 パーかな?



    パーかも?



チョキじゃない?




         パーだったりして……

















 本当にパーを出してくるかもしれないわよ……?


















【パー!】


「皆の予約コメント待ってるわね♪」

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