第172話「何故かの(桃井さんルート)」
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今回のお話は人気投票で上位になった桃井さんがメインヒロインのお話です。
本編とは関係ありません。本編のパラレルワールドと思ってください。
つまり「何故かの」桃井さんルートです!
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「安藤くん、おはよー♪」
「あ、桃井さん……うん、おはよう」
(うお! 学校一の巨乳で有名な桃井さんに挨拶された!? 多分、昨日の事を気にして、俺に挨拶してくれたんだろう。だとしたら、俺みたいな『ぼっち』と話して友達だって思われるのも迷惑だろうし、あまり親しくしないようにしよう)
(うーん、これは避けられてるのかなー? でも、仕方ないか……だって、昨日あんなことがあったばっかりだしねー)
昨日の体育の授業
「畜生! 山田の奴、まだ俺と桃井さんがいるのに倉庫の鍵を締めやがった……誰だよ! 山田なんかに倉庫の鍵を任せた奴は!?」
「こんな時に限って体育の授業の片付け当番なんて、私も安藤くんもツイて無いねー」
「てか、桃井さんはやけに冷静なんだね……大丈夫? 山田を殺○たくならない?」
「安藤くんって、意外と過激なんだねー……うーん、私は大丈夫だよ? だって、まだ五時間目だから、六時間目の授業で私達がいないってクラスの皆が流石に気付くでしょー? むしろ、それまでサボれてラッキーだよねー♪ あ! でも、確かに山田くんには少しオコ! かもねー?
うん! もう、プンプンだよー」 プルン!プルン! ←何かが揺れる音
(まぁ、これで安藤くんも少し落ち着いてくれればいいかなー?)
「はぁ……うん、桃井さんって凄いよね』
「ん? 何がー?」
(安藤くん、いきなり何かに納得した様子だけど、私が凄いって何のこと?)
「いや、だって桃井さんって周りの『空気を読む』のが得意じゃん? 今もわざと明るいキャラで俺を落ち着かせようとしてくれたし……なんか、そういう気配りを普段からクラスでしているのが凄いなぁ……って、思ったんだ」
(――は? え? ちょ、ちょっと待った! 安藤くん、何を……言っているの?)
「へ……?」
「ん?」
(それがきっかけで、私は自分の本性が安藤くんにバレているのを知った。そして、何故だか私は彼に自分の周りの交友関係が全て『偽者』なのではないか? という不安を暴露した)
「所詮、本性を隠して空気を読むだけで築き上げた『作ったキャラ』なんて、私の『偽物』にすぎないんだよ」
「いや、それは違うでしょ?」
(でも、彼はその私の悩みと不安を一蹴してくれた)
「だって、桃井さんは俺と違って多くの『友達』がいるじゃん。それは確かに、桃井さんが本性を隠した『キャラ』で作った友達かもしれないいけど、だからってその『友達』が偽物になるなんてことはないでしょ? じゃあ、その桃井さんの『明るいクラスメイトキャラ』も桃井さんの一部なんだよ」
(この日……だから、私は彼を好きになった)
そして、現在。
(でも、避けられてるんだよねー……)
「はぁ……」
「…………」
(何だ、何だ!? 何故、桃井さんは自分の席に座りながら俺の方を見てあからさまなため息なんて吐いているんだ? もしかして、昨日のアレの事を怒っていらっしゃるのか? 牽制か? 威嚇か?)
(うん……でも、諦めない! 好きなったからには一直線勝負だよね! なんとしても、安藤くんを落としてやるんだから! オー♪)
(何だ、何だ!? 今度はいきなり立ち上がってガッツポーズを決めたぞ! も、もしかして、桃井さんの本性を暴いてしまった俺を始末する決意でも固めたのか!? や、ヤバイ! これ以上下手を打つと、あのおっぱいに殺される!
よし、これからは桃井さんを刺激しないように、彼女にはなるべく近づかないでおこう……)
(フッフッフ……安藤くん、今日から、ガンガン責めちゃうんだから、覚悟しててねー?)
つづく
【次回予告】
「最近、私の出番が少ないと思わない? 皆、いつも応援してくれてありがとう! 委員長よ。
さーて、次回の『何故かの』は?」
次回 「何故かの(桃井さんルート)2」 よろしくお願いします!
「じゃあ、いつもの『ペタリンじゃんけん』を始めるわよ! 出す手は決まった? もちろん、私は決めたわ。行くわよ!
因みに、今日は【パー】ピックアップ! なんと2%の確率で【パー】を出しちゃうわよ!
ペタペタ・ペタりん♪ じゃん・けん・ポン♪」
【パー】
「ガチャって、当たっても嬉しくない星5もあるわよね♪」
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