美味しく沸き立つ鍋をつくろう、優しさを込めて

シンエンさま

美味しく沸き立つ鍋をつくろう、優しさを込めて

言葉と言葉が混じるもの、

その上、思想と文法、

掛詞というふりかけもいいかも、

それらを鍋に入れよう。


どうしよう、美味そう、

飯かこれと叫ぶような程度、

鍋に材料をこだわる、

このように作品を作る。


だが、

それでいいのか。

好きなのか。

言われて見りゃ、

そうなんだ。


まだ何か欠けていた。

まだ何かほしいんだ。

なんだろうな?


カッコいい言葉や

美しい言葉に溢れる現代は、

史上初の物が多く、

史上初の多さもある。


同じような、クリエイティブなものも、

真剣そうに書かれた小説も、

多いんじゃないか。


まだ何か欠けていた。

まだ何かほしいんだ。

なんだろうな?


人にいくら傷つけられても

心が冷めない程度の

優しさかも。


敵に何発殴られても、

相当数の感動プレゼントで返すような

愛じゃないか。


言われる人に近づこうとする、

勇気をもって謙虚と変わる

心の強さじゃないか。


EQ、IQの上にLQだ。

LはLoveだ。


そういう愛の風味が漂った、

食欲を誘うような、

愛の鍋を作ろうじゃないか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

美味しく沸き立つ鍋をつくろう、優しさを込めて シンエンさま @shinennsama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る