第19話 簡単に上達する秘訣


 金曜日。


 ──チュンチュン。

 小鳥が外で鳴いている。その声が目覚ましになったのか、僕の重たいまぶたがゆっくりと開く。


 「ん……もう朝か……」


 カーテンの隙間から朝の眩しい日差しがのぞき込む。

 そして目の前には……。


 「すぅ……すぅ……」


 安心しきったように眠る愛音さんの顔。

 距離で言うとちょっとでも動けばその薄い唇が僕の唇に当たるくらい。

 むしろ当たっていないのが奇跡なくらいだ。

 しかしそんな事になっていても驚かなかったのは慣れてきただろう。

 僕は体を起こし一度背伸びをすると、スマホを開く。


 「……ついに明日か」


 まだ当日ではないのに、緊張で身体が少し強ばってしまう。

 昨日は一昨日の反省を活かし愛音さんとのコンビネーションを高めた。

 たった一日で、というくらいには上手くいった……はずだ。

 もちろんそこだけでなく、腕の方もあげるための特訓もした。

 最終日の今日は今までの振り返りと仕上げだ。

 ダメでもともとだったが、ここにきて確かな手応えを感じていた。


 「……よし」


 僕は気合いをいれて起き上がる。

 隣にはまだ寝ている子がいるので細心の注意は払う。


 「…………」


 ベッドから脱出するといつものようにささっと着替えを済ます。

 いくら寝ているとはいえ……いや、寝ているからこそか、女の子の横で着替えるのはどうなのかと思うけれどここ以外は思いつかないし起きていないことを確認してからやっているためそこは勘弁してほしい。

 それにしても……。

 僕は部屋を見回す。


 「この部屋も慣れたもんだよな……」


 初めこそ女の子の部屋ということで意識してしまったりしたが今はそんなことはなく、むしろこれが普通だと思えてしまう。

 ……まあそんなことを言えば親友が全力で殴りかかってくるだろうけど。


 「そう言えば前に引き出しとタンスの上から二段目は開けるなって言われてたっけ……」


 なんか全部が懐かしく感じる。

 いや確かに気になるけれど……今もタンスの上から二段目から何かはみ出してるけど……。


 「…………」


 一度気になるとダメだ。どんなに意識を外そうとしてもソコにいってしまう。

 まあ見るなと言われた以上なにもしないけど。


 「とはいえここにいたらまた気になるだろうし……」


 どうしようかと思っていると、恐らく他の誰かが起きたのだろう扉の外で音がしたので部屋から出る。


 「あっ、ソラくんおはよっ」

 「凛菜さんおはようございます」


 そこにいたのは意外にも凛菜さんだった。

 凛菜さんは扉の隙間から部屋の中を覗くと。


 「あはは、カノちゃんはやっぱりまだ寝てるんだね」

 「いつものことですよ」

 「まだ一緒になってそんなに経ってないソラくんがそれを言うのはなー」

 「それでも愛音さんのことを少し知るのには十分ですよ。まあ知れたことは少ないですが、そのうちの一つなので」

 「間違いないね。でも知ったのはカノちゃんだけ、なのかな?」


 いたずらっぽく尋ねる凛菜さんの質問に、僕は即座に否定する。


 「そんなことはないですよ、例えば凛菜さんはこうやってからかったりしているけれど、実は一番気遣いができる女の子だったり」

 「そ、そうかな……?」

 「はい。そして愛優さんはなんでも出来るお姉さん……だけど見えないところで努力を続けている一番の努力家とか」

 「本当に僕達のことも見てくれているんだね♪」

 「凛菜さんは僕にとって大切な家族ですから」

 「なっ、そ、ソラくんそうやって人をからかうのはよくないよ!」

 「からかってるつもりはないけど……」

 「天然なら尚更よくないよ……」

 「なにか?」

 「ううん、なんでもなーい。ソラくんがボクのことを大切な家族って言うくらいボクにとってもソラくんは大切な大切な家族ってこと」

 「…………」

 「……」

 「「あははっ!」」


 お互いに顔を合わせ笑い合う。


 「ソラくん顔が真っ赤だよ」

 「凛菜さんこそ。あまり慣れないことは言うもんじゃないな」

 「そうだねっ」

 「ところで凛菜さんはこんな朝早くから何を?」

 「ボク? ボクは昨日の反省を生かして早めに準備」

 「昨日の反省?」

 「うん。ほら昨日はカノちゃんとソラくんがいなかったでしょ? だから少し色々追い付かなくて……情けない話だよあはは……」

 「その、お店の方は大丈夫だったの?」

 「全然大丈夫♪ って、言いたいところだけどね……正直に言うとかなり厳しかったよ」

 「すみませんなんだか全て押し付けるような感じになっていて」

 「そこのところはボクが、ボク達が選んだことだから気にしないで。それにボクや愛優姉の友達を呼んでなんとか回せたからさ」

 「それなら僕の親友も呼ぶよ」

 「えっ、いいの!?」

 「うん、きっと凛菜さんや愛優さんみたいな美少女と働けるってだけで泣いて喜ぶと思うよ」

 「流石にそれは大げさじゃないかな……?」

 「ちょっと聞いてみるね」


 僕はそう言うとスマホを開き、親友──聡志さとしにメッセージを飛ばす。


 『おはよう。突然なんだけど、今日から美少女の働く店でタダ働きする気ない?』

 『お前は何を言ってるんだ?』

 『いやマジマジ』

 『お前の美少女と俺の美少女の価値観は違う。この目で見るまでは信用出来ない……例えあの件があっても』

 『大会の日時の件はお前のせいじゃないって……』


 うーん。僕は首を傾げる。

 コイツのことだからすぐにでも了承すると思ったのだが……。

 すると凛菜さんは僕のスマホをのぞき込む。


 「難しそう?」

 「うーん、少し警戒はしてますね。俺とお前の美少女の価値観が違うって」

 「確かに人それぞれだからねー。あ、だったら写真撮って送るのは?」

 「……いいんですか?」

 「そんなに危険な人じゃないなら?」

 「…………」


 危険じゃない人、危険じゃない人かぁ……。

 ロリコン、変態、天才……。

 天才で変態でロリコンてある意味一番危険なのでは?

 しかし素直で、あることに関しては一生懸命……そして今回は“それ"に当たる。

 なので僕は精一杯オブラートに包んだ言い方で。


 「小さい子が好きでちょっと思考が残念だけど天才だから大丈夫だよ」

 「……それ、大丈夫って言うの?」

 「まあ中身はともかく悪いヤツじゃないからさ」

 「うーん、ソラくんがそこまで言うなら……」


 こうして僕は凛菜さんの写真を撮るとすぐさま聡志に送り付ける。

 そしてその反応はわかっていた通り。


 『了解した。その依頼受けるわ』

 『ありがとう、場所と時間はまた後で送るよ』


 「これでよしっと」


 スマホを閉じると凛菜さんはくすっと笑う。


 「本当にソラくんは凄いね」

 「そんなことは……」

 「ソラくんはすごい!」

 「どうしたんですかいきなり?」

 「えへへ、言ってみたかっただけ♪ なんだかボクなんかいなくても大丈夫な気さえしてきちゃうよ」

 「…………」

 「ソラくん……?」


 それは違うだろう。凛菜さんはそうやって自己評価をとても低くしているけれど、僕からしたら凛菜さんは……。

 そう思うとなんだか悲しくなって。


 「えいっ」

 「ひぃっ!?」


 僕は凛菜さんの頬を優しくつねる。


 「おぉ、これはこれは」

 「ひょらくん?」

 「柔らかそうだなとは思ってましたが、予想以上ですよ。なんだかまさに女の子のほっぺって感じがします」

 「ほれを今ひう?」

 「今だからこそ言います。それに僕、少し怒ってますからね」

 「なんれ?」

 「凛菜さんが凛菜さん自身をけなしているからです。凛菜さんは自分が思っている以上に素敵な方です。それなのにボクなんかなんて……悲しすぎますよ」

 「だからってほほをつねらなくへも……」

 「最初はそう思ってつねったんですけどね」

 「……いまふぁ?」

 「気持ちいいから離したくないというか、出来ることなら一生このままでいたいと言いますか」

 「やめへ!!?」


 このマシュマロのような頬を知ってしまったらやめることなんて出来ない。

 これをやめるだなんてとんでもない!


 「ボクらって怒る時もあるんらからね?」

 「ごめんなさい」

 「もぅ……」


 僕が指を離すと、凛菜さんはつねられたところをさする。

 今までなるべくみんなの柔肌とかを触らないようにしていたけれど、こう、なんというか、一度これに触れてしまったら癖になるというか。


 「…………」

 「ソラ、くん?」

 「えいっ」

 「ま、またぁ!?」


 気が付けば今度は逆の頬をむにむにしていた。


 「うん、やっぱり気持ちいい。さっきはマシュマロみたいとか思ったけどマシュマロに餅の弾力を追加した感じというか、本当に一生触っていたいと思ってしまう──」

 「…………」

 「はっ、ご、ごめん!」


 ストレートに殺気というか怒気を向けられ、すぐさま手を離す。

 今度は流石に怒られるな……と思っていると。


 「こういうのは二人きりになれる時にしてほしいな……」

 「えっ?」


 予想外の言葉に僕がその場で固まってしまう。

 二人きりになれる時……。男とは単純なもので、こんな言葉一つでドキドキしてしまう。

 それを見た凛菜さんはまるでイタズラに成功したと言わんばかりに笑みを浮かべると。


 「なーんてねっ♪ ソラくんもしかして、ドキッとしちゃった?」

 「あ、えっ!?」


 ようやく理解した僕はなんとも間の抜けた声を出してしまう。


 「あははっ、カノちゃんは簡単だけどボクと愛優姉を攻略するのはまだまだみたいだね♪」

 「どうやらそうみたいだね」


 ここに来て数日だけど、みんなのことを知れている……そう実感できた気がした。



 その後、朝食を食べた僕達は昨日と同じ場所へと向かう。

 調理場へ入るとそこには既に先生が立っていた。


 「おはよう、昨日の疲れは……大丈夫みたいだな」

 「あれくらいじゃ疲れなんて残りませんよ」

 「ほほう? 俺としちゃてっきり愛音ちゃんが夜空くんにお風呂でサービスでもしたのかと思ったんだが」

 「──ッ!?」

 「どうやら違ったみたいだ……って、お前さんどうしたんだ?」

 「い、いえなんでもないです」


 なんというか僕の周りって勘が鋭い人が多い気がするのは気のせいか?

 確かにあれのお陰もあるかもしれないけれど……。

 などと思っていると、先生はごほんと一つ咳払いをする。


 「昨日お前さん達に伝え忘れたことがある」

 「伝え忘れたこと……?」

 「それってケーキ作りのこと、ですよね」

 「ああ、これはある一定の条件を満たすだけで簡単に技術が上昇……いや急上昇する裏技だ」

 「「ほ、本当ですかっ!?」」


 僕達が合わせて詰め寄ると、先生は「落ち着け落ち着け」と宥める。

 僕は一旦離れ、先生の言葉を待つ。

 きっとその様子は傍から見たら餌を待つ小動物みたいな感じだろう……まぁそれは愛音さん限定だが。

 先生もこれ以上待たせるわけではないらしく、ただ一言はっきりと。


 「好きな人のために作る」




 ──それから数時間後。


 「ま、こんなもんだろ」


 先生からその言葉が出た瞬間、僕と愛音さんは安堵の表情を浮かべた。

 あの大手スフィールの元とはいえトップパティシエになった人からその言葉を引き出せたのだ、それりゃ安堵もするさ。

 でもそれ以上に僕は愛音さんのために一生懸命という言葉がふさわしいほど頑張ったのだ、それが報われたというのが何よりも嬉しかった。

 その時チラリと横目で愛音さんを見たが、彼女も同じ気持ちなのかとても柔らかい笑みを浮かべていた。


 「ま、俺にはまだまだ適わないがな」

 「それは当たり前ですよ……」

 「ははっ、確かにそうだ。だがな、どんなことでも諦めたらそこまでだ」


 「例えば練習をすれば1%勝てる可能性が出てくるとする。大切なのはその1%をどう捉えるかだ」

 「どう捉えるか……ですか?」

 「ああ。たかが1%、されど1%……やれば1%の確率が生まれるが、やらなければその確率すら生まれないんだ。俺は別に綺麗事を言いたい訳じゃないが、やらないよりかはやった方が、得もする」

 「つまり僕達もずっと続けていれば、いつかは先生を……」

 「超えられる、かもしれないな。そもそも超えさせる気はないんだけどな」

 「……」

 「冗談だからそんなに怖い顔するなって……。ま、それでもお前さんらなら超えられる可能性はあるかもな」

 「それは本当ですか?」

 「今はまだわからないかもしれないが、いずれ愛音ちゃんにも、夜空くんにもわかる時がくる。そしてその第一歩が今日だ!」


 先生はそう言うと満足気に部屋から出て行った。

 僕はその背中にいつか追いつきたい……そんな気持ちを抱いて、部屋の扉のすぐ横で待っていた先生を呼びに行ったのであった。



 その帰り道、僕と愛音さんは気がつけば時計塔のある公園へと歩を向けていた。


 いつか見た満点の星空……にはまだ程遠いけれど、星がちらほらと見え始めた頃、あのとき──愛音さんが僕に話しかけてくれた場所で僕達は腰を下ろしていた。

 とはいえまだ四月、このくらいの時間にもなると寒気が出てくるので僕はここに着くなり、自動販売機へ走り飲み物を買ってきたのだった。


 「はい、どうぞ。カフェオレで大丈夫?」

 「あ、はい。ありがとうございます」


 僕からホットのカフェオレを受け取ると、カイロのように暖を取る。

 それなりに暖まると、彼女はこちらに視線を移し、


 「これいくらでした?」

 「ん? 別にいいよこれくらい」

 「ですがそんなわけにはいきません。奢られるようなことをしたわけでもないので」

 「うーん」


 僕としては別に気にしないのだが、愛音さんはそうでもないらしい。


 「いつも美味しいコーヒーを持ってきてくれるからそのお礼……とか?」


 僕のその言葉がおかしかったのか、彼女は吹き出す。


 「ふふっ、どうして疑問形なんですか」

 「それもそうだね。……でも別に深い意味はないんだ。ただ僕が奢りたかっただけ」

 「それでは私はそのお礼として家に帰ったら美味しいコーヒーをいれないとですねっ」


 そう言うと愛音さんはいたずらっぽく笑う。

 愛優さんや凛菜さんはよくするが、愛音さんがしたのは初めて見た。


 「そういえばソラさんは時計塔の不思議と噂って知っていますか?」

 「時計塔の不思議と噂?」

 「はい」


 彼女はこの街のシンボルとなっている時計塔を見上げる。


 「この時計塔って入り口がないんです」

 「入り口がない?」

 「はい。360度どこから見てもどこにも入り口が無い、だけど毎年ちゃんと手入れはされている……不思議ですよね」

 「まぁ、そうですね」


 しかしその不思議には違和感……というより、僕が知っていることと違うことがあった。

 それは時計塔の入り口がない。

 確かに知らなければわかるはずもないが、確かにこの時計塔には入り口がある。入ったのはここに来た日のみだが、確かに僕はあの中に入ったのだ。

 それを言うかどうか迷っていると、愛音さんはその入り口があった方へと視線を向ける。


 「ですが、実は入り口はあるんですよ」


 すると彼女は立ち上がり、


 「もしソラさんさえよければ、行ってみませんか?」



 彼女の後に付いていくと、やはりと言うべきか辿り着いたのは僕が前に入ったあの場所だった。


 「ここなんですが……えっと、確か……」


 着くと同時に愛音さんは壁をペタペタと触わる。

 きっとあの場所を探しているのだろう、とはいえ今は知らない……という体でここに来ているし、そもそもあの時もたまたま当たっただけで正確な場所は覚えていない。

 力になれそうにないな、そう思った僕は大人しく彼女がソレを探し当てるまで待つことにした。


 ──それから数分後。


 「あ、ありました」


 その言葉と共に、彼女が手を当てていた場所は沈み、ゆっくりと扉が開かれた、

 このことを知っている愛音さんでさえ、苦労するのだ、そもそもこのことを知らない人がこの扉のことを知るのは到底無理ってもんだ。

 ……まぁそうなると、どうして僕がそれを知っていたのか、という疑問にぶつかるが……。

 視線を前に移すと、彼女はその細い手をこちらに伸ばしていた。

 そして。


 「そ、ソラさん行きましょう♪」

 「う、うん」


 僕は彼女に引っ張られる形で、あの時と同じ最上階へ。

 そこに着く頃には既に空は暗くなり、見渡す限りの星空、その光景に僕は見惚れてしまう。


 「ふふっ、気に入ってくれましたか?」

 「もちろんだよ、まさな夜はこんなに綺麗だったなんて」

 「私のお気に入りの場所のひとつなんです」


 彼女はにっこりと微笑むと、外の方へと歩き出す。

 ここにはちゃんと柵があるので、意図的にしない限りは落ちないようになっている。

 だからこそギリギリまで行っても安心出来るのだ。

 僕達は少しの間、そこから見える景色を楽しむと不意に愛音さんが口を開く。


 「さっき時計塔の不思議と噂の話をしましたよね」

 「あ、うん。そういえばしていたね」

 「時計塔の不思議はさっき見た通り、あの隠し扉のことなんですが、噂はそんな不思議な場所と街のシンボルから来たものなのでしょうか、時計塔の最上階で実ったカップルは永遠に結ばれる……というのがあるんです」

 「そんな噂があるんだね。確かに誰も知らないからこそ、ロマンチックな噂が出来たのかもしれないね」


 この時計塔には時計だけではなく、この最上階には鐘がある。

 それは下からでも見えるから、これを教会の鐘に見立てて、不思議に魅せられてそんな噂になったのだろう。


 「……ちなみにだけど、愛音さんはその噂って信じているの?」

 「私ですか?」


 そう質問されるとは思っていなかったらしく、彼女はうーんと考える仕草をとる。


 「私は……そうですね、信じています。例え不思議の事を知っていても、この場所にはなにか特別なものがあると思うので」

 「確かにそれはいえてるかも。こんな不敵な夜空の下で告白なんてされたら、とても嬉しいだろうね」

 「きっとそうだと思いますよ。だからいつかは私もここで……」

 「えっ?」

 「ふふっ、なんでもありませんっ♪」


 朝、凛菜さんにやられたのと全く同じことをもう一度、今度は好きな子からされた。

 その事に嬉しさを感じながら僕は、この素晴らしい景色を堪能することにした。

 僕がこの街で告白することになったらその時は必ずここで────。そんなことを思いながら。

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