第14話 折山 凛菜


 

 ピピピピピピピ──。


 目覚まし時計が鳴り響く。 位置は覚えているので、手を伸ばせばすぐに止められる。

 僕は目覚まし時計を止めた……ついでに言うと、僕の呼吸も止まりそうだ……って、なんだこれ。

 え、待って、これ本当に息が出来てないよな?

 パッと目を開けてみるが何かに密着しているのか、暗くてよくわからない。

 ただ、何かふにふにしていて、ほんのりと甘いケーキのような香りもする。

 いや待て、落ち着くんだ……まずは状況を整理しよう。

 とりあえずまずわかることは僕の頭は何かふにふにして甘い香りがする所に埋まっている。そして、僕の頭は抱きつかれているのか、しっかりと固定されて離れない。

 この状況から察するに……。

 僕の前に誰かがいる!?


 「…………」


 とりあえず少しだけ顔をずらし、なんとか呼吸を落ち着かせる。

 呼吸も落ち着けば自然と他もそうなってくるわけで。


 「……愛音さん?」


 そうなれば僕の前にいる彼女の事もわかる。

 どうして彼女だとわかったかは企業秘密。決してある一部分で判断したわけではないことだけは言っておこう。


 「…………」


 それにしても全然起きない。

 さっきからもぞもぞと動いているはずなのに、全く反応を示さない……まるで起きているけれどあえて何もしていないような……。


 「ソラさん、おはようございます」

 「……おはようございます」

 「ソラさんって抱き癖があるんですね、私初めて知りました」

 「えっ? ……あっ」


 言われてから気がつく。今僕は思いきし愛音さんに抱きついていた。

 これはあえて逸らしていたわけでもなく、そっちまで思考が至らなかっただけだ。


 「と、とりあえずすぐに解くから!」

 「はい。出来ればそうしていただねると……そろそろ愛優さんか凛菜さんが──」


 と、そこまで言った時だった。部屋の扉がそこそこの勢いで開く。


 「そろそろ時間だから起きて──って、もう起きてたのね。ソラさん、愛音おはよう」

 「あ、愛優さん。おはようございます」

 「愛優さんおはようございます」


 この状況を見て、何事も無いように接してくれる愛優さん。

 今はその心遣いがとてもありがたい。と、思っていたのに。


 「えーっと、こういう時はこんなことを言えばいいんだっけ……? ゆうべはお楽しみでしたね?」

 「抱きしめられただけですよ」

 「つまり事後ってことだね♪」

 「事故です……」

 「でも愛音を抱きしめてるよね?」


 言いながら目で愛音さんに説明を求める。

 するとそれを理解した愛音さんは思い出すように一つ一つ丁寧に説明を始めた。


 「まず私がソラさんを起こそうと身体を揺らしたのですが……その時に腕を掴まれましてそのままベッドへ」

 「そしてそのまま……」

 「だから何もしてません!」


 この人の前に、僕の叫びは虚しくこだまするだけだった。





 私はあの後すぐスイーツエンジェルの看板に、いつもと同じようにオススメメニューを書き込んでいた。


 「これでよしっと」


 看板:本日のおすすめメニュー。地元で採れたイチゴのショートケーキ。甘酸っぱいイチゴと甘いショートケーキを召し上がれ♪


 「ショートケーキ……」


 言いながら腕をぎゅっと掴む。

 微かにショートケーキの香りがする服。

 私は最近隠れてケーキ作りをしていた。

 もう二度とすることはないと思っていたのに、私は次作る時はあの人とって決めていたのに。

 ……本当なら今の愛優さんがいるところに立っているのは私だった、だけど私のわがままであそこには愛優さんがいる。

 それなのに今更……。

 考えれば考えるほどわからなくなる。ただどうしてか今からやっておかなければ後悔する……そんな気がした。

 ……だけど。


 「私はどうしたらいいんでしょうか」


 答えの出ない問いを誰に聞かせるわけでもなく、ただ空に向かって呟いた。




 スイーツエンジェルの閉店時刻が過ぎると僕と先生、そして今日は愛優さんも一緒に厨房に残っていた。


 「……ま、俺は最初からみんな教えるつもりでいたからいいんだけどな」

 「無理言ってすみません」

 「いや、向上心はいいと思うぞ。だから愛優ちゃんも申し訳なさそうにしなくていい。それに言っただろ、最初からみんな教えるつもりでいたって」


 先生はそう言うと愛優さんの肩をポンポンと軽く叩く。


 「ところで愛音ちゃんはこないのか?」

 「愛音さん?」

 「あー、愛音は多分来ないと思います。それにあの子は今ホールの方の担当ですし」

 「そうか。惜しいな……」


 先生はわかりやすく肩を落とす。まるで彼女にかなりの期待を持っていたかのように。


 「……その、愛音さんってそんなに上手なんですか?」

 「ああ、お前さんは知らないのか。……いや、知らなくてもいいか、それにこれは俺達から言うことでもないからな」

 「そのうち愛音の方から君に言うと思うから、それまで待ってあげて」

 「……わかりました」

 「ところでお前さん、体調の方は大丈夫なのか? また倒れられても困るぜ」

 「はい、その説は迷惑をかけました」

 「いいってことよ。ただちょっとばかり気になったことはあったが……それは今回作ってもらって俺の目で見ることにするよ」

 「そ、そうですか?」

 「じゃそういうことでショートケーキ作ってくれ。一応作り方はこの前教えたが……また念のため教えるか?」

 「いえ僕は大丈夫です」

 「私は先生のショートケーキを見てみたいけど……ここは我慢します」

 「はっはっ、終わったら見せてやるよ」

 「ありがとうございますっ!」


 こうして僕達はショートケーキ作りに取り掛かった。

 やはり経験の差がある、僕が最後の仕上げに移る頃には愛優さんは完成し、先生に味を見てもらっていた。


 「……あれ?」


 僕はここにきてようやく違和感に気がつく。

 生地に生クリームを塗る作業……確かナッペと言った気がしたけど、それはまだ習っていないはずなのだ。しかし身体は自分の思考とは別にまるでこういう風にやるんだと言わんばかりに丁寧にそれでいて手際よく進めていく。


 「……ほう」

 「そんな、どうして……」


 それを見た愛優さんは信じられないものでも見たように、先生はどこか確信を得たという反応を示す。


 「……あとは」


 透明な絞り用の袋の中に生クリームをいれデコレーションをする。

 今回はショートケーキだから丸口で大丈夫だろう。

 丸い口金を先端に取り付け、ケーキのふちに乗っける。

 口を引くだけでわずかに引っ張られたクリームは水滴のような形に固まる。

 あとはそれを丸い外周になぞって作っていくだけだ。


 「…………よし」


 最後の一絞りを終えるとやっと息をつく。その時に絞り始めてからほとんど息をしていなかったらしい。

 残りは洗ってあるイチゴを上に乗せるだけだから失敗とかはないだろう。


 「できました」


 愛優さんから遅れて先生の前にケーキを出す。

 それと同時に僕の腕を愛優さんがぎゅっと掴む。


 「ねえソラさん、君どこでその技術を習ったの?」

 「……えっ?」

 「スポンジに生クリームを塗る作業、ナッペって言うんだけどね。これって見た目以上にものすごく難しい作業なの」

 「そ、そうなんですか?」

 「力を込めすぎるとスポンジが潰れてしまう。かけなさすぎると生クリームがむらになる。時間をかけすぎると今度は生クリームの質感が揃わない。努力を続けてやっと出来るものなの」

 「それにその後のデコレーション。これもナッペ以上に難しくて、ひとつの玉のサイズをケーキの円周の大きさを均等に割った大きさにしなきゃいけない……でも君はナッペの時と同じように手際良くこなしてみせた」

 「偶然だと思います。ビギナーズラックってありますし」

 「偶然なんかじゃないよ……」

 「愛優さ──」

 「教えて!!」


 ふっと掴む力が強くなったと思ったら、こちらを見つめる瞳には今にでも零れそうな透明な雫を浮かべていた。


 「その腕は絶対に素人なんかじゃない、どこかで教わっているはず……ねえ教えて、私にも教えてよっ!」

 「…………」


 そうだ、僕は気付いてあげるべきだった。

 いつも裏で頑張っている愛優さんがどんな思いでやっていたか。

 だけどその必死の訴えには答えられない。そもそも今の僕には昔の記憶はない。

 そして覚えている限りケーキ作りを習ったことは無い、仮にあるとしてもそれは忘れている過去の事……そんな答えたくても答えられない問い。


 「──あっ。ごめん、こんな事言うつもりじゃなかったの……」

 「い、いえ。僕の方は大丈夫なので」

 「……すみません先生。ケーキの感想はまた後日でもいいですか? 今日夕飯の当番だったの忘れていたので」

 「わかった」

 「ありがとうございます。──っ!」

 「愛優さん!?」


 そのまま走り去る愛優さん。その後には透明な雫。

 僕は追いかけようとしたが、それは先生によって止められる。


 「よせ、お前さんが行ってどうなる」

 「ですが……」

 「気持ちはわからんでもないが、今はそっとしておいてやれ。それにこういうのは男よりも女同士の方がいい」

 「……ッ!」

 「落ち着け。仮にお前さんが追いかけたとしてなんて声をかける? 『自分にもよくわからないけど昔作ったことがあったみたい』とでも言うつもりか?」

 「それは……」


 違う、とは言いきれない。実際そう聞かれたら先生の言ったように答える可能性のが高い。


 「そんな事を言ってみろ、彼女は立ち直れなくなるぞ」

 「……はい。すみません」


 先生の真剣な声と表情に僕のしようとしていたことの愚かさを思い知らされる。

 と、その時だった。


 「あの〜、どうしたの?」

 「……凛菜さん」

 「ご飯になるから呼びに来たんだけど。そしたら愛優姉、凄い剣幕で出ていったよ」

 「あー、凛菜ちゃんその件については今は触れないでおいてくれ。別に君を蚊帳の外にするわけではないんだが……」

 「よくわからないけど、わかったよ。それならご飯は後にした方が良さそうだね、愛優姉リビングの方に行ったみたいだから」

 「なら先にお前さんのケーキの感想と一つ気付いた事を言っておくか?」

 「……お願いします」

 「ま、あまり気を落とすな、と言っても難しいだろうが、気にしすぎると他の人も心配になる」

 「そう、ですね」

 「ほーらソラくん、笑顔だよ笑顔♪ あ、それじゃあカノちゃんの部屋の秘密でも教えちゃえば笑顔になるかな?」

 「僕はもう大丈夫なので無関係の人を巻き込まないであげてください!」

 「あはは、そうそうそれくらい元気な方がいいよ♪」

 「凛菜さん……。ありがとうございます」

 「ボクにはこれくらいしかできないからねあはは」


 そんな風に笑うけれど、それでも僕の心は確かに軽くなった。

 こんな状況でもこのお店に元気があるのは、もしかしたら彼女がずっとこうして笑顔でいるからなのかもしれないな。


 「そんじゃ元気も出たみたいだし本題に移るぞ。まずケーキの評価だが……まあ、悪くは無いってとこだ」

 「悪くないですか?」

 「ああ。確かにお前さんの作り方は目を引くものがあったし、事実愛優ちゃんが嫉妬した理由もわかる。だが見掛け倒しにすぎない」

 「つまり作り方は良かったけど味は……ってことですか?」

 「そうだ。見た目はお前さんの方が上だが、味に関しちゃ愛優ちゃんの方がずっと上だ」

 「やっぱり愛優姉は凄いね♪」

 「うん」

 「ま、味なら俺の得意分野だからそこは任せてくれ。それで一つ気付いたことなんだが……」


 そこで先生は凛菜さんの方をチラリと見る。

 つまり、彼女がいると話しにくいってことだが。


 「……僕は大丈夫ですよ。どの道、いつかはみんなに言わなきゃと思ってるので」

 「そうか……」

 「?」


 凛菜さんは何のことだかわからないからか顎に指を当て、はてなマークを浮かべている。


 「まあお前さんがそう言うならいいか、俺は遠回しなのは苦手だから率直に言わせてもらう。お前さんの作り方、昨日見た時は単に似ているなと思った程度でしか無かったが、今日はっきりとした」

 「お前さんは愛音ちゃんの両親からケーキ作りを教わっている」




 ──白崎 愛優。


 あの後、厨房を飛び出した私はリビングで一人落ち込んでいた。


 「……はあ。あんなことするつもりも言うつもりもなかったのにな」


 私が何年もかけてやっと出来た事を彼は数回しかやっていないのに完璧にこなしてみせた。……いや、もしかしたら数回どころではなくそれだけの経験を持っていた可能性もある。

 しかし生まれつきナッペなどにあたる丁度いい感覚を知っている天才もいるのも事実。

 どうあれあの時の私の行動は……。


 「最悪、だよね。昨日彼のこと家族とか言ったのに……」

 「──愛優さん?」

 「愛音……」


 キッチンの方から声が聞こえ、そちらへ目を向ける。

 そういえば今日は愛音が当番だっけ。

 エプロンをつけた彼女が心配そうにこちらに駆け寄る。


 「なんだか元気がないように見えますが……」

 「ちょっとね、お姉ちゃん失敗しちゃって」

 「失敗?」

 「……なんというか難しいね。頭で理解しているつもりでも感情がそれを邪魔しちゃう」

 「もしかして、ソラさんのことですか?」

 「……うん」

 「そっか、愛優さんはソラさんのこと……」

 「えっ?」

 「い、いえ、なんでもありません」

 「はぁ。本当にどうしよう」

 「……素直に気持ちを伝えるしかないと思います。失敗したならそれを次にどう活かすかが一番大切です。って、これは受け売りなんですが」

 「次、か」


 果たして次なんてあるんだろうか。

 でも、もし次があったのなら、今度こそ……。



 ──潮乃 夜空。


 先生から衝撃の言葉を投げかけられた後、僕は気がつけばお風呂場で湯船に浸かっていた。

 というよりはイマイチ理解が追いつかない。


 「はふぅ……」


 湯船に浸かりながら考える。

 リラックスできるから良いのか、この時の考え事は大体上手くまとまったりする。

 しかし、今日だけはそうもいかないようだ。

 先生の言葉、そして愛優さん。ほんの一時間程度でこんなにも問題が発生してしまったのだから。

 そしてそれらの中心にあるもの……全てこの鍵のかかった記憶なのが困ったところだ。


 「いっそのこと、全部暴露した方がいいのかな」


 今までは他の人に心配とか色々思うところがあって隠してきたけど。


 「ああわからん! 誰か最適解を教えてくれ……ん?」


 一人こうして頭を抱えていると、不意に脱衣所の方から音がした。

 そちらへ目を向けると、そこにはどこかで同じような体験をしたと感じさせるような動きをする一つの影。

 これは間違いなく……お風呂へ入る準備をしていた。


 「ちょ、ま、待ってください!」

 「うん?」

 「凛菜さん? あの僕がまだ入ってるんで……」

 「あはは、ソラくんが入ってるのなんて最初から知ってるよ♪」

 「知ってるならそこで止まってください!」

 「えー、ボクもう裸になっちゃったし、ここでこのままってのは酷いと思う」

 「でしたら僕が先に出るのでそれまで……」

 「もうソラくんのえっち♪」

 「そうじゃなくて──」

 「お願い、少しだけ一緒に……」

 「えっ?」


 それは突然のことだった。いつも明るい凛菜さんの声が、そのたった一言だけ彼女なのかと疑ってしまうほど全く別のものに聞こえた。

 が、それもすぐに元に戻り。


 「それじゃ中に湯浴み着投げるから10秒で着てね!」

 「あ、えっ、ええええ!?」



 「……はふぅ。やっぱりお風呂っていいよねソラくん♪」

 「まあ、はい」


 結局こうなるのか。

 背中合わせで座りながら思わずため息が出る。

 あの後、本当に10秒後に入って来るなんて……。一応念のためと湯浴み着を着てよかった。

 時々スイーツエンジェルのみんなの貞操観念というかが心配になってくる。


 「……それで、どうしてこんな強引に」

 「そこまで強引じゃないよ……」

 「10秒で入ってくるなんて十分強引ですよ。もし僕が着ていなかったり着ている途中だったらどうするんですか」

 「うーん、とりあえず叫ぶ?」

 「完全に被害者と加害者が逆転してますよね……」

 「まあまあ、そんなことは無かったんだしいいじゃん。それにボクもたまには愛優姉やカノちゃん以外と入ってみたかったし」

 「そんな理由で……」

 「でも本当は確認したかったってのが一番かな……」

 「確認?」

 「うん、前々から少し気になってたけど、ソラくんって多分ボク達に言えない秘密をかかえてる……そんな気がしたんだ」

 「…………」

 「別に言わなくてもいいよ。ボクも無理に聞きたいとは思わないし、それに複雑な事情があるんだなってセンセーとのやりとりでなんとなく感じたから」

 「凛菜さん……」


 なんだ、僕は少し勘違いしていた。

 三人の中で一番みんなの事を把握しているのは愛優さんだと思っていた。

 しかし今ので確認した、三人の中で一番それに当てはまるのは凛菜さんなのだと。


 「ボクも愛優姉もカノちゃんも、みんなソラくんのことは信用してるから」

 「…………」

 「それに誰にだって言えない事情の一つや百はあるもんだからね♪」

 「ははっ、百は多すぎですよ」

 「……でも、そうですね。今が潮時なのかもしれません」

 「と、言うと?」

 「他の人には後で話しますが、先に凛菜さんだけ伝えておきます。僕が隠していた事を」

 「うん、聞かせて。ソラくんのこと。例えどんなことでもボクは笑っていてあげるから♪」

 「ありがとうございます」

 「ボクにはこれくらいしかできないからね」

 「……そんなことありませんよ」

 「そうかな?」

 「はい。これくらいしかって言いますけど、近くでいつでも変わらずに笑顔でいてくれる親友っているだけで安心するんですよ」

 「でも本当にそれだけだよ? ボクにはカノちゃんや愛優姉みたいにお店に直接貢献できるようなこともないし……」

 「それでもです。それに凛菜さんは掃除が上手いです。それは直接教えてもらった僕が何より保証します」

 「優しいんだねソラくんは」

 「それは凛菜さんもですよ。正直さっきまで秘密について言うか悩んでました……でも、凛菜さんと話していてようやく決心が出来たんです。凛菜さんになら……凛菜さんが一番最初に話す人なら出来る。このことをみんなに話せるって」

 「それならボクに沢山感謝だね♪」

 「うん、感謝するししているよ凛菜さん。僕は君の笑顔のお陰でこうして前に進める本当にありがとう」

 「うぅ素直に感謝されるのってむず痒いね、あはは」


 言いながら身体をくねくねさせる。

 やがてそれも収まると、彼女はいつにもなく真面目な声でこう言った。


 「それじゃあボクに聞かせて、ソラくんがずっと隠していた秘密を」

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