第12章 最善を尽くすには何をすればいいのだろうか?

第78節 ショーシャンクの空に



 で、俺を拉致らちしたマフィアにこの部屋へやれられてから、ふたた猿轡さるぐつわをかまされて、そのままさむ部屋へやにてうすぬの寝袋ねぶくろしばけられて一晩ひとばんじゅうごして、いま現在げんざいこのような監禁かんきんされた状況じょうきょうになってしまっているというわけだ。



 ◇



――これで、回想かいそうわりである――


――本当ほんとうに、一寸先いっすんさきやみだな。


 そんな、どこかでいたようなことわざ陰鬱いんうつ気分きぶんおもしつつ、俺は多国籍たこくせきマフィアの集団しゅうだんわたされた便箋びんせんに、くろインクのボールペンをはしらせ、家族かぞくへのおもいをつづっていた。


 この粗末そまつつくえとパイプ椅子いすもまた、俺が手紙てがみくために朝方あさがたになってからマフィアが用意よういしたものだ。


 そして、便箋びんせんわきには自宅じたく住所じゅうしょくよう要求ようきゅうされた封筒ふうとうかれている。


 あの、マフィアのなかでは唯一ゆいいつ日本語にほんごはなせるらしいほほきずのある銀髪ぎんぱつ白人はくじん中年ちゅうねん男性だんせい指定していされたとお内容ないよういていたが、身代金みのしろきんとしての金額きんがく不明ふめいのままだ。


――マフィア集団しゅうだんも、俺がいまどれくらいの資産しさんっているかは正確せいかくらないってことか。


 そんな分析ぶんせきをしつつ、かなでさんにもらった毛糸けいとまれたあおいマフラーを襟元えりもといている俺は、わるひとらに誘拐ゆうかいされて監禁かんきんされて、いのち危険きけんせまっていることを家族かぞくうったえる文章ぶんしょういていた。


 多国籍たこくせきマフィアに誘拐ゆうかいされたということ現在げんざい金融きんゆう資産しさんしめ通帳つうちょう写真しゃしんって指定していされたサイトにせてしいということ、それからあらためて誘拐ゆうかいしたマフィア集団しゅうだんから指示しじがあるということ、もし警察けいさつなどに連絡れんらくすれば俺は即座そくざころされて処理しょりされるということ、などなどを便箋びんせんくろのボールペンでマフィアに指示しじされたとおりにいていた。

 

 ちなみに昨夜さくやどおし、ほとんどねむることができなかった。


 この殺風景さっぷうけい部屋へやにて寝袋ねぶくろれられてしばりつけられて、あいだ自由じゆううばわれつづけていた手足てあしからだなしにかんつづけていた、うす寝袋ねぶくろぬの一枚いちまいへだててつたわってくるつめたいゆか感触かんしょくが、まだからだ全体ぜんたいしびれたようにのこっている。


――一夜ひとやでも牢獄ろうごくはいったひとって、こんな気持きもちなんだろーな。


 そんなことを、昨晩さくばんよる一夜ひとよくらくらしずんだしずかなやみなかで、何故なにゆえに俺はてん見捨みすてられたのかというおもいとともしずんでいた。


 だいたい、マフィアに指示しじされたとおりの文章ぶんしょうえたので、便箋びんせん封筒ふうとうってパイプ椅子いすからがって出入でいぐちとびらへとかう。


 そこには、日本語にほんごはなすことができる銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいが、相変あいかわらず出入でいぐちかためて見張みはっている。


 俺がかるなかからとびらたたくと、その男性だんせいくので、俺ははなしかける。


わりました」


 すると、おとこかえす。


とびら隙間すきまからしてもらおうか」


 そんなマフィアのおとこ言葉ことば呼応こおうして、俺はとびらかべ隙間すきまからそっとふみかれた便箋びんせんと、おもて住所じゅうしょ建物名たてものめいかれた封筒ふうとうれてす。


 俺のいた手紙てがみ手袋てぶくろ装着そうちゃくしたったマフィアのおとこは、しばらくその手紙てがみんでから俺につたえる。


「ふむ、ペンでいているというのに誤字ごじ脱字だつじもない。たいしたもんだ」


 マフィアの銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいのそんな日本語にほんごによる感心かんしん言葉ことばいてから、俺はたずねる。


「あの、金額きんがく指定していされてないんですけど、いくらくらい要求ようきゅうするつもりなんですか? そもそもたからくじの当選金とうせんきん税金ぜいきんとかでかなりかれてるんですけど」


 すると、いかにも軍人ぐんじん経験けいけんのありそうな銀髪ぎんぱつ中年ちゅうねん男性だんせいの、ニヤリともしない非人情ひにんじょう表情ひょうじょうともにこんな言葉ことばかえってくる。


「そりゃあ、銀行ぎんこうにあるぶんだけありったけ要求ようきゅうさせてもらうつもりさ。武人ぶじんとしてのなさけで一億いちおくえん程度ていどのこしといてやる」


 そんなはなし内容ないよういて、俺の脳裡のうりにこんなことがかぶ。


――やっぱり300おくえん、ほぼ全額ぜんがくか。


 そうおもった俺は、まえのドアガラスこうにいるおとこに、相手あいて機嫌きげんそこねないようにこう丁寧ていねい口調くちょうつたえる。


「あの、っているあいだはけっこうひまなんでせめてかばんなかにあるほんみたいんですが。ませていただけませんか?」


 すると、おとこが俺を見定みさだめるようににらみつけてこうう。


「ふむ、まあいいだろう」


 その冷酷れいこく声質こえしつに、俺はこころあせながす。


 俺はできるかぎり、普段ふだんどおりの態度たいどつらぬこうとしていた。


 すると、要望ようぼういた銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいがスーツのそとポケットからしたトランシーバーのようにえる通信機つうしんきらしき機械きかいのボタンをしながら、英語えいごでない外国語がいこくごなにかをはなしかける。どうやら、無線むせん仲間なかまんでいるようであった。


 俺はパイプ椅子いすのある場所ばしょもどり、おおきくいきいてこしける。


――ふぅ。


――あのほんなかに、ねえちゃんのスマートフォンをかくしているってことは、まだバレてないか。


 じつは俺は、かばんなかにある『ウォール街でのランダムウォーカー』という分厚ぶあついハードカバーのほん内部ないぶかみをくりぬく細工さいくほどこしてあって、そのなかねえちゃんからもらったスマートフォンをかくしているのである。


――俺は昨晩さくばん、マフィアにたずねられたとき、スマートフォンをひとつしかっていなかった。


――もうひとつはたずに、ほんなかかくしてひそめていたのだから。


――俺はなんにも、うそわなかった。


 そんなことをおもいつつ、昨晩さくばんあのワゴンしゃからりたさいにこけて、アスファルトの道路どうろってあおあざになってしまっている両手りょうてあとる。


 パイプ椅子いすすわった俺は、ともすれば心許こころもとなく不安ふあんおちいって絶望ぜつぼうしてしまう可能性かのうせいもあるこの危機ききてき状況じょうきょうもとで、あわれさをかんじながらしみじみと、かなでさんにおくられた毛糸けいとまれた青色あおいろのマフラーをでていた。


 そして、あたまなかではこんなことをかんがえる。


――1億円おくえん程度ていどのこすとかってたけど。


――1億円おくえんじゃ、あと12億円おくえんはらって旅館りょかん購入こうにゅうすることもできないし。


――美登里みどりかなでさんの世話せわを、一生いっしょうにわたってうしることもできない。


 そんなことをこころなかおもかべている俺は、以前いぜん弁護士べんごし島津しまづさんが、どうころぶかわからない物事ものごといどさいにはどういう行動こうどうをとればいいか、という事例じれいについておしえてくれたことをあらためておもかえす。


――予想よそうされるそれぞれの選択肢せんたくしの、最悪さいあくのパターンを想定そうていして、もっと被害ひがいすくない選択肢せんたくしえらぶことが最適さいてき戦略せんりゃく、か。


――それならば、俺がここではかなくもいのちとすことは、最悪さいあくのケースじゃない。


――もし身代金みのしろきんとして、300億円おくえんほぼ全額ぜんがくをマフィアにわたしてしまったら、俺たち家族かぞく生活せいかつ元通もとどおりとなり、もと木阿弥もくあみになってしまう。


――そしたら、旅館りょかん購入こうにゅうはおろか、きこもりのいもうと美登里みどり将来しょうらいや、中学ちゅうがく卒業そつぎょうしているだけでほかにはどこへもあてのないかなでさんの人生じんせいふたたくらいものになってしまう。


――ぎゃくに、俺のいのちはどうなったとしても、かねさえうしなわなければ美登里みどりかなでさんの生活せいかつまもられる。


――俺がここではらくくっていさぎよほうが、美登里みどりかなでさんがのこりの人生じんせい路頭ろとうまよって困窮こんきゅうするよりまだましだ。


――たんなる一人ひとりたいした人間にんげんじゃないこの俺のいのち価値かちと。


――300億円おくえんという大勢おおぜい人間にんげん人生じんせい左右さゆうできる、ちょう大金たいきん価値かちのどちらのほうがより重要じゅうようかなんて。


――あれこれかんがえて、比較ひかくするまでもない。


 そんな自分じぶんとしてのつたな判断はんだん十六歳じゅうろくさい子供こどもなりに昨夜さくやのうちにすでえていた俺は、便箋びんせんとも用意よういされ住所じゅうしょくよう要求ようきゅうされた封筒ふうとうには、住所じゅうしょべつ場所ばしょのものにしておいて、まったく出鱈目でたらめ建物名たてものめいいておいた。


 おそらく、マフィアはあの手紙てがみ封筒ふうとうれ、差出人さしだしにん不明ふめいでポストに投函とうかんするのだろう。


 しかし、存在そんざいしない建物名たてものめいかれているから、配達員はいたついん配達はいたつすべき場所ばしょはこの存在そんざいせず、あの手紙てがみはしばらく郵便局ゆうびんきょく保管ほかんされたあと廃棄はいきされるはずだ。


 インターネットのマップで住所じゅうしょ調しらべられるかもしれないので、その場合ばあいには最近さいきんてられたばかりの新築しんちく物件ぶっけんなので、まだネットじょうには建物名たてものめい登録とうろくされてないのだと誤魔化ごまかすつもりであった。


――俺は、もしも作戦さくせん失敗しっぱいすれば覚悟かくごはまがりなりにもませた。


――あとは、のこるために精一杯せいいっぱいあがいてみせるだけだ。

 

 パイプ椅子いすすわったままかおうつむけ、おおきくいきう。


 そして、おおきくいきく。


――あとは家族かぞくのため、かなでさんのために、やれるかぎりのことをやってみるか。


 そんなことをこうずな少年しょうねんらしいつよがった心持こころもちおもい、俺はむねなか鼓動こどうはげしくらしつつおもてげる。


――不安ふあんかんじないわけじゃない。


――恐怖きょうふかんじないわけじゃない。


――それでも、やるしかない。


 年度ねんどとしては高校こうこう一年生いちねんせい三学期さんがっきがやっとわるかわらないかという時期じきで、まだまだ到底とうてい大人おとなにはなりきれてなさそうな俺は、こころなか悲哀ひあい存分ぞんぶんいだきながら、せめて少年しょうねん漫画まんがのヒーローにあこがれるおとこらしく背伸せのびをする決意けついをする。


――俺は、かなでさんがあこがれてるっていうさむらいでもなんでもねーけど。


――せめて気負きおいだけは、武士もののふになったつもりで、やらねーとな。


 カチャリ


 不意ふいに、とびらほうからロックがはずれるおとがした。


 俺の心臓しんぞうはドキリとおとげてむねなかつが、なるべく表情ひょうじょうさないようにこころみた。


 ドアがゆっくりとひらいて、ほほきずのある銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいと、俺の通学用つうがくようかばんった中央ちゅうおうアジアけいらしき巨体きょたいおとこ部屋へやはいってきた。


 パイプ椅子いすすわっている俺のちかくに二人ふたりってきて、中央ちゅうおうアジアけい男性だんせいほうが俺のかばんなかからハードカバーの書籍しょせきした。


 そしてそのほんは、白人はくじん男性だんせいわたされる。


「このほんかね」


 銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいげんに、俺はあやうくつばみそうになった。


「はい、そのほんです」


――返事へんじは、簡潔かんけつに。


――しゃべりすぎるとボロがる。


 そうかんがえながら肋骨ろっこつなか心臓しんぞうをバクバクいわせていると、まえ銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいがこんなことを俺につたえる。


「ふむ、このほんは私もんだことがある。とはいっても私がんだのは母国語ぼこくごかれたものだったがな。投資家とうしか聖書バイブルともばれているほんだ」


 俺はこたえる。


「あーっと……そうみたいですね」


投資家とうしかになってもっともっとかねやすつもりだったんだな。そうはいっても、もうきみには無用むようかもしれないが」


「……えーっと、そうですね。でもひまなので、なにんでないと手持てもち無沙汰ぶさたですので」


人間にんげんとは、つくづくごうふかものだな。一生いっしょううにこまらなくなるくらいの富豪ふごうになってもまだまだかねやしたがる。それできみは、この投資とうしかんするほんをどこまですすめているのかね」


 そんなやりとりをわしていると、まえ銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせい表紙ひょうしをかけてほんひらこうとする。


――まずい、そのほんなかにはスマートフォンがかくしてあるんだ。


「あーっと、購入こうにゅうする株式かぶしきえらさい基本的きほんてきなふたつのやりかた比較ひかくしているところです。テクニカルとファンダメンタルっていう」


 俺がそうつたえると、マフィアである白人はくじん中年ちゅうねん男性だんせいの、書籍しょせきをまさにひらこうとしているそのまる。


 そして、俺のをじっと見定みさだめてこうう。


「よくおぼえているな、その内容ないようくわしくはなせるか」


 俺は、かつてんだほん内容ないようおもしつつ言葉ことばべる。


「えーっと、テクニカルが株価かぶかのチャートをてある程度ていど未来みらい予測よそくする手法しゅほう、ファンダメンタルがその会社かいしゃ財務ざいむ状況じょうきょう株式かぶしき適正てきせい価格かかくかどうかを見定みさだめる手法しゅほうってあたりです。でも水晶玉すいしょうだまでのうらないみたいなもので、どっちもそんなにやくたないっていてありました」


 マフィアは相変あいかわらず俺のかおをじっとている。そして俺にこうげる。


「ふむ、まあそんなものだ。しかししいな、それほどまでに勉強べんきょう熱心ねっしんなら、富豪ふごうのままでいれば、そこそこの投資家とうしかになれたものを」


 そんなことをって、マフィアの中年ちゅうねん男性だんせいほんひらかないまま俺にほん手渡てわたそうとかかげる。


 しかし、俺は咄嗟とっさにはそのほんばさなかった。


――なんとなく、わなくさい。


 そんな直感ちょっかんが、俺の意識いしきあらわれたからだ。


 俺がいた気持きもちのふりをしながら、そのねえちゃんのスマートフォンがかくしてあるほんにゆっくりばそうとすると、マフィアのおとこはそのほんふたたおのれ手元てもとせた。


ねんのため、もう一回いっかい調しらべさせてもらう」


 そんなことをって、ほほきずのある銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいはハードカバーの厚紙あつがみひらいて、パラパラとほんかみをめくる。


 ゴクリ


 マフィアのおとこがページがみ一通ひととおりめくっている様子ようすて、俺はつばんだ。


「ふむ、問題もんだいがないな。わたしていいだろう」


 そんなことをい、おとこ書籍しょせきかかげてくるので、俺はあわてずゆっくりとした動作どうさでそのほんる。


「あ、すいません」


 俺がほんりながらかる一礼いちれいすると、おおきなからだ中央ちゅうおうアジアけいっぽいおとこなにわず、銀髪ぎんぱつ白人はくじん男性だんせいとも背中せなかせてこの部屋へやからった。


 カチャリ


 ふたたび、そとからかぎけられたおと部屋へやなかひびく。


 俺は、あせらないようにいたふりをしてパイプ椅子いす移動いどうさせ、太陽光たいようこうほんむふりができるよう状況じょうきょう調ととのえる。


 そして、ドア方面ほうめんけ、ほんにしながらパイプ椅子いすすわる。


 かえってみると見張みはりのおとこはどうやら、銀髪ぎんぱつ東欧系とうおうけい男性だんせいから中央ちゅうおうアジアけい男性だんせいわったようであった。


 俺は、マフィアのおとこつからないよう、とびらけてゆっくりと裏表紙うらびょうしをめくる。


 そして、ポケットにれていたボールペンのさき慎重しんちょうに、おとをたてないように裏表紙うらびょうし厚紙あつがみ部分ぶぶんすこしずつやぶいていく。


 厚紙あつがみうすくなっている部分ぶぶんすこしずつやぶいていくと、裏表紙うらびょうし厚紙あつがみをくりぬいてスマートフォンがぴったりおさまるよう細工さいくしてあった様子ようすが、次第しだいあきらかになっていく。


 そう、俺はほんのページをくりぬいてスマートフォンをかくしていたのではなく、裏表紙うらびょうし厚紙あつがみをくりぬいてそこに厚紙あつがみとほとんどおなじくらいのあつさのスマートフォンをかくしておいたのだ。


――そなえあれば、うれいなし。


 そして、もうひとつのふだがスマートフォンと一緒いっしょに、厚紙あつがみなかたたまれておさめてある。


 金額欄きんがくらん日付ひづけ空白くうはくで、それ以外いがい必要ひつよう事項じこうすで記入きにゅうされている押印おういんみの小切手こぎって一枚いちまい


――これでなんとか、希望きぼうつながった。


――あとはこれらを使つかい、どうやってこの窮地きゅうち脱出だっしゅつするか。


 俺は、悪魔あくまめられたかのごとき、この牢獄ろうごくからどうやって脱出だっしゅつするかというすくいの手立てだてを、精神せいしん未熟みじゅく知識ちしきとぼしいこの高校生こうこうせい少年しょうねんあたまなりに、懸命けんめい懸命けんめいかんがえていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る