第55節 メッセージ・イン・ア・ボトル




 もう少しでとしけるというその深夜しんやの時間帯、薄暗うすぐらくなった豪邸ごうていのリビングには女子大生四人の寝息ねいきひびいていた。


 バルコニーにつながるリビングの大きな窓からは、このビルの南の方に広がる首都圏しゅとけんの夜の光が入り込み、部屋を仄明ほのあかるくらしている。


 姉ちゃんだけでなく、潤子じゅんこさんも結果ゆいかさんも莉央りおさんも、日本の銘酒めいしゅばれる類稀たぐいまれな日本酒を調子ちょうしに乗ってみすぎて、すっかり酔いつぶれてしまった。


 日本公共放送局N K Hえんずる紅白こうはく歌唱かしょう合戦がっせんも先ほど終わり、大画面のテレビモニターにはどこかのてら除夜じょやかねさまが映し出されている。


 姉ちゃんもその飲み友達三人も、ソファーやコタツできにており、かなでさんがかけてくれた毛布の下で各々おのおのの寝息を立てている。


 年末の仕事を終えたかなでさんと幸代さちよさんはもうすでにお風呂に入り、寝間着ねまぎに着替えて二人して和室に戻っていってしまった。


 今頃は、布団を並べて孫娘まごむすめ祖母そぼそろって眠りに落ちていることだろう。


 では俺は何をしているかというと、毛布をかけられた姉ちゃんが寝っ転がっているソファーを脇目わきめに、別のソファーに座りつつ大画面のテレビモニターの光の中、スマートフォンを操作していた。


 実は先ほど、父さんの携帯から俺に電話がかかってきたのだ。


 もちろん、すぐそばにいたのだろう母さんとも久しぶりに話をした。

 

 とうさんとかあさんはこの高層こうそうタワーマンションをタクシーで出発しゅっぱつしてからのすぐ翌日よくじつに、東京とうきょう青山あおやまにあった外国産がいこくさん乗用車じょうようしゃあつかっているれいのディーラーをおとずれ、一千いっせん万円まんえん以上いじょうする高級こうきゅう外車がいしゃ購入こうにゅう契約けいやく即金そっきんわしたのだという。


 そして、ここ二ヶ月にかげつはんほどはまずレンタカーで関東かんとう北上ほくじょうして東北とうほく太平洋たいへいようがわとおってフェリーで北海道ほっかいどうわたってぐるりと一周いっしゅうし、ふたた本州ほんしゅうもどって日本海にほんかいがわ南下なんか


 そのまま東京とうきょうって新車しんしゃわたしてもらい、ふたた日本海にほんかいがわもどって北陸ほくりく中国ちゅうごく山陰さんいん九州きゅうしゅう中国ちゅうごく山陽さんよう四国しこく近畿圏きんきけん東海圏とうかいけん日本にほん列島れっとう反時計はんとけいまわりに夫婦ふうふ仲良なかよままにドライブと観光かんこうをしながら美味おいしいものをめぐっており、大晦日おおみそかいま現在げんざい静岡県しずおかけん浜松市はままつしにあるとうさんの実家じっかかえっているのだという。


 そして大晦日おおみそかの今晩は、アメリカの数百億円の宝くじを子供が当てたといううわさを聞きつけた親族や地元の友達みんなで大宴会だいえんかいを開いていたのだという。


 今の俺の手にあるスマホ画面には、先ほど父さんのスマートフォンからSMSの画像転送機能で送られてきた、俺たち家族が特に仲の良い親族しんぞくである義叔父おじさんと叔母おばさん二人の様子が写っている。


 そこには、右におかっぱ黒髪でなんとなく色っぽい叔母おばさんと、左にその旦那だんなさんであるツンツンした髪を茶色に染めた義理ぎり叔父おじさんが、仲睦なかむつまじくそろって小さな酒盃しゅはいを持って並んで写っていた。


 二人とも四十を過ぎているというのに随分ずいぶんと若々しく見えるこの夫婦ふうふは、俺たち三人姉兄妹きょうだいが昔からしたしんでいた従姉妹いとこたちであるあおい瑠璃るり姉ちゃんの両親だ。


 右にいる、おかっぱ黒髪の四十を超えているようにはとても見えないどこか妖艶ようえんな女性は聖子せいこ叔母おばさん。父さんの実の妹であり、大阪おおさか看護師かんごしをしているとのことだ。


 そして左にいる、四十過ぎだというのに髪を明るく茶色に染めているきりっと表情が引き締まったこの男性は宏一こういち義叔父おじさん。医者の先生であり、大阪おおさかの市民病院で勤務医をしているらしい。


 とうさんのはなしによると、聖子せいこ叔母おばさんはむかしから成績せいせき優秀ゆうしゅう実家じっかのある静岡しずおかから関西かんさい名門めいもん大学だいがくである大阪おおさか旧帝きゅうてい大学だいがく医学部いがくぶ保健ほけん学科がっか進学しんがくして、そこでおな学部がくぶ医者いしゃたまごであった宏一こういち義叔父おじさんとったらしい。


 そしてもちろん、その高学歴で優秀な夫妻ふさいの子供たちであるあおい瑠璃るり姉ちゃんも際立きわだって頭が良く、瑠璃るり姉ちゃんにいたってはこの年の春に京都きょうと旧帝きゅうてい大学だいがく農学部のうがくぶ現役げんえき進学しんがくしたとのことだ。


 なお瑠璃るり姉ちゃんの話によると、学業がくぎょうの面ではあおいの方が優秀らしい。


 そんなことを思い返しながら、俺はスマホ画面に表示された写真を見ていた。


――聖子せいこ叔母おばさんと宏一こういち義叔父おじさんが実家にいるってことは。


――間違いなく、あおい瑠璃るり姉ちゃんもその場にいるってことだ。


 家政婦かせいふさんを二人雇ったということは一応電話で両親に報告したが、そのうちの一人が同い年の美少女で、しかもみではたらいてもらっているという事実は伝えていない。


――あおいられたら、られるだけじゃすまねーかもな。


――くわばら、くわばら。


 俺はふるわせ、SMSの画面を閉じる。


 そして薄暗がりの中で俺がわりにひらいたのは、コミュニケーションアプリであるRINEラインの画面であった。


 池袋いけぶくろで知り合った金髪ヤンキー少女である百合ゆりさんとのトーク画面を開くと、数日前に百合ゆりさんとわしたラインのやり取りが仄明ほのあかるく浮かび上がってきた。


 そのやり取りに添付てんぷされた写真イメージには、それぞれ百合ゆりさんとその弟の竜人たつひとくんの証明写真が印刷いんさつされた、千葉県ちばけん浦安うらやすにある人気テーマパーク、Wisneyウィズニー リゾートの年間パスポートカード二枚の様子が表示されていた。


 池袋いけぶくろから遠く離れた大宮駅おおみやえき近くの商店街の福引で Wisneyウィズニー リゾート、ランドとシーの両テーマパークで一年間遊べる年間パスポート引換券を自分の幸運こううんで引き当てたと信じた百合ゆりさんは、その年間パスポート引換券をどこかに売ったりせずに、きっちりと自分自身と弟のために使ってくれたのである。


――俺も、あんな仰々ぎょうぎょうしい準備じゅんびをして小芝居こしばいった甲斐かいがあった。


――よかったな、百合ゆりさん。


 ただ、百合ゆりさんが高校の友達だちこーに聞いてみたところ、テーマパークには飲食物の持ち込みは禁止されているので昼食代ちゅうしょくだい自腹じばらであるし、なにより百合ゆりさんが住む池袋いけぶくろからテーマパークのある浦安うらやすまでの交通費もバカにならないとの事だ。

 

 だから、百合ゆりさんはとしけたら池袋いけぶくろでアルバイトをしている例のゲームセンターのシフトを増やして、もっともっとバイト代をかせぐつもりだとラインで俺に伝えてきた。


 俺はそんな百合ゆりさんのラインに、『応援してる』とだけ返しておいた。


 そんな数日前の何気ないラインのやり取りをざっと流し見た俺は、そのコミュニケーションアプリを閉じる。


 そして、手元のスマートフォン画面にはデジタル時計の数字としての大きな時刻表示が浮かび上がる。


『23:59』


 ひと呼吸の後、そのデジタルクロックの表示が変わる。


『00:00』


――新年だ。


 薄暗がりの中、女子大生四人が寝息を立てる広いリビングで、俺はただそんなことを漫然まんぜんと思う。


 リビングの南面みなみめんから広がるバルコニーに通じる大きな大きな窓の向こうで、何かが光輝ひかりかがいたような気がした。


 足にスリッパをいた俺は、あたたかい床暖房のフローリングの上を歩き、ドアのように開けることができるまど部分ぶぶんから四十階以上の冷たい風吹きすさぶバルコニーへと出る。


 はるかはるか南東なんとう方角ほうがくに数十キロメートルほど離れたところで、地平線の上に色とりどりの花火はなびが小さく、音もなく空に打ち上げられひかかがやいていた。


 とおすぎるので、おとはまったく聞こえない。


 だが、その地平線ちへいせん間際まぎわにきらめき花咲はなさ花火はなびは、確かにその根元で新年しんねん祝賀しゅくがのおまつりが行われているということを示していた。


――あれは、Wisneyウィズニー リゾートのニューイヤーフェスティバルだな。


 ここから南東なんとうに数十キロメートルほど行った所にあるゆめくにしょうされるテーマパークで、新年しんねん年越としこしカウントダウンと、そのフェスティバルイベントが行われているのだということがわかる。


 千葉県ちばけん浦安うらやすにある Wisneyウィズニー リゾート、その花火はなびの打ち上がるはるかはるか彼方かなた埼玉県さいたまけん大宮おおみやにある高層ビルからながめ見て、あのゆめくにに行くことが子供の頃からのゆめだったという、ぐでピュアなヤンキー少女のにかっとした笑顔えがおが俺の頭に思い浮かぶ。


 俺は、自分が数百億円の資産を持つ大金持ちだということを百合ゆりさんに明かすこともできた。


 そして、テーマパークの年間パスポート代だけでなく、食事代も交通費も全て出すことができた。


――だが、俺はえてそれをしなかった。


 俺はどこかで、こんな格言かくげんのような言葉を聞いたことがある。


海辺うみべえているひとには、さかなあたえるのではなく、さかなかたおしえるべきだ』


 危険をおかして不良から助けてくれた百合ゆりさんにお礼をするにあたっては、俺にはテーマパークの入場料だけではなくて食事代も交通費も全て出すことができるだけの経済力はあるし、年間パスポートだけでは参加できないニューイヤーカウントダウンフェスティバルに招待しょうたいすることもできた。


 だが、俺はその選択肢せんたくしえらばなかった。


 俺は百合ゆりさんに、食べてしまえばそれで終わりの『さかな』を与えるのではなく、食べ物をつづけることができる『釣竿つりざお』を与えたかった。


――百合ゆりさんが、『アルバイトを頑張れば夢を叶えられる』という『やる気』を。


――えれば、『希望きぼう』を与えたかった。


 バルコニーにて俺は、遠く遠くに打ちあがるとても手の届きそうにない新年を祝う地平線近くのきらめきの群れを、透明な強化ガラスの向こうにただただながめていた。


 俺の心の中に、思いが沸き起こる。


――きっと、百合ゆりさんにとってもその方がよかったんだろう。


――いろいろあって、二十万円以上かかっちまったけど。


――おそらくは、あそこまで俺が色々と計画して行動して。


――俺の出した、年間パスポート代とかの色々とかかった費用以上の価値かちは――


 そこまで考えた所で、俺の頭の中で神経しんけいはじけた。


 可憐かれんが俺に出したクイズの内容が、脳裏のうりに思い起こされる。





 「第二問。この世の中にはお金持ちになれる人と、お金持ちになれない人がいますが、その一番の違いは何でしょうか?」





 おそらくはその解答かいとう辿たどりついた俺は、バルコニーを吹き抜ける冬の風の中でかすかにひとごとつぶやく。


「……そうか、それが答えか」


――可憐かれんの奴。


――予期よきせずに大金持ちになっちまった俺に、そんなことを教えようとしたのか。


――本当に、生まれながらの大金持ちって見えている世界が違うんだな。


 俺がそんなことをバルコニーの寒い空気の中で思っていると、後ろの方から窓が開く音がした。


 振り向くとそこには、まだ普段着のままの服装にスリッパを履いた、長いツインテール髪の妹の美登里みどりがいた。


 おのれのスマートフォンを持った美登里みどりが、バルコニーをとてとてと歩きながら俺に近寄ってくる。そして俺に伝える。


「……お兄ちゃん、あけおめ」


「ああ、けましておめでとう。美登里みどり


 俺が美登里みどりの声に応えると、妹は通話中らしいスマートフォンを俺にかかげてきた。


「…… twetterトゥイッター で新年トゥイートしたら小雅しゃおやぁさんから電話かかってきた。替わってって」


「え? 小雅しゃおやぁさんから? なんでだ?」


「……いいから替わって」


 美登里みどりはそれだけ言うと俺におのれのスマートフォンを渡して、寒風吹きすさぶバルコニーを嫌がるかのように暖房の効いたリビングに早足で戻っていった。


 俺が妹のスマホ画面を見ると、どうやら国際展示場で出会った中国人のコスプレイヤーさん、小雅しゃおやぁさんとライン電話で通話中らしい。


 俺はスマートフォンを耳に当てて、その電話に出る。


「もしもし」


太郎たろさん! けましておめでとう!』


 スマホスピーカーから小雅しゃおやぁさんの元気な声が聞こえてきた。


「ええ、けましておめでとうございます」


『相変わらず硬いな、太郎たろさん。敬語けいごとか使わなくていいぞ』


「いや、一応年上ですからね」


 そう電話口の向こうに返すと、小雅しゃおやぁさんが応える。


『そうか? 敬語けいごばっかり使っているとふかいをけているって印象いんしょうあたえることもあるよ? 臨機りんき応変おうへんが一番ね!』


「あーっと……まあ、性分しょうぶんなので」


 俺がそう返すと、小雅しゃおやぁさんが思いがけないことを述べる。


太郎たろさん、あなた姓氏みょうじだけど、タチバナだったよな? コスプレしてた公園であなたの学校の知り合いが話してたけど』


 俺は息を飲む。


 小雅しゃおやぁさんは、俺が何も返答しないのをお構いなしに、言葉を続ける。


太郎たろさん、あなた数ヶ月前に美国アメリカの宝くじで数百億円当てた高校生だろ』


 ごくり。


 俺は唾を飲み込んだ。


 そして、俺は頭の中で考えを巡らせていた。


――ごまかすことも、できる。


――とぼけることも、できる。


――だが。


 俺は腹をくくり、電話口の向こうにいる小雅しゃおやぁさんに言葉を伝える。


「……よくわかりましたね」


 すると、小雅しゃおやぁさんがこともなげに返してくる。


『まーな、実は昨日の晩に既にネット上にあった過去のニュース動画で声を確かめてたね。確信したのは今日コミマであらためて声を聞いてからよ』 


 俺は返す。


「そーですよ。たちばな啓太郎けいたろう、それが俺の本名ほんみょう。俺の本当ほんとうの……名前なまえです」


 すると、一拍の間を置いて小雅しゃおやぁさんが返してくる。


い名前だな』


 えた冷涼れいりょうな風が、バルコニーをさあっと吹き抜けた。


 俺が何も言わないでいると、小雅しゃおやぁさんからの異国の仙女せんにょささやくかのような声が届く。


『るゅ、てぃえんゆぅ』


「……え? なんですか?」


 尋ねるも、沈黙。


 ブブブブブブブ


 俺の手の中にあるスマートフォンが振動した。


 そのライン電話をかけている最中のスマートフォンの画面には、こんな文字がラインメッセージとして新たに表示されていた。


『呂 天羽』


 漢字が、ただ三文字送られていた。


 再びそのスマートフォンを耳につけると、小雅しゃおやぁさんの軽快な声が響く。


とどいたか? るゅ天羽てぃえんゆぅ、それがわたしの名前ね!』


「ええ、届きました小雅しゃおやぁさん……いえ、天羽てぃえんゆぅさん。素敵な名前ですね」


『一応、太郎たろさんが名前を教えてくれたからな! 礼儀れいぎね! 礼儀れいぎ! でもちょっとくらい教えてくれてもよかったよ!』


 電話口の向こうにいる小雅しゃおやぁさん、いや天羽てぃえんゆぅさんの照れた感じの気持ちが伝わってくる。


 俺は返す。


「俺も、実力じゃなくて運だけで何百億円も手に入れたなんて言えませんでしたから」


 すると、天羽てぃえんゆぅさんが応える。


『何言ってるか? 太郎たろさんがつかんだ天運てんうんならば、それは太郎たろさんのなに意味いみのある運命うんめいであり実力じつりょくそのものよ。太郎たろさん、てんあたえられた天命てんめい大事だいじにするよろし!』


 そんなことを言ってくれる天羽てぃえんゆぅさんのあかるい意思いしに、俺は気持ちがゆるむ。


「……はい、なんで俺なんかが宝くじに当たることになったかはまだわかりませんが、いつか見つけてみせます」


 俺が応えると、天羽てぃえんゆぅさんが伝えてくる。


『それよりもう一度いちど、うぐうぐの新年しんねんはじめての声音こえかせるね! わたしはいつのか、うぐうぐがわたし一緒いっしょにコスプレしてくれるときっているよ!』


「ああ、はい。妹に替わります」


太郎たろさんも、そのうちわたし一緒いっしょ美味おいしいものを食べ歩きするね!』


「はい、また機会があれば」


 俺はそんな簡単なこたえをして、このバルコニーとは異なって暖房だんぼうあたたまった美登里みどりの待つリビングへと向かう。


 開いた窓越しに中で待機していた美登里みどりにスマートフォンを渡してやると、妹は嬉しそうな表情と共にそのスマートフォンの向こうにいる新しい友達と話をし始め、薄暗いリビングの中をソファーの方へと駆けていった。


 俺が首都圏しゅとけん夜景やけいひかりあふれるバルコニーの方向へ振り返ると、強化ガラスの向こうはるかはるか彼方では、相変あいかわらず色とりどりの花火はなびが地平線の近くで小さく小さく打ちあがっていた。


――あの、海辺うみべ出会であった異国いこくのお嬢様じょうさまは、この地平線ちへいせんひろがる景色けしきのどこかにいるのだろうか。


 そんなことを、灯火ともしびのような夜景やけいながら、ただただおだやかな気持きもちでかんがえていた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る