聞いて、聞いて、聞いて

なんだかワクワクするのは、なぜ

なんて事のない会話、見慣れたはずの風景

それが違って聞こえ、違って見える

不思議

反対に、心の奥底に漠然とした不安

なんだかわからないけど、重い霧のように横たわってる

暖かい空気と冷たい空気が混じり合うように、

ワクワク感と不安感が対立しつつ混じり合う

それも不思議

緊張や恐れ、不安は今までも感じたことがあった

それとは違う

今なのかもしれない

今だったかもしれない

飛び去っていく空気の矢は、わたしを貫き、通り過ぎていくかのよう

まだ、間に合う

もう遅い

対立する想いが交錯する

だから、一歩を踏み出せない

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