第41話 気分
毎日、気分がいいって、楽しいんじゃない。
何があっても、気にしない気分って、いいよね。
何かがあったから、気分がいいというのではなくて、ただ気分がいい。
それって、いいことだと思う。
周りには、煩わしいことがいっぱいある。
けど、気にしない。
迷惑かけられることだってある。
迷惑かけていることも、きっとある。
自分では、なかなか気づかないけど、ね。
お互いさまなんだと思えば、別に気にすることじゃないんじゃないかな。
誰かのせいにしたり、自分を責めたりしたって、何にもならない。
何かいいこと起きるの?
ありえない。
誰にで会おうとも、何が起きようとも、いい気分でいれば、気にならない。
相手次第で、話しかけたっていいし、黙って通り過ぎてもいい。
どっちでも、大丈夫。
私は気にしないし、相手もきっとそうよ。
そう思えば、楽しいし、気が楽。
全ての人と話ができるわけじゃないし、友達になれるわけじゃない。
顔をあわせる相手だって、ほんのちょっと。
知り合いだから、話ができるとは限らない。
知らないから、話せないわけじゃない。
だから、気にしない。
いい気分でいることで、話し相手はできる。
そのときだけかもしれない。
楽しければ、それでいいんじゃない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます