第4話



 現地の鉱山に着いて、悪党が住み着いている洞窟の中へと踏み入れていくアイク達だが、それらしい人間の姿はなかった。

 代わりに出迎えたのは殺りく兵器の軍勢だった。


 アニスたちはそこから必死に逃げていく。


アニス「ちょっと、どういう事よー!?」

サテン「聞いていた内容と違います」

アイク「俺たちは上層部に切り捨てられたんだよ。危険人物としてな」

アニス「えぇ!」


 アイクは推測するその理由を話す。


 アイクの能力は人(生命)の未来の思考を読み取る特殊な能力だった。

 それを任務で応用しながら、相手の行動を先読みして勝利を収めていくアイクだったが、ある時任務でない時に能力を使って、上層部の秘密を知ってしまう。


 それ以来、アイクは目を付けられないように、やる気をなくしたようにして過ごしていたという。


アイク「つまり俺のせいだ」

アニス「普通のゴミ任務だと思ってたけど、陰謀だった! 凄い!」

アイク「何で嬉しそうなんだよ……?」


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