第3話
言い渡された任務は採りつくされた鉱山にすみついた悪党退治。
国の暗部と陰謀とかとは全く関係のない。狩猟犬の超能力者以外にもできる仕事だった。
現地に向かう飛行機の中でアニスが愚痴る。
アニス「とうとう前線から退けられちゃったよ、どうしようねアイク君」
アイク「楽ができて良いじゃねーか」
サテン「でも、皆さんの役に立てなくて悲しいです」
勤勉な隊員は不満げな様だった。逆に、アイクには任務自体への不満はなかった。
けれど、今までの怠け草を発揮して居眠りするわけでもない様子に二人は訝しむ。
アニス「アイク君、何やってるの?」
アイク「何って、武器の手入れ」
アニス「えー!」
アイク「えー!って何だよ。別に普通だろ」
アニス「アイク君が普通の隊員みたいな事してる!」
甚だ遺憾だった。
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