第5話 『えんこん!』
<概要>
人を恨んで生きてきた中学1年生の女の子は、今日もささいな事から相手を恨んで復讐を誓う日々を送っていた。そんなある日、恨みパワー『怨恨』を闇魔法に変える不思議なステッキを託されたから、さぁ大変! 彼女のせきららな日常(復讐劇)を描く、ハートフルポップコメディー見参ですっ!
<あらすじ>
『浦見つら美』(うらみ つらみ)は、今日も人を恨んでいた。
学校給食の際、大嫌いなニンジンを多く入れた配膳係のケシクズ(アダ名)に復讐しようと、翌日にシチューにゴキブリを入れ返した。しかし、それが憧れの男子、トシボー(アダ名)に見つかってしまい、クラス中から非難を受ける。だが、超マゾのつら美は、興奮してアソコがぐしょぐしょに濡れてしまい、トイレでオナニーをするも、イジメっ子のヤンママ(アダ名)と、キュリー夫人(アダ名)に上から水を掛けられ、復讐を誓う。
帰宅時、つら美が裏山で魔法陣を描きながら、サバトの黒ミサの儀式を行っている際、空から不思議な生物が降って来た。それは、宇宙からやってきたエンコン星のカワイイ小動物であり、エンキュベーターと名なる小動物は『えんきゅ』とアダ名をつけられた。えんきゅは、地球の怨恨のパワーを生命力に変える仕事をしていると言い、つら美に怨恨パワーを魔法の力に変える不思議なステッキを託した。かくして、つら美は魔法少女となり、怨恨パワーで復讐を果たし、えんきゅはそのパワーを集める事で利害が一致しコンビ結成となった。
つら美は、怨恨パワーによって魔法のステッキで変身すると、すっ裸になってしまう。これは、怨恨パワーを最大限に活用する戦闘スタイルであるから仕方ない。だが、顔は装飾品でかろうじて隠れ、ちっぱい胸とアソコには極小のニップレスが貼られているからギリギリOKなのだ。しかも、マゾのつら美にはそれが更なる興奮につながり、見られる事と羞恥心が合わさって、アソコはいつもぐしょぐしょであった。アソコがいつもぐしょぐしょに濡れているつら美は、怨恨パワーを使い過ぎると、ニップレスまでも剥がれてしまうから注意が必要だ。
だが、アソコがいつもぐしょぐしょに濡れているつら美の復讐生活も終わりを告げる。
なんと、地球に大量のエンキュベーターがやってきて、怨恨をもった地球人全てに魔法のステッキが託されてしまったから、さぁ大変! つら美は、怨恨にとりつかれてしまった人間を、もとにもどすため戦う事になる。つら美の戦いによって、クラスのイジメっ子であった、ヤンママとキュリー夫人は正気に戻り、仲間となって共に戦う事を誓う。しかし、憧れの男子トシボーが、怨恨に侵食されたケシクズによって拉致されてしまった。しかも、魔界の怨恨王である、『ベルゼバイブ』が復活してしまったのだ!
怨恨王ベルゼバイブによって、ケシクズだけではなく、ヤンママとキュリー夫人までもが洗脳され敵となって、アソコがいつもぐしょぐしょに濡れているつら美の前に立ち塞がる。だが、アソコがいつもぐしょぐしょに濡れているつら美も負けてはいない。ほとんどすっ裸になったヤンママとキュリー夫人を躊躇なく死に至らしめると、トシボーを救うべく魔界へと旅立つのだった。
<最終回>
魔界での戦いは熾烈を極め、アソコがいつもぐしょぐしょに濡れているつら美のアソコはさらにぐじょんぐじょんとなった。それほど過酷な戦いなのだ。かくして、ケシクズを躊躇なく倒し、怨恨王ベルゼバイブのトリプルバイブ責めにも耐え、アソコがいつもぐしょぐしょに濡れているつら美は叫んだ。
「私の怨恨は誰にも負けないのよ!」
その瞬間、つら美のエレクチョンは最高に達し潮吹き全開。戦いは終止符を打ったかに思えた。
だが、やっと助けたと思ったトシボーは、手足をちょん切られダルマ状態の愛玩具にされていたのだ。それを見たつら美のアソコがいつもよりぐしょぐしょに濡れ、怨恨最強パワーを発動し、魔界はおろか、地球全体をその光が包む。これで、地球上の怨恨はすべて浄化され、人間同士が憎み合う事は無くなった。これこそ、つら美の求めていた理想郷だったのだろうか。それはわからない。誰にもわからない。
そして、怨恨パワーを求め、エンキュベーターは更なる星へと旅立っていった。地球に平和が訪れたのだ。
それから100年あまりが過ぎた。
怨恨がなくなったこの地球では、戦争や争いは生まれなかった。
だが、争いもないが競争もなく、人々は穏やかになり過ぎた。
向上心も消え、文明はこれ以上の発展もなく、衰退の一途を辿る。
人々は無気力になり、やがて自殺者は増え、人口は10分の1まで激減した。
人類は、このまま絶滅してしまうのだろうか?
そこに。究極の怨恨魔法で深い眠りについていたつら美の魂が目覚めた。
つら美の使命は、もう一度人類に怨恨をもたらす事だった。それこそが、人類が活気を取り戻す術なのだ。つら美は願った。もうひとりの自分、強い怨恨を持った人間が現われる事を。それこそが、自分がベルゼバイブの意思を継ぐ事なのだと思い、もうしばらくの眠りにつくことになる。 おわり
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