エース「あっ、動くダンボールだ」

「にゃにゃっ！」

エース「こんなところで何してるんだい」

「にゃんでもにゃいにゃ。お話するにゃ」

エース「『お花のお話』でもするかい？ㅤこのお花、確かアイリスというんだったね」

「そうですにゃ。（ダジャレ上手いにゃ）」

エース「こんなお花がもっとたくさん咲き乱れるといいのにな」

「乱れていいのかにゃ」

エース「はは。そういう意味ではないよ。地面いっぱいに咲いてほしいってことさ」

「それにゃら、確かに。そういうところで、アレをする計画が……」

エース「アレって何だい？」

「じきにわかるにゃ。というかわかってるはずにゃ」

エース「ああ、きっとアレだね。そうだ。アダムくんの能力があったら、このお花を増やすことってできないのかな？」

「それは考えたことがなかったにゃね。もしかしたらできるかもしれないにゃ！」

エース「本当かい？　ㅤもし出来たらすごいな」

「今度、聞いてみる……にゃ！？　ㅤ雨にゃ！」

エース「本当だ。みんな、気をつけて帰るんだよ！」

「みんにゃ？ㅤ　あっ、ダンボールが！　ㅤ急いで帰るにゃ！」

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