告白の続き

「ふえぇぇぇぇええ、断るにゃ!」


「そうでも、ないのです。というか、イヌくん。この気持ちについて何か知っているのですか」


「いやぁ、えっと、よくはわからないんにゃが、夢で体験したというか、にゃんというか……」


「おそらく。ワタクシは今、苦しいのです」


「でも、なぜにゃ?ㅤ アイすることと苦しむことって何の関係があるにゃ?」


「それは、きっと。儚く散るアイだと気づいているからです」


「ポエマーのようだにゃ……」


「そうです。ワタクシは、ポエマーです。ちなみに、アイとワタクシを、掛けているのです」


「今日はよく耳が壊れるにゃ……」


「とにかく、未来はもう、見えているのですよ」


「そんなことないにゃ!ㅤ まだ、未来は見えていなかったにゃ。よぉし、アダムとその誰かのくっつき作戦開始にゃ!」


「誰かって……え?」


「ふみゃ?」

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