いよいよ自己紹介3

エース「ちなみに、君たちと同じ言葉を話せるのは、僕とベリ子だけみたいだ」


ベリ子「言語の種類って、元々たくさんあって、私はあまり話せないけど、エースは新語も話せるの」


エース「だから、彼らに何か伝えたいことがあるときは、僕を通してくれれば。さっきの映像も同時通訳させてもらったよ」


「それは助かります。我々が使える言語は、日本語と英語くらいで。英語は一応、ハローからグッバイまで喋れるのですが」


「アダム。そんな話より、ヒトに対して言っておくべき言葉がある気がするにゃ」


「ええと、それは何でしょう」


 ㅤボソボソ。ボソにゃ。


「「せーの、『お帰りな「にゃ」さい』」」


エース「どうも、ありがとう! ㅤただいま」


ベリ子「ただいま。エース、みんなにも伝えてあげて」


エース「ohkeaiewrainasai」


「thaediawiama!」


エース「みんな、ただいまって言っているよ」


「こんな日が、本当に来るなんて……思ってもいませんでした。というと、ウソになるかもしれませんが……」


「博士、博士の弟子。すべてのヒトに、感謝したい気分にゃ」


エース「とりあえず、これからどうしていこうか」


ベリ子「やっていかなきゃいけないことは、色々あるかもしれないけど。アダムとイヌみたいに、リラックスして、いきましょう」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る