いよいよ自己紹介1

「我々は、ダンボールではありません。ワタクシの名は、アダム」


「わがはいの名は、イヌ。にゃ」


「僕の名前はエース!」


「私の名前は、ベリ子よ」


「……」


「驚かないにゃか? ㅤわがはいたちを見て」


エース「君たちを見る前に、動いて喋るダンボールを見たからね」


ベリ子「あなたたちはロボットなの? ㅤとても賢そうね」


「それほどでもありませんが。それほどでもあるかもしれません」


「何を言ってるにゃ。アダム、早速アレの準備をしたいにゃ」


「そうですね。では、人類の皆様。唐突なお願いではありますが、あの家の壁の前へとお集まりください」

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