【口裂け女】口裂け女
高校生男子
「あ~あ、今日も学校楽しかったなぁ」
高校生男子
「けど学校で聞いた噂は最高だったな。口裂け女かぁ。そんなのいるわけないのに」
謎の女
「…………ねぇ」
高校生男子
「えっ! 俺ですか?」
謎の女
「アタシ……綺麗?」
高校生男子
「き、綺麗だと思いますけど……(ドキドキ」
口裂け女
「これでもぉ!?」マスクぱか~
高校生男子
「――っ!! そ、それでも、お姉さんは綺麗です!」
口裂け女
「口がこぉんなにも裂けているのにぃ!?」
高校生男子
「そうっす! 綺麗っす! それに、今なら整形とかそういう技術とか上がってるし、口も治せると思うんす!」
口裂け女
「…………」
高校生男子
「俺、バカだからわかんないっすけど、お姉さんが綺麗なのは間違いないっす!」
口裂け女
「あんた、良い奴だね」
l高校生男子
「あ、あざっす!!」
ツンデレ美少女
「へぇ……男ってばそういうの誰にでも言ってるんだ」
高校生男子&口裂け女
「「――!?!?」」
ツンデレ美少女
「なにそれ、さっきからデレデレしちゃってさ! いいですよぉ! その綺麗なお姉さんと仲良くすれば! 私みたいなちんちくりんはお呼びじゃないんですものね!」
高校生男子
「え、えっと……」
ツンデレ美少女
「もういい! 行くから!!」
高校生男子
「あ、ちょ……」
ツンデレ美少女
「あの時の言葉、本当は嬉しかったのに。アタシ、バカみたいじゃん……(ポツリ」ダッシュ!!
高校生男子
「あーっと……」
口裂け女
「何してんのよ、行ってあげなさいよ」
高校生男子
「口裂け女さん……」
口裂け女
「あの子、泣いてたじゃん。ほら、こんな所でうじうじしてないでさっさと行く! 大切な人なんでしょ!?」
高校生男子
「いえ、全然知らない子なんです……」
口裂け女
「じゃあ誰なのよあの女!?!?」
ただのストーカーさんだったよ終わり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます