心得1:車両は殺意を持って向かってくると思え

 時折走る凶器と呼ばれるように、自動車は十分凶器になる。もしかしたら、あなたの後ろから走ってくる自動車の運転手は、轢き殺す相手を求めて運転しているのかもしれない。

 殺意がなくとも、障害物にタイヤを取られたり、滑ったり、くしゃみをした弾みでアクセルを踏み込んだり、窓からスズメバチが飛び込んできてパニクったり、操作を誤る要素はいくらでもある。過労死が社会問題になっている今日では、運転手の急死も決してありえない事ではない。

 常に身を隠せる場所があるかどうか確認し、無いならば安全地帯がある場所まで素早く移動する事で、生存率が高まる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る