第3話話し合いをして.…

端末に記載されたコードを読むことで指輪が転送されてきた。指輪には神様の名前と効果が記載されている。どうやら、これで魔法などを使うらしい。 委員長の提案で残った人数でどうにかするために、1チーム5人の4組編成で1チーム1つの怪物を担当することになった。

「とりあえず、自己紹介すっか。俺は暁 智、神の効果は知恵と戦略だ。とりあえず、よろしく」

「あっ、次俺か、俺は芝 海斗だ、効果は海流だよ。女子たちよろしくねー」

おい、その挨拶はないだろ。

「私は、遠月 咲、効果は狩猟です、よろしくねっ」

あっ、自然とスルーする感じか。海斗の扱い慣れてるな。ちょっと関心してしまう。

「私は、日向 陽子、効果は医術と予言です。皆さんよろしくお願いします。」

「榊原 刀華だ、私は剣術でしか役に立てないが宜しく頼む。効果は鍛冶と火だ。」

ほぉ、以外と海斗を除けばまともな奴らだな。

「あーもう、何で私がこんなことになるのよ。ふざけんじゃないわ。ちょっと海斗っ!お腹へったから、何か食べ物持ってきて!」

前言撤回、やっぱ、まともじゃないな。はぁっと溜め息が漏れる。

「とりあえず、俺達が担当するメドゥーサについて話し合おうぜ」

「そうだね。これからのことを考えると、話し合った方がいいね」

「さて、どうしましょうか」

3人で話し合っていると咲が、

「はぁ?なに悩んでんのよ。メドゥーサなんだから、鏡使えばいいじゃない」

皆呆然と咲を見ていた。

「なっ何よ、何かおかしい!?」

「いや、お前が意外と頭キレるなと」

「うん、スゴいよ」

「ナイスアイデアです咲殿」

「そ、そう?まぁ、私ぐらいになればこんなもんよ」

うわー。やっぱり嫌なやつだ。心の底からそう思った。

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