第3話燃えろ!ダウンヒルバトル!
俺は京助に言われた通り10時に衣玖波山に来た。ものすごい人だ…いつも走ってる衣玖波山とは全く違う。山頂についた。いつもはほとんど人がいない駐車場にはS13、GTR、MR2、ランエボなどたくさんの車と人がいた。
そして山頂のスタートラインには京助がいた。
「やっと来たか渉」
俺は時計を見たが10時まであと五分ほどあったがいつものことなのであまり気にしない。
「驚いたか!渉!こいつら俺の所属チームの「GOemperor」のメンバーだぜ」
確かにすごい。これだけの人数が所属しているのか…
「みんな俺の記念すべき10連勝達成を見に来たから10勝目は骨のあるやつがよかったわけよ」
遠回しに俺に負けろといわれてるので腹がたった
「その連勝俺が止めてやる!」
「そうと決まったら勝負だ渉!」
衣玖波山山頂スタートライン
スタートラインに車を持って来たら両者自分の車に乗った。相手の京助の車はランサーエボリューション4だ。俺はちゃんと勝てるのかと焦ってきた。
ここまで来たらもうやるしかないあいつの連勝止めてやる。そう決心した。
「カウント五秒前!」
5
4
3
2
1
GO!
一斉にスタートした最初のストレートではやはり京助が先に出た。まずは高速コーナー俺は突き放された差を埋めるべく浅くハンドルを切って減速しすぎないようにコーナーを抜けた。ほんの少し差を詰めたがストレートで置いてかれる。序盤はストレートが長いので後二先の三連ヘアピンで差を詰めることにした。そこは別名サードヘアピンズと呼ばれ序盤スピードが載ってる車を追い抜かすのに最適だがストレートのすぐなので抜かすのは至難の技だ。
続いて直角コーナー京助はブレーキを遅らせてしまいかなりアンダーに出てしまい減速した。「もらった!」と俺は叫び京助を追い抜かした…が…ダメ!そのあとのストレートで抜かされた。だが、もうあまりスピードを出せるストレートはかなり後だ。
サードヘアピンズは三連ヘアピンが少しのストレートを挟んで3つ並んでいる。
まず一つ目京助は俺を抜かすためにアクセルを入れすぎてかなりアンダーにでてしまった。
京助「くそったれがっ!おれはこんな奴にまけるわけがない!そうだストレートではすごい引き離してるなのになぜコーナー一つで追いつける!なぜだ」
その間に俺は京助を抜かし一つ目の3連ヘアピンを通過した
ギャラリー1「なんだなんだ!今のs2000あの京助を余裕でぶっちぎったぞ!リーダーに報告しなくては!」
「こちらファーストヘアピン。リーダー!たった今s2000が京助をぶっちぎったぞ!右からスパーンと!どうぞ!」
「分かった後の奴らに伝えておく」
山頂
リーダー「面白くなってきたまさかあの2000のドライバーはそれだけの才能があったとは…」
ギャラリー2「まじかよあの京助をか」
ギャラリー3「面白くなっていたぜこの後が楽しみだ!」
次回へ続く
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