痛快、の一言に尽きます。いじめをテーマにしながらここまでテンポよく読了まで突き進む疾走感がとても気持ちよいものでした。わたし自身が勉強させていただく思いです。皆さん、この不思議な感覚に浸ってください!
主人公はチートでハーレムな異世界を想像していたのに、トラックにはねられてもいないのに、なぜか異世界に迷い込んで――。笑いを誘うコミカルなタッチの短編です。異世界定番と期待を裏切るところが面白く、結末もちゃんと定番をはずしていくところがニクく、すごいなぁって思います!そして出て来るのが「おっさん」!なぜ?!「おっさん」?!ちょっぴりスパイスの効いたシュールなところが好きでした。
笑い過ぎてイスから転げおちました。このネタならば、M1グランプリでも優勝できる!いじめられっ子の少年が異世界に行く設定のコントです。ファンタジーじゃないよ、これ。――いい意味で。おっさんのセリフが、分かりそうで全然分からなくて爆笑。おっさんのイメージが結局定まらなくて爆笑。もうダメ。だれか助けてくれw