第11話 勧誘

「いやよ」


さやにジョーカーズの勧誘をしたがアッサリと断られる。


「じゃあ私行くから」


6人目のメンバーになってはくれないか、ならばやめよう…なんて言わずしつこく勧誘してみるか。


朝も

「おい、さややろうぜ」

「いや!」


昼も


「おい、さや入ってくれ〜」

「しつこいわよ!」


夜も


「お前がいないと俺は眠れないんだよー!」

「ば、ばかそんな大声出さないでよ!」


ダメか。まあ、ダメ元だからな。仕方がない。

これは何か策を練った方が良さそうだな。

とりあえず一晩考えてみる。

仕方がない。ここからはボディタッチをしてみるか。



次の日の朝


お、さやだ。1人で黙々と歩いているな。ならば

さやの肩をポンポンと叩く。


「いやー!何触ってんのよ!私処女なのよ!処女に手を出したら責任取らなきゃならないのよ!」


「もしもーしさやさーん。なーにぶっ壊れた問題発言してるんですか?」


「あなたがそうさせたんでしょう」


なんか面白いな。その勢いであっちこっち触れてみる。


「ふざけないでよ。あなた!私の体にあちこち触れて楽しいの!?なら笑いなさいよ!笑えばいいんじゃない!?」


「まあ、それはさておきジョーカーズの仲間にならないかい?」


「あなた、前にもそんなこと言ってたわね。そのジョーカーズってなんなの?」


「ジョーカーズってのはジョーカーズバトルのチームのことだよ。仲間同士で腕を高め合うチームのことさ」


「そ、そう。意外とまともな団体だったのね。分かったわ入ってもいいわよ」


「よし!ジンの恋人捕獲!」


「はあ!?ジンって誰よ!?」


「いやいや、大した意味はないって、あははは」


これで俺たちのジョーカーズのメンバーは6人となった。








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