山尾しおり
第二話て消せるのか。知らなかった。
愛知七区ってここら辺の事じゃねーか。
親父は山尾さんに投票したらしい。
まあ政治に興味はない。
というか、誰に投票したか思い出せない。
数年前に介護職に転職しようと講座に通っていた際、講師の先生が
「やさしい社会」って政党のポスターを見て怒ってたのを何となく思い出した。
「やさしさは足りています。足りないのは力と強さと技術と知識と人手と気付きです」
「虐待やネグレクトをする家族が最初からやさしさを持って介護してなかったと思ってるんですか?」
「無関係な人ほど、距離が遠い人ほど『やさしさ』を求めて、介護に携わっている人々を追い込むのです。追い込まれた人が虐待やネグレクトを行うのです」
私が身障者スポーツセンターのプールに行った際、水着を忘れた身障者の方がいらっしやった。
彼は局部を丸出しにしていた。そして彼が服を着ようとすると介護職員が「着ちゃダメだよ。今電話して確認してるから」と言っていた。
着たって良いじゃないか、確かに服を脱ぐのに時間はかかるかもしれない。
一人にそんな時間はかけれないかもしれない、だったら腰にタオルを巻かせれば良い。
親が見ればショックを受けて泣くだろう、自分の息子が局部丸出しで放置されているのだから。
この介護職員に足りないの「気付き」と「知識」であって、「やさしさ」ではない。
多分、初志では介護職員として、利用者様に「あれをしてあげたい」「これをしてあげたい」と思っていただろう、彼に足りないのは能力なのだ。
なんとなくそんな事を思い出した。
これから介護に関わっていくなら忘れてはいけない事だ、ありがとう、しおり。
山尾しおり関係ないけど
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