雑記

第1話はじめに

明日あたりに新しいＰＣが届く。

その前にアカウントだけでも・・・と思ったが、待ちきれずスマホで書き初めてしまった。

新しい趣味として小説を書こうと思う。

それも私小説ではなく、フィクションの小説を書きたいと思っている。

自分語りになるが、この４月まで延髄梗塞で入院していた。

幸い麻痺は感覚だけで、動きに麻痺はないが、失調はあるので思うように身体は動かない。バランスが取れないのだ。

バランスが取れないと何が出来ないか、まず両足を地面から離せない。つまり、走れないし、ジャンプが出来ない。

その時点で殆どのスポーツは出来ない。

私がしていた柔道ももちろん出来ないし、それ以前に片足立ちが苦手になってしまった。

「それならば」と私はプールに行った。

私は子供の頃からスイミングに通っており、個人メドレーの選手であった。

水中であれば足を浮かす事も出来るし、趣味で体を動かす事が出来る・・・そう思ったのだ。

しかし、背泳ぎをしようと背浮きをした瞬間、私は上下の感覚がわからなくなり、腰ほどしか水がないにもかかわらず溺れた。

リハビリ入院をしている時、とにかく普通に生活をしたかった。

趣味とか本当にどうでも良かった。なのに「動作訓練」と言って私は革細工をやらされた。

今になればわかる。趣味は大事だ、生きる張りになり、目的になる。

当時の私は革細工に真面目に取り組んでいなかった。持って帰ってきたが、酷い出来だ。

在宅生活を始めてみて、ここまで今までやっていた事が出来なくなっていることに絶望し、趣味の大切さに気付いた。

長く休んだので失業中であり、就職活動をしなくてはいけない。

体がより動くように、これ以上悪くならないように訓練もしなきゃいけない。

それと同時に趣味になるような、小説を書こうと思っている。

願わくは小説を書く事が生活の張りになるように祈っている。