第9話 銀河の旅人~ブラームス交響曲第3番第3楽章より

銀のホログラム つかめぬ幻

まばゆい愛も 妖精の歌も

はるかな時を さまよい消える


海を照らす 月の光よ

潮は満ちて やがては波を引く

人の運命(さだめ) を重ねて揺れる


妙なる調べは

永遠に憧れ 夢を見てる  う〜〜


愛を無くせば虚ろな夜よ

神と女神であふれている

でもそれは嘘の ダイヤモンド


月を飲み込み

月の光 この身に燈す

解き放つ心を 明るい夢抱く


黒い森の

鏡の水面に 映る月を 風が砕く

夢の幻 はかなく消える 


廃墟に埋もれた 熱い望みは

月に焦がれて つかの間 砂に舞う

銀の雫に   抱かれて消える 


人は 求める

願いは銀河の果てに 届けと  おお


命は消えても 魂は見つける

愛しいあなた あなただけを

狂おしいほどに 信じる 祈りよ


夢の続き あなたと

〜〜〜


この詩は、ブラームスの交響曲第3番 第3楽章のメロディーに

乗せて書いた歌詞になります。

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